野崎コンビーフはトラウマ級の怖い絵?検索してはいけない理由

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野崎コンビーフのあの特有な雰囲気やどこか人を惹きつける魅力に様々な根も葉もない噂が立ちました。その噂の内容と真偽についてをここでは解説していこうと思います。野崎コンビーフと言えば一番に思いつくであろうあの絵にも驚きの真実がありました。

野崎コンビーフの製作者は「酒鬼薔薇聖斗」は真っ赤な嘘!

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先ずは酒鬼薔薇聖斗とは何かを説明していきます。1997年、14歳の少年が近所に住む小学生を殺し遺体の首を切り落とし学校の正門に飾ったという衝撃的な事件があり、その犯人の少年が残した犯行声明文に酒鬼薔薇聖斗という名前が書かれていたため便宜上犯人を指す名前としてこれが一般に浸透しました。

事件後、犯人両親が本を出版し、その挿絵に犯人酒鬼薔薇聖斗の過去に描いた絵が使われました。その絵の雰囲気が野崎コンビーフのイラストと雰囲気が似ておりこのような噂が立ったといいます。この酒鬼薔薇聖斗事件に関してさらに知りたいという方はこちらの記事をご覧になってみてください。

野崎コンビーフは「あたしはもうお嫁にいけません」とは無関係

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おそらく野崎コンビーフと聞いて真っ先に思い浮かぶのはこの絵ではないでしょうか。しかし、なんとこの絵は野崎コンビーフさんが描いた作品ではないのです。では気になるこのイラストの作者は誰なのでしょうか。

「あたしはもうお嫁にいけません」の作者は立島夕子さん

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赤と黒を基調とした恐ろしい風貌の女性の絵。この雰囲気が似ているところから2者は非常に混同されやすいです。しかし、こちらもプロの画家の方が思いや願いを込めて描き上げた芸術作品です。ここではその作者、立島夕子さんについてをご紹介いたします。

自身の経験をもとに描かれた作品達

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立島夕子さんは過去ストーカー被害や強姦未遂の被害にあっており、それがもとで精神を病んでいた経歴があります。あの有名な『あたしはもうお嫁にはいけません』は犯罪被害にあった自身の気持ちを強く表した作品で性犯罪への対抗の意が込められた作品です。

立島夕子さんの作品には性犯罪をテーマとした作品が数多くあり、被害者が味わったであろう深い悲しみや恐怖、不快感がありありと描かれています。絵画だけでなく人形作家という一面もあるため人形も数多くありその世界観は恐ろしいが深く考えさせられるものがあります。

花魁地獄太夫展が開催

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京都にある人形博物館「マリアの心臓」にて今年の6月22日から7月15日まで魔花魁地獄太夫展が開かれ、そこではなんと立島夕子さんの人形作品も展示予定となっているそうです。彼女の世界観のファンは是非行ってみてください。公式サイト様はこちら

花魁地獄太夫展は過去2015年にも開催されており、その際は人形師の三浦悦子氏や和紙人形を手掛ける堀井孝雄氏等多数の人形アーティストが参加し大盛況のうちに幕を閉じた展覧会でした。4年の時を経て新たなアーティストさんも加えカムバックということになりました。

人形博物館「マリアの心臓」とは

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京都の大原に居を構える人形を主とした展示品として取り扱っている博物館です。古今東西ありとあらゆる種類の人形を収集したとされる蒐集家・片岡佐吉氏のコレクションが所狭しと並ぶ古民家を改築して作られた和と洋の入り混じった特有の雰囲気が特徴です。

京都駅から、市営地下の鉄烏丸線に乗り「国際会館駅」で下車したら、バスを使っていくのが一番楽なアクセスの仕方のようです。大原・小出石行きのバスに揺られておよそ1時間、終点のバス停で下車すれば徒歩であとは2分ほどの位置だそうです。車でお越しの際は専用駐車場はないそうなので近隣のコインパーキングを利用する必要があります。

野崎コンビーフの製作者本人はどんな人?

