スピンテールジグ特徴とは
回転する鉄の板が特徴
スピンテールジグは名前のイメージそのものです。スピンはくるくる回るようなイメージで、テールは尻尾。ジグとは疑似餌(ルアー)を意味します。スピンテールと略したり、テイルスピナージグ、テイルスピンベイトと呼ばれたりします。
水中で尻尾につけられたブレードを回転させながらゆらゆらと泳ぎます。ブレードの細かな動きは小魚の群れとも見せかけ、おいしい餌ですよと自己主張してくれる、餌を必要としない釣り具です。
ルアーの種類
- ペンシル
- シンキングミノー
- バイブレーション
- メダルジグ
- スプーン
挙げると切りがないほどルアーの種類は豊富にあり、性能としては浮いたり沈んだり、泳ぎ方が特殊なものや振動を使うものもあります。
スピンテールジグのボディには「バイブレーション」と「メタルジグ」が使われますが、アクションの違いはあるのでしょうか。
スピンテールジグの種類
スピンテールジグってなに?
バイブレーションやメタルジグなどの金属製ボディに回転するブレードをとりつけたものがスピンテールジグと呼ばれています。
他にも似たような名前でスピナーやスピナーベイトと呼ばれるものがありますが、スプーンを元にし甲殻類や昆虫などに擬態したスピナーと二股にわかれた針金に別の錘をつけたスピナーベイトは根掛かりしそうな場所に特色があるなど少しずつ性能が違い、別の種類のルアーであると言われています。
スピンテールジグのヘッド バイブレーション
中身に金属製の玉が詰められて音を出すタイプ。中身が詰まった重みのあるタイプ。最近ではさらに鉄製の板を使って振動を強めるタイプがあります。
スピンテールジグのヘッド メタルジグ
鉛を使用した重みのある疑似餌。鉛の質によって強度がかわるようです。飛距離が出る上に、まっすぐ引くだけでルアーがゆらゆらと揺れます。
基本的にはこの二つのルアーを使用していますが、他のルアーにブレードを取りつける方もいらっしゃるようです。
スピンテールジグのブレード
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コロラドブレード
見た目は平べったい玉のような形状。水流による振動が受けやすくバイブレーションが強い。 -
ウィローリーフブレード
葉っぱのように先端が細い形状。水流による影響が少なくバイブレーションは弱いが、表面に加工がされているので反射によるアピール力が強い -
インディアナブレード
ウィローリーフよりは角が少なく雫型にちかい形状。コロラドの振動力とウィローリーフの引きの軽さにフラッシュによるアピール力を合わせ持ったブレード。
水質が濁りルアーにアピール力を足したいときにはコロラドブレードが。リアクションバイト狙いならばウィローリーフのように泳ぎがうまいブレードがよいでしょう。市販のスピンテールジグにはウィローリーフが主に使用されているようです。