釣りの幅を広げる!カヤックフィッシングを楽しもう!

Array

カヤックには、大きく分けて、シットインタイプとシットオンタイプの2種類があります。シートの座り方により分類されており、カヤック本体のなかに座るのがシット「イン」タイプ、カヤック本体の上に座るのがシット「オン」となりますが、カヤックフィッシングを行う際に適しているといわれるのは「シットオンタイプ」です。このシットオンタイプが好ましいとされる最大の理由の1つが、その安定性にあります。「カヤックの選び方=安定しているかどうか」といわれることが多いため、安定性があるかどうかを考えて選ぶことが大切なのですが、それは動きが大きい・多い釣りを楽しみたいと思うときであればあるほど、大切な基準となってきます。また、大きさとしては、池や湖などの淡水のフィールドであれば3メートル、海の沿岸部のフィールドであれば4メートルのものがよいでしょう。

カヤックフィッシングに必要な装備品

フィッシングカヤックを選んだあとは、装備品を選びましょう。カヤックフィッシングを行うときに必要な装備品としてまず挙げられるものが、安全対策としてのライフジャケットです。ここでは、ライフジャケットについて見ていきます。

ライフジャケットは必ず必要です

まずは、なんといってもライフジャケットです。カヤックフィッシングで、カヤックやパドル、ロッドなどの釣り道具と並んで最も大事なものがライフジャケットといわれています。水の上で行うことであるため、安全対策は必須であり、その対策の最も基本的なものがライフジャケットだからです。万が一、カヤックがひっくり返るなどして身体が水中に投げ出されてしまった場合、ライフジャケットがあるかどうかが命運を分けるといえます。また、カヤックと身体とを結ぶリューシュコードもあったほうがよいでしょう。

ライフジャケット以外にもこんな道具が必要です

ライフジャケットを選んだら、そのほかにはどのような道具が必要になるのでしょうか。カヤックフィッシングで必要な道具としては、カヤックを進めるためのパドル、海や川の河口部といった流れがあるフィールドで必要となるアンカーなどが挙げられます。では、ここからは、必要な装備品について見ていきましょう。

カヤックを進めるためのパドルで重要なのは軽さと耐久性です

なにはともあれ、パドルがなければカヤックを進めることはできません。移動のために必須となるこのパドルを選ぶときに大切な点が、軽さと耐久性です。たとえば海でのカヤックフィッシングでは、比較的長距離を移動することが予想されますが、漕いでいるときにパドルの重さが気になるようだと、肝心の釣りに集中することができなくなってしまいます。また、できる限り長く使い続けられるよう、耐久性に優れたものを選ぶようにしましょう。

カヤックフィッシングをより楽しみたいならアンカーも使いましょう

少しの波であれば、カヤックフィッシングを楽しむことができますが、より存分に楽しむためにはアンカーも必要です。せっかく好ましいポイントを見つけ、無事に到着したとしても、波に流されてしまっては釣りに集中することができず、釣果アップを見込むことが難しくなってしまいます。カヤックフィッシングの強みを最大限活かすためにも、アンカーを使用するようにしたいものですね。

カヤックをカスタマイズして、一歩上級の釣りを楽しもう

カヤックフィッシングを行う際に必要な装備品・道具に加えて、より一歩上級の釣りを楽しむためにカスタマイズすることも、カヤックフィッシングの醍醐味です。カスタマイズは決してハードルが高いものではありません。それは、カヤックの装備を自分が使いやすい位置に変えてみたり、魚群探知機といった道具をつけてみたりと、ちょっとしたことから始めることができます。

カヤックフィッシングを行うときの注意事項

ライフジャケットのところでもお伝えしましたが、カヤックフィッシングを行う際は、安全に十分注意しておくことが大切です。1つ間違えれば大事故につながり、命にも関わる事態が起こりかねません。ここでは、カヤックフィッシングにおける注意事項についてみていきます。

カヤックフィッシングには危険が付き物です

手軽に取り組むことができ、釣果アップを見込めるカヤックフィッシングですが、さまざまな危険が付きまといます。たとえば、波に流されてしまうこと、落水してしまうこと、漁船に衝突されてしまうことなど、危険は数多くありますが、まずは自分自身でできることは最大限行っておくという意識が大切です。

明確なルールはないものの、旗立ては不可欠です

カヤックフィッシングを行う際に注意しておくべきこととして、カヤックでの旗立てがあります。旗を立てなければいけないという明確なルールはなく、立てなかったからといって特に罰則があるわけではないのですが、自身の身の安全を図る上で、旗立ては不可欠といえるでしょう。カヤックではどうしても高さがなく、近くを通る漁船などからは見えないこともあり、最悪の場合、気づかれずに衝突されるということも起こりえます。そのため、存分に楽しむという観点から、安全対策はしっかりと行っておく必要があります。

まとめ

人気の高まっているカヤックフィッシングについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。せっかく釣りをするなら、積極的に釣れそうなポイントをガンガン狙って、大物をゲットしていきたいですよね。カヤックフィッシングにはそれを叶える要素が多くあります。そんなアクティブな釣り体験を、これからカヤックフィッシングをとおしてやってみませんか。