まるでちっちゃな恐竜!鱗がかっこいいアカメカブトトカゲ
皆さんはトカゲという生き物をご存知かと思います。ですがその中にもアカメカブトトカゲという種類があったのはご存知ですか?普通のトカゲももちろんカッコイイのですが、こちらはもっとイカしており恐竜または小さなドラゴンとも言われているのです。他にも色々な魅力を紹介していきますのでどうぞご覧ください。
全身を覆う固い鱗
こちらの上の画像がアカメカブトトカゲで、下の画像が普通のニホントカゲです。見て分かるようにアカメカブトトカゲは、体に固いウロコがしっかりとあり、普通のニホントカゲだとウロコが一切なくツルっとしています。この固くカッコ良くてゴツゴツしたウロコや、頭部には兜をかぶったような見た目は彼の一番の魅力でもあり、ドラゴンとも言われている理由ですね。
成長するにしたがって鱗が大きく魅力的に
一番魅力的のこのウロコですが、これらは成長するにしたがって段々と大きくなっていきます。上の画像が小さいときのウロコです。体とともにウロコまで小さくプリっとしていて撫でたくなりますね。
下の画像は大きくなったときのウロコです。小さい時と比べるとカッコよさが増します。このウロコが小さな恐竜と見える一部分ですね。やはりこちらがしっかりとしてカッコよく、理想形となる立派なウロコです。
アカメカブトトカゲの鳴き声
こちらのアカメカブトトカゲはよく鳴くと検索ワードが上位になるくらい有名で、その鳴き声はグワグワやゴゥゴゥといった鳴き声なのです。また飼育環境が良ければ良いほど鳴いてくれると言われています一度こちらの動画でも確認してみて下さい。
アカメカブトトカゲの基本情報
では次は基本情報についてご説明していきます。ドラゴンのような見た目をしたカッコよさからトカゲマニアにはたまらないととっても人気で、まだまだ認知度の低いトカゲですが、これを機に皆さんに知っていただけたらと思います。
アカメカブトトカゲの生息地
一体このトカゲはどこに生息しているのか?それは国内ではなくインドネシアまたはニューギニアなどの熱帯雨林に生息しております。なお夜行性でお昼などの明るいときは葉っぱなどの日陰で休んでいます。
アカメカブトトカゲの体長
体長はどれくらいなのか?この見た目で大きければもうそれはドラゴンと言っても過言ではありませんよね。ですがそういう訳にもいかず、赤ちゃんの時は約10センチほどで、大人になるにつれて全長15センチから20センチほどの大きさになります。このカッコよい見た目で尚且つ小ぶりで可愛いと人気の一つなのです。
アカメカブトトカゲ名前の由来
名前の由来は、見た目からきていると言われています。目の周りが赤いのでアカメ。ドラゴンのようなウロコと兜をかぶったような大きい頭でカブト。といった感じでつけられたのでしょう。なお英名はred-eyed crocodile skinkで、日本語に略すと「赤い目のワニトカゲ」とピッタリ名付けられています。
アカメカブトトカゲの飼育方法
イカしている見た目から飼いたいと思う方も出てきたのではないでしょうか?こちらではアカメカブトトカゲの飼育方法をご紹介していきます。未だ完璧な飼育方法が確立されていないのですが、10年前に比べると今現在はもっと情報なども増えてきており、嬉しいことに飼いやすくなっているのです。
アカメカブトトカゲ飼育に用意するもの
まず始めに、生活する家となるゲージが必要になってきます。窮屈にならないようなるべく大きいものが良いのでしょう。そして温度調整の水入れも購入してください。また自然に寄せるために公園や森などで拾えるような枝や葉なども集めておくと良いテラリウムになるのではないでしょうか。
高温多湿の環境プラス風通しをよく
アカメカブトトカゲは暖かい気候でなおかつ湿気の多いところで生活するため、毎日ケージ全体に霧吹きし、保湿性のあるこちらなどの床材を購入してあげてください。また風通しをよくし最適温度は24度から28度くらいなので分かりやすく温度計を揃えるとなお良いでしょう。
シェルターを用意
シェルターは必ず必要になってきます。アカメカブトトカゲはとても臆病で、ペットショップで購入し家につれてきたばかりの時は緊張して大抵固まってフリーズしてしまいます。全く動かずジッとしているので、必ずシェルターを作って隠れ場所が確保できるようにしましょう。
