スピンテールジグおすすめ8選! バスも青物も釣れる! 使い方やインプレは?

ルアーの種類はたくさんあり、ビギナーにとってはどれを選べばよいのかとても難しい問題でしょう。時期やフィールド、魚のコンディションなど想定することはさまざまありますが、釣り場に持っていけるルアーの数は有限です。
まずは一種類のルアーの使い方をとことん学んでいくのもよいかもしれません。スピンテールジグはその中でも比較的扱いやすく、ブレードを外せるタイプなどでは別の手法もとれるようになります。手始めに購入するルアーの一つに取り入れてもよいでしょう。

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スピンテールジグ特徴とは

回転する鉄の板が特徴

スピンテールジグは名前のイメージそのものです。スピンはくるくる回るようなイメージで、テールは尻尾。ジグとは疑似餌(ルアー)を意味します。スピンテールと略したり、テイルスピナージグ、テイルスピンベイトと呼ばれたりします。
水中で尻尾につけられたブレードを回転させながらゆらゆらと泳ぎます。ブレードの細かな動きは小魚の群れとも見せかけ、おいしい餌ですよと自己主張してくれる、餌を必要としない釣り具です。

ルアーの種類

  • ペンシル
  • シンキングミノー
  • バイブレーション
  • メダルジグ
  • スプーン

挙げると切りがないほどルアーの種類は豊富にあり、性能としては浮いたり沈んだり、泳ぎ方が特殊なものや振動を使うものもあります。
スピンテールジグのボディには「バイブレーション」と「メタルジグ」が使われますが、アクションの違いはあるのでしょうか。

スピンテールジグの種類

スピンテールジグってなに?

バイブレーションやメタルジグなどの金属製ボディに回転するブレードをとりつけたものがスピンテールジグと呼ばれています。
他にも似たような名前でスピナーやスピナーベイトと呼ばれるものがありますが、スプーンを元にし甲殻類や昆虫などに擬態したスピナーと二股にわかれた針金に別の錘をつけたスピナーベイトは根掛かりしそうな場所に特色があるなど少しずつ性能が違い、別の種類のルアーであると言われています。

スピンテールジグのヘッド バイブレーション

ラインを結ぶ場所(アイ)が中央上部にあり、巻くと水の抵抗で小刻みに揺れて振動を起こします。
中身に金属製の玉が詰められて音を出すタイプ。中身が詰まった重みのあるタイプ。最近ではさらに鉄製の板を使って振動を強めるタイプがあります。

スピンテールジグのヘッド メタルジグ

鉛を使用した重みのある疑似餌。鉛の質によって強度がかわるようです。飛距離が出る上に、まっすぐ引くだけでルアーがゆらゆらと揺れます。

基本的にはこの二つのルアーを使用していますが、他のルアーにブレードを取りつける方もいらっしゃるようです。

スピンテールジグのブレード

  • コロラドブレード
    見た目は平べったい玉のような形状。水流による振動が受けやすくバイブレーションが強い。
  • ウィローリーフブレード
    葉っぱのように先端が細い形状。水流による影響が少なくバイブレーションは弱いが、表面に加工がされているので反射によるアピール力が強い
  • インディアナブレード
    ウィローリーフよりは角が少なく雫型にちかい形状。コロラドの振動力とウィローリーフの引きの軽さにフラッシュによるアピール力を合わせ持ったブレード。

水質が濁りルアーにアピール力を足したいときにはコロラドブレードが。リアクションバイト狙いならばウィローリーフのように泳ぎがうまいブレードがよいでしょう。市販のスピンテールジグにはウィローリーフが主に使用されているようです。

スピンテールジグのカラー選び

カラフルなルアー

ルアーのカラー選びについては様々な意見があるようです。ターゲットやフィールドに合わせてカラーの使い方を変えたほうがよいと考える方や、ルアー自体を取り換えたほうが釣れるととらえている方もいらっしゃいます。こちらではカラーバリエーションの高い商品を選ぶ基準として説明していきます。

チャート系

赤や黄色などアピール力の強い色合いです。水質の悪いところや光が当たりにくい場所、朝晩のマヅメ時などに使用されます。夜光カラーのように発光するルアーもあります。
デザイン性が高く、ルアースタンドで飾りとして使う方もいらっしゃいます。

ホログラム系

コノシロやボラなどの疑似餌。ブルー系などフィールドに合ったカラー。ホログラムがはいっているので反射が強いです。普段捕食している魚に擬態しているので警戒されづらい利点もあります。
リアルさを追求したルアーは芸術性が高く、こちらもまたルアースタンドで飾りとして使う方もいらっしゃいます。

