ですが本来は誰かを嘲笑するというより、戦争で暗い雰囲気になりつつあった日本を、活気づけるための目的で生み出された曲です。
作品③ルンペンとラプンツェル
昭和63年、クララサーカスというバンドが発表した曲です。今はラプンツェルといえばディズニーのCGアニメですが関連性はありません。
作中にはこじきの男の子と、ずたずたに髪を切られた女の子が登場します。解散して久しいですが今なおアーティストたちの尊敬を集め、たびたびカバー曲として演奏されています。
作品④ルンペン役の山下清!「裸の大将放浪記」
実在の画家山下清をモデルにした映画『裸の大将』もこれに該当します。山下がおにぎりの施しを受けながら日本中を放浪していたためです。
著名な画家であると打ち明ければそんな必要もなかったのですが、自身の名誉に頓着がなく、また自由に旅を続けたかった彼にとっては乞食扱いのほうが都合がよかったようです。
これもダメなの?!意外な放送禁止用語集
私たちが日常生活で意識していないだけで、放送禁止用語はかなりバリュエーション豊富に存在しています。中には「…これの何がいけないの?」と首をかしげたくなるような単語も。
ただ、その理由まできちんと聞けば、禁止された理由もちゃんと理解できます。メディアの流す言葉には強い力があります。使い方には重々注意しなくてはなりません。
放送禁止用語その①エチゼンクラゲ
福井県で発見されたことにより、地名から名がついた大型クラゲです。2000年代に大量発生による深刻な漁業被害が発生、一気に全国ニュースのトップに躍り出るようになりました。
県はこれを「印象が悪くなる」として、報道各社へ自粛を要求しています。クラゲといえば下記記事のように毒のイメージも強いため、連呼されると嫌なのも納得です。
放送禁止用語その②魔女っ子
日本は古くから絵本やニメの影響もあって、魔法使いや魔女にファンタジックで素敵なイメージを抱いています。
ですが本場・欧州では「魔女」は悪魔と交わり人を貶める邪悪な存在です。魔女っ子とは、悪魔のごとき子供という意味にも取れてしまいます。そのため現在は魔法少女と言い換えられるようになりました。