アカメカブトトカゲの餌
食事ですが、基本この子たちは虫を食します。コウロギやゴキブリやミルワームなど。ですが私たちと同様に個体によって好き嫌いがあり、コウロギが嫌いな子やコウロギの足だけ嫌いな子がいて、その際には足をとってあげると食べてくれるようです。
その子たちのよく食べる好きなエサを見つけていくのがポイントとなりますので、色んな餌をあげるようにして様子を見てみてください。ミルワームについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみて下さい。
餌の頻度
餌の頻度ですが与えすぎず、一日おきくらいが丁度良いとされています。ですがこれらもその個体によりけりなので、よく向かい合い、観察しながら適度な回数を見つけてあげることが良いでしょう。
人工餌は個体による
人工餌を与えたいと思う方もいます。これらは最初に食べてくれたら与えても大丈夫です。ですがちょっと舐めてみただけで食べずに関心を示さなければ、もう二度と食べないそうなので無理やり食べさすのはやめましょう。これらもやはりそれぞれの個体の好みになってきて人口餌が大好きな子もいます。
ストレスで1週間食べないこともある
また臆病な性格の持ち主でもあり、ストレスを抱え込むと一週間エサを食べないことがあります。なので必ずストレスを与えないようにシェルターが必要になってくるのです。餌を食べなくなり心配で何度も覗き込んだりするのは逆効果となりますのでやめましょう。
住環境を見直すとともになるべく心配ではありますが、ほったらかしにし環境に慣れさせてあげることが良いです。なお、栄養不足により突然死する事もあるようなので、栄養が偏らないように注意し飼うことが必要となってきます。
アカメカブトトカゲは多頭飼いもできる
この子達は大人しい性格のため多頭飼いもできます。その際はゲージの広さもちろん必要となってきます。45センチのケージなら2匹飼育可能で、また60センチのケージなら5匹飼育可能です。また多頭飼育する場合に注意点がございます。
まずみんなに餌がいきわたるようにしてください。餌にありつけない個体がいないようにと注意が必要となってきます。また痩せている個体でも見た目に変化が分かりにくいので、定期的に体重計を測って確認するようにしましょう。これらも栄養不足による突然死に繋がりますのでご注意ください。
アカメカブトトカゲ飼育上の注意点
アカメカブトトカゲを飼うには色んな注意点がでてきます。もともと温度が高く、湿気の多いところで生息しているためそれに合った温度調節や湿度がありますが、やりすぎてもダメなのです。これらをご説明していきますのでご覧ください。
高温多湿すぎるとカビの原因に!
高温多湿が適しているといって大げさに設定してしまうのとカビの原因にもなってくるので注意が必要です。あまりにも高温多湿とならないようにしましょう。また夏の猛暑日にはクーラーで温度を調整したり、冬場は暖房を使い温度調整をすると良いでしょう。
定期的な水の交換と清掃
定期的に水の交換をしましょう。水の中でフンをしたりするので汚れがすぐでてしまいます。週に三回程度、水交換をし新鮮な状態を保ってください。またゲージなどの掃除をする際にも注意が必要で逃げないようにしつつ、その子たちにストレスがかからないように行いましょう。
アカメカブトトカゲの販売場所と値段
これまでアカメカブトトカゲの魅力やかっこよさをご紹介してきましたのでお家に迎えたいと思う方もいると思います。ではどこで買えるのか、値段などを詳しくご紹介していきますのでご覧ください。
ペットショップに行こう
まずはペットショップへ行きましょう。爬虫類は対面販売が必須なので、通販などでは買うことはできません。一度この目で見てから色々な個体と会って自分で選び、我が家に迎え入れましょう。別種類のトカゲの事も知りたい方はこちら。
1万円前後
気になるお値段ですが、この見た目の良さといい結構高値で売られていると思いがちですが、なんと一万円前後とかなりお得な値段となっており、初めて購入する方にも手を出しやすいお値段となっています。