スピンテールジグのアクション

魚のように揺れ動くためには

ただ巻きでも釣れるのがスピンテールジグの良さです。スピンテールジグのアクションは特色を十分に発揮できるように行うことが重要となってきます。

ストレートリトリーブ

これはその名の通り、まっすぐ一定の速度で引いていくリトリーブテクニックです。表層、中層、低層とルアーの泳ぐ層をキープさせます。また速度の調節も行います。これはすべてのルアーの基本となったアクションと言えます。
スローリトリーブでは夜のシーバス、クロダイ、メバル、アジなどの中層魚。
ミディアムリトリーブでは日中のシーバス、ヒラメ、メバル、アジなどスローでは見切られるときに。
ファストリトリーブではイナダ、かんぱち、サバ、カツオなどの青物や回遊魚。
スピンテールジグは基本的にリトリーブで行います。

ショートトゥイッチ

リールのハンドルを巻き続けながらロッドを小刻みに揺らしシャクリを入れます。こちらは高速な動きに対応してくる回遊魚などに行います。巻きの手を止めてしまうと追っていた魚の気がそがれてしまい、次に投げ入れても反応しない場合があります。ルアーの動きが止まらないよう注意しましょう。小型のスピンテールジグには向いていないでしょう。

リフト&フォール

持ち上げて、落とす動作を指します。水平状態のロッドを起こしたあと再び水平に倒しながらリールを巻きます。この時、持ち上げながら巻くのではなく倒した際に緩んだラインを巻き取るように行ってください。魚は視界から消えかかるものに反応します。上へ下へとルアーを動かし反応を待ちましょう。基本的にフォール時に食いつくことがあるので、ロッドが真上まできたあたりに反応がくるでしょう。

スピンテールジグの使い方

ルアーの動き

スピンテールジグはバイブレーションやメタルジグ同様に重さのあるものなので、飛距離も出ますし沈む速さもあります。着底したのちにリトリーブしていけば低層から順に魚をおびきせることが出来るでしょう。
リフト&フォールで動きを与える方法もありますが、波の動きが強ければ巻きの間にポーズをとるなど緩急を入れてもスピンテールジグの動きを阻害せずターゲットの魚にアピールすることが出来ます。一度魚が食いつきバレてしまったとしても、再び食いつく可能性があるのでガッカリするのは巻ききった後にするとよいかもしれませんね。

スピンテールジグの評判とインプレ

使い勝手と注意事項

スピンテールジグを使えば釣れないことなどないと言う方や、一投一投大切な場面でアピール力の高いスピンテールジグでは警戒されてしまうとの声、またブレードやフックまわりがすぐに壊れてしまった! と嘆く声もあります。商品の性能に左右されるので一概には言えないのが現状です。
商品説明の中にブレードやフック周りを強化したとの記述があれば安心でしょうし、自ら改造される方もいらっしゃいます。スプリットリングを外し好みのブレードやフック交換などをするようですが、ヘッドとブレード、フックのバランスを計算して作られている商品ですので改造するのは注意が必要でしょう。またメンテナンスも必要です。使用回数が増えればリングやスナップなど緩みがでてしまい、壊れてしまうこともあるでしょう。

スピンテールジグのおすすめ その①

デュエル(スピンテールジグ:ハードコア ソリッドスピン)

出典:Amazon

カラーの種類も豊富で性能もよく考えられている商品です。「スピンテールジグの使い方」で紹介した動画はこちらの商品です。
岩場に叩きつけられても破損しらずの耐久性抜群のソリッド構造。さらにブレードフックシステムを新しくし獰猛なバイトが多発しても壊れにくいタフボディです。テールのブレードにもフックがありますが前後のフックが絡まらないベストバランスも考えられています。アゴ下にボトムバンパーを装備し、着底のわずかな振動さえキャッチします。
日本の釣り具メーカーで、他にも安価なルアーがたくさんあります。

スピンテールジグのおすすめ その②

メガバス(X-CREW(エクスクルー))を動画で詳しく紹介

ブレードを取り外せばメタルバイブレーションとして使用可能です。一つで二役使用できますので、限られた収納スペースにも最適。メガバスバブルという言葉ができるほどの人気があった時代があり、ルアーのリアルさにも目を引きコレクションされています。着底してからのリトリーブでヒラメやコチ等のフラット系がよく取れるとのインプレがあります。

動画で紹介したエクスクルー

出典:Amazon

NEXT 動画で紹介したエクスクルー