深海のギャング!怖すぎる顔のホウライエソの知られざる生態や特徴とは?

そんな恐怖な見た目をしている生き物ですが、なんと体長は35㎝とそこまで巨大ではないです。また体はどちらかというとペラペラで体重約67gと軽く体重もそんなに重くありません。そのため、より一層下顎と大きい牙が目立ち一番特徴的なのです。

ホウライエソの生態

ホウライエソは深海で暮らしていますが、深海と言えば食すエサが少なく貧困と言われています。それゆえに獲物たちを確実に捕らえるために大きく鋭いキバになったそうです。また長い背びれがユラユラと揺れ小魚をおびき寄せ、食す生活をしています。

ホウライエソの生息域・分布

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滅多に見かけることはないですが、そんな怖い顔を持った彼らは北海道太平洋などの水深200~2500メートル程度に生息しているのです。とても深いですのでもちろん遭遇しないわけです。別種類の深海魚もご覧になりたい方はこちら。

ホウライエソの見た目と違ったおバカな一面

意外にも怖いフェイスをお持ちのホウライエソは怖いだけじゃなく、おバカさんでおちゃめな一面も持っているのです。見た目で判断してはいけないとはこの事ですね。そんな一面があるのは想像がつかないと思いますが、ご紹介していきます。

牙が邪魔で口が閉まらない

なんと特徴的であるこの大きな牙が邪魔をして、口が閉まらないのです。先ほどにも書きましたがこのお口はやっぱり閉まらないのですね。こんな秘密を知ってしまったらもうこの子は怖くはありません。ですがやはり深海で生き抜くために頭部分やキバなどが巨大化し進化していってるのです。

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