赤や黄色などアピール力の強い色合いです。水質の悪いところや光が当たりにくい場所、朝晩のマヅメ時などに使用されます。夜光カラーのように発光するルアーもあります。
デザイン性が高く、ルアースタンドで飾りとして使う方もいらっしゃいます。
ホログラム系
コノシロやボラなどの疑似餌。ブルー系などフィールドに合ったカラー。ホログラムがはいっているので反射が強いです。普段捕食している魚に擬態しているので警戒されづらい利点もあります。
リアルさを追求したルアーは芸術性が高く、こちらもまたルアースタンドで飾りとして使う方もいらっしゃいます。
スピンテールジグのアクション
魚のように揺れ動くためには
ただ巻きでも釣れるのがスピンテールジグの良さです。スピンテールジグのアクションは特色を十分に発揮できるように行うことが重要となってきます。
ストレートリトリーブ
これはその名の通り、まっすぐ一定の速度で引いていくリトリーブテクニックです。表層、中層、低層とルアーの泳ぐ層をキープさせます。また速度の調節も行います。これはすべてのルアーの基本となったアクションと言えます。
スローリトリーブでは夜のシーバス、クロダイ、メバル、アジなどの中層魚。
ミディアムリトリーブでは日中のシーバス、ヒラメ、メバル、アジなどスローでは見切られるときに。
ファストリトリーブではイナダ、かんぱち、サバ、カツオなどの青物や回遊魚。
スピンテールジグは基本的にリトリーブで行います。
ショートトゥイッチ
リールのハンドルを巻き続けながらロッドを小刻みに揺らしシャクリを入れます。こちらは高速な動きに対応してくる回遊魚などに行います。巻きの手を止めてしまうと追っていた魚の気がそがれてしまい、次に投げ入れても反応しない場合があります。ルアーの動きが止まらないよう注意しましょう。小型のスピンテールジグには向いていないでしょう。
リフト&フォール
持ち上げて、落とす動作を指します。水平状態のロッドを起こしたあと再び水平に倒しながらリールを巻きます。この時、持ち上げながら巻くのではなく倒した際に緩んだラインを巻き取るように行ってください。魚は視界から消えかかるものに反応します。上へ下へとルアーを動かし反応を待ちましょう。基本的にフォール時に食いつくことがあるので、ロッドが真上まできたあたりに反応がくるでしょう。
スピンテールジグの使い方
ルアーの動き
スピンテールジグはバイブレーションやメタルジグ同様に重さのあるものなので、飛距離も出ますし沈む速さもあります。着底したのちにリトリーブしていけば低層から順に魚をおびきせることが出来るでしょう。
リフト&フォールで動きを与える方法もありますが、波の動きが強ければ巻きの間にポーズをとるなど緩急を入れてもスピンテールジグの動きを阻害せずターゲットの魚にアピールすることが出来ます。一度魚が食いつきバレてしまったとしても、再び食いつく可能性があるのでガッカリするのは巻ききった後にするとよいかもしれませんね。
スピンテールジグの評判とインプレ
使い勝手と注意事項
スピンテールジグを使えば釣れないことなどないと言う方や、一投一投大切な場面でアピール力の高いスピンテールジグでは警戒されてしまうとの声、またブレードやフックまわりがすぐに壊れてしまった! と嘆く声もあります。商品の性能に左右されるので一概には言えないのが現状です。
商品説明の中にブレードやフック周りを強化したとの記述があれば安心でしょうし、自ら改造される方もいらっしゃいます。スプリットリングを外し好みのブレードやフック交換などをするようですが、ヘッドとブレード、フックのバランスを計算して作られている商品ですので改造するのは注意が必要でしょう。またメンテナンスも必要です。使用回数が増えればリングやスナップなど緩みがでてしまい、壊れてしまうこともあるでしょう。