野崎コンビーフはトラウマ級の怖い絵?検索してはいけない理由

おそらく野崎コンビーフと聞いて真っ先に思い浮かぶのはこの絵ではないでしょうか。しかし、なんとこの絵は野崎コンビーフさんが描いた作品ではないのです。では気になるこのイラストの作者は誰なのでしょうか。

「あたしはもうお嫁にいけません」の作者は立島夕子さん

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赤と黒を基調とした恐ろしい風貌の女性の絵。この雰囲気が似ているところから2者は非常に混同されやすいです。しかし、こちらもプロの画家の方が思いや願いを込めて描き上げた芸術作品です。ここではその作者、立島夕子さんについてをご紹介いたします。

自身の経験をもとに描かれた作品達

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立島夕子さんは過去ストーカー被害や強姦未遂の被害にあっており、それがもとで精神を病んでいた経歴があります。あの有名な『あたしはもうお嫁にはいけません』は犯罪被害にあった自身の気持ちを強く表した作品で性犯罪への対抗の意が込められた作品です。

立島夕子さんの作品には性犯罪をテーマとした作品が数多くあり、被害者が味わったであろう深い悲しみや恐怖、不快感がありありと描かれています。絵画だけでなく人形作家という一面もあるため人形も数多くありその世界観は恐ろしいが深く考えさせられるものがあります。

花魁地獄太夫展が開催

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京都にある人形博物館「マリアの心臓」にて今年の6月22日から7月15日まで魔花魁地獄太夫展が開かれ、そこではなんと立島夕子さんの人形作品も展示予定となっているそうです。彼女の世界観のファンは是非行ってみてください。公式サイト様はこちら

花魁地獄太夫展は過去2015年にも開催されており、その際は人形師の三浦悦子氏や和紙人形を手掛ける堀井孝雄氏等多数の人形アーティストが参加し大盛況のうちに幕を閉じた展覧会でした。4年の時を経て新たなアーティストさんも加えカムバックということになりました。

人形博物館「マリアの心臓」とは

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京都の大原に居を構える人形を主とした展示品として取り扱っている博物館です。古今東西ありとあらゆる種類の人形を収集したとされる蒐集家・片岡佐吉氏のコレクションが所狭しと並ぶ古民家を改築して作られた和と洋の入り混じった特有の雰囲気が特徴です。

京都駅から、市営地下の鉄烏丸線に乗り「国際会館駅」で下車したら、バスを使っていくのが一番楽なアクセスの仕方のようです。大原・小出石行きのバスに揺られておよそ1時間、終点のバス停で下車すれば徒歩であとは2分ほどの位置だそうです。車でお越しの際は専用駐車場はないそうなので近隣のコインパーキングを利用する必要があります。

野崎コンビーフの製作者本人はどんな人?

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数々の場所で現在も精力的に活動を続けている野崎コンビーフの作者さん。ここではついにこの作者さんにスポットを当てていこうと思います。どんな方か気になっていた方は是非ここを読んでいってください。

野崎コンビーフ製作者はイラストレーター梶谷令さん

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イラストレーターや絵画講師として働く一方、研究論文を書きなんと博士合までも持っているというものすごい人物です。プロフィールでは一生アーティストと語っており自身の活動や絵画に対する熱意が非常に高い人物です。

梶谷令さんは多摩美術大学卒業の画家

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2019年に博士課程を修了しています。その勉強の傍ら「世界画廊」での若手の画家育成にも精力的に関与しており学業的にも実業的にも絵画に関する世界を盛り上げていこうという気迫を感じる方です。

NEXT 梶谷令さんは様々な賞も受賞している