「まずうちさぁ」の元ネタは野獣先輩!アドリブ説の検証や派生スレまとめ

そしてこれは、もしも野獣先輩が新聞紙になっていた場合、新聞の中にあるコボちゃんを読んでいかないかと誘っている風なセリフとしてのネタになります。もちろん新聞になるなどあり得る話ではありませんが、それもまたこのネタを面白くしている要因でしょう。

「まずうちさぁ、笹の木、あんだけど」

続いてはこちらの派生セリフになります。笹の木といえば、7月7日の七夕の日に短冊に願い事を書いてくくるという行事が非常に有名です。年に一度だけ織姫と彦星が天の川を挟んで出会うことができるとされている日になります。

こちらも七夕という特別な日に彼がなる、つまり七夕先輩になることで、皆に笹の木へ願い事を書いていってほしいと誘っている形になります。スレの中では「いいよ!来いよ!」という彼の有名なセリフにちなみ「114514円欲しい!」という短冊を実際に書いた画像まで上がっています。

「まずうちさぁ…あれ…あんだけど」

自分が何かを探していたり、思い浮かべようとしているけれどはっきりと思い出せない時には「あれ」「それ」などの曖昧な言葉を使用することが良くあるでしょう。続いてはそんな頭の回転が良くない時に使う言葉を当てはめたものになります。

本当はご紹介していますとおり「屋上」という単語が入るのですが、彼が思っている以上に物忘れがひどかったり、記憶力が悪い状態の時にはこんな風に言ってしまうのではないか、という予測からできたネタです。

「まずうちさぁ…炎の箱から脱出マジックするんだけど」

マジックでよくあるものといえば何でしょうか?マジシャンが持っているトランプが次の瞬間には別のカードに代わっていたり、まるで重力がそこだけ無くなっているかのように物が浮かぶ、というのもあります。次はそんなマジックを当てはめたものとなります。

このセリフの後に、元の語録の通りに「焼いてかない?」と続くわけですが、炎を出して焼くということはマジックとして失敗しているではないかというポンコツ具合が分かります。加えて元のセリフをうまくネタと組み合わせているスレです。

「まずうちさあ、卵、あんだけど」

大ヒットしたゲームの中に「モンスターハンター」というゲームがあります。様々なモンスターをプレイヤーがハンターとなって狩りに行く、というのが主なプレイ内容で、登場してから新作が次々と登場し様々なハードでプレイすることができるようになりました。

そんなゲームの中に、リオレウスやリオレイアといった飛竜種に分類される生物の卵を運搬する、というクエストがあります。リオレイアの方が雌で巣を守る役割を担っており、彼がリオレイアになったらこんな風に言うかもしれないというスレになります。

本当はそんなことをしたら追いかけられる

ちなみにこのモンスター、前述しました通り自分の巣を守る役割がありますので、当然自分の巣に侵入してなおかつ大事な卵を奪うなどということをすれば追いかけられてしまいます。ですので「運搬してかない?」などと誘うことは本来ならあり得ないでしょう。

「まずうちさあ、☆5、出たんだけど」

スマートフォンで楽しむことのできるソーシャルゲームも今日では様々なものがリリースされていますが、人気作の1つに「Fate Grand Oder」があります。TYPEMOONの手掛けるFateシリーズの1つで、ゲームの中には他ソーシャルゲームと同じく「ガチャ」が存在しています。

レアリティの高さは☆の多さで区別されており、最低は☆1、最高は☆5となっており、最高ランクの星5は排出率が非常に低くガチャで引くのは至難の業です。ですがそれを引いたことを彼が自慢しているというのがこのネタで、他ユーザーからの嫉妬を買っている姿が目に浮かぶようです。

「まずうちさあ、3階、あんだけど」

ビデオ本編ではご紹介していますとおり屋上に上がって後輩と一緒に日焼けをする、という流れになっています。今時屋上を持っている家などそうそう見ることはありませんので、彼の家が中々に裕福であることが伺えます。

そして、屋上の部分を「3階」とすることで、1つグレードダウンした形式としたのがこのネタになります。ネット上では下位互換先輩と言われたこともあり、他のセリフも1つランクダウンしたものとしてネタにされたときもありました。

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