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数々の場所で現在も精力的に活動を続けている野崎コンビーフの作者さん。ここではついにこの作者さんにスポットを当てていこうと思います。どんな方か気になっていた方は是非ここを読んでいってください。

野崎コンビーフ製作者はイラストレーター梶谷令さん

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イラストレーターや絵画講師として働く一方、研究論文を書きなんと博士合までも持っているというものすごい人物です。プロフィールでは一生アーティストと語っており自身の活動や絵画に対する熱意が非常に高い人物です。

梶谷令さんは多摩美術大学卒業の画家

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2019年に博士課程を修了しています。その勉強の傍ら「世界画廊」での若手の画家育成にも精力的に関与しており学業的にも実業的にも絵画に関する世界を盛り上げていこうという気迫を感じる方です。

梶谷令さんは様々な賞も受賞している

なんと受賞した絵や版画関連の賞の数は30以上。なかでも日本の美術賞の中ではかなり有名な部類の岡本太郎現代芸術賞で2018年に入賞を果たしています。また数々の図録などの出版物に絵やコメントを載せているようです。

梶谷令さんは現在も精力的に活動を続けている

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2019年に入ってから6か月現在の時点で4つのグループ展に参加し、さらに6月22日からの花魁地獄太夫展にも出展が決まっています。Pixiv等のSNSでもかなり頻繁な更新が見られ今もなお活躍真っ只中といえるアーティストでしょう。

野崎コンビーフ同様イラスト系で検索してはいけない言葉とされるワード

冒頭で説明させていただきました「検索してはいけない言葉」ここでは、野崎コンビーフと同じ様なイラスト関連の検索してはいけない言葉を3つほどご紹介させていただきます。見に行かれる際は十分に心の準備を行ってから行くことをおすすめします。また、この項ラストに他の検索してはいけない言葉の記事も載せておきますのでそちらもどうぞ。

検索してはいけない言葉①あういえお

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要注意レベル:★★★★★。よいこのあいうえお作文というトップページが出迎えてくれます。一昔前の教科書のような雰囲気とは裏腹にひらがなリストの先へ飛ぶと血、欠損といったグロテスク表現に溢れた単語とイラストが表示されます。

作者さんは漫画も連載している方で、そのせいかイラスト自体はとても美しくリアリティのある作品になっております。そのせいでさらにグロさに磨きがかかっているのは言うまでもありません。ですが一緒に掲載している漫画は普通に面白いのでそちらは一見の価値ありです。

検索してはいけない言葉②ベクシンスキーの絵

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要注意レベル:★★☆☆☆。ズジスワフ・ベクシンスキというポーランドの画家の方の作品です。ナチスによって行われたポーランド侵攻を幼少期に経験しているからか理由は本人のみぞ知るといったところですが、死や地獄などをテーマにした作品が多く退廃的で不気味な作品がほとんどです。

描いた絵にタイトルをけないというスタイルからその絵を描いた心情を推し量ることしかできませんが不気味という一言では語りつくせない魅力があります。こちらはグロ要素などはありませんので一度見てみることをお勧めします。

検索してはいけない言葉③二十八衆句

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要注意レベル:★★★★☆。これは日本の浮世絵師・月岡芳年と落合芳幾が描いた無残絵のことです。無残絵とはその名のごとく、人が人により無残に殺されている様を描いた絵のことです。当時の歌舞伎にあったスプラッターなシーンから着想を得て描かれたといわれています。

英名二十八衆句は2人がそれぞれ14作品ずつ描いたいわば合同のシリーズ物といったところでしょう。無残絵の代表格ともいうくらい界隈では有名な作品で芥川龍之介や江戸川乱歩等日本有数の著名な文豪達もこの絵に魅了されました。では最後に他の検索してはいけない関連の記事を置いておきます。興味がある方は見ていってください。

野崎コンビーフは独特の世界観を持つイラスト

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如何でしたでしょうか。確かに一見すると恐ろしく、すぐにブラウザバックしてしまいたくなるような絵ですが、作者さんの生き方や時代背景、その時の思いなどを知ったうえで見てみるとただただ怖いでは片付けきれない魅力を感じることが出来ます。

1度見たことがあるという方も、これを機に是非もう1度見てみてはいかがでしょうか。色々な知識を得たうえで見る作品は新たな発見や出会いが見つかるかもしれません。ここでは野崎コンビーフの他に立島夕子さん、ベクシンスキ、月岡芳年と落合芳幾等数々の芸術家達にも触れています。そちらにも興味を持つきっかけとなれば幸いです。

酒鬼薔薇聖斗についての記事はこちら

スープおじさんについての記事はこちら