よくマップや行き先の時間を調べたりすると「徒歩何分」と表示されますが、算出方法はどのようになっているのか?正確に測っているのか、はたまた誰かが歩き計算しているのか?詳しく解説していきます。
不動産屋の徒歩時速①法律で定められていた
よく不動産屋で駅から「徒歩何分」なんていうように物件ごとにその時間が映し出されますが、それにはきちんと法律で定められていたのです。その法律とは「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」第5章 表示基準 第10条「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」の以上の二つに定められています。
不動産屋の徒歩時速②分速80m=時速4.8㎞で計算
そんな計算方法ですが、一分間につき歩いている距離80メートルと算出しているのです。そのため一時間は60分なので80メートルに60をかけて徒歩時速は4.8kmと決まっております。成人している方の徒歩速度内で計算していたのです。4.8kmなので、バランスの取れている徒歩時間と言えます。
不動産屋の徒歩時速③ハイヒールのサンダルで歩いた時が基準
分測80メートルという基準はどの様な人やどんな状況を基準にして定められたのでしょうか?それは一般的な成人女性がヒールの靴を着用して歩いた場合が基準となっており、この時に測定された分測が80.3メートルだったのでこれ元となったのです。
Google Mapsの徒歩時速は?
皆さんはマップを使うとすればグーグルmapsを使う方が多いのではないでしょうか?もっと正確に使っていただくためにグーグルmapuの徒歩時速などを詳しく解説していきますので、どうぞご覧ください。不動産屋では徒歩時速4.8キロで計算していますが、代表的な地図ナビゲーションアプリのグーグルmapsではどれぐらいの速度を基準にしているのでしょうか?
Google Mapsの徒歩時速は「5km」
こちらも分速80mで計算されており、時速は5キロとなっています。思ったより結構速く設定されています。尚且つ荷物を持っている状態や信号待ちなどを想定すると、もっと時間が掛かってしま恐れがあるのでグーグルマップの徒歩時速は5キロというのを覚えておきましょう。
実際に徒歩時速5kmで歩けるの?体験談を紹介
実際に徒歩時速が5キロで歩けるのかな?と疑問が湧いてきますが、実際にグーグルマップを使って目的地まで行った方の体験談からすると、マップ上で「一時間」と表示されたので待ち合わせ時間の一時間前に家を出発したのですが、途中から間に合いそうにないので走ったそうです。また時速5キロは普段あまり運動をしない方にとってはしんどい思いをするかもしれません。
徒歩とランニングの境界線は徒歩時速何km?
徒歩時速5キロで歩いていても運動に慣れてない人からすればしんどく感じて小走りになったり、逆に全然へっちゃらと感じる方も当然います。その徒歩とランニングの境界線はどのようになっているのか?詳しくご紹介していきます。