基本的に掛け声は「○番、キレてる!」という風に、選手が履いているビキニのようなパンツ(ポージングパンツともいいます)に付いている番号を言った後に掛け声をかけます。非常にシンプルですね。
ボディビルの掛け声のやり方③司会進行の時は控える
当然のことではありますが、進行の妨げになりひいては、推している選手にまで悪い印象がつきかねませんので、大会のスムーズな進行を邪魔するようなタイミングで、掛け声をかけるのはやめましょう。
ボディビルに掛け声はなぜ必要?
ボディビル選手にかける掛け声は、どれもポジティブで面白く選手への愛情とも呼べる素晴らしいものですが、具体的になぜ掛け声は必要なのでしょうか?どんな理由なのか、その理由を探ってみましょう。
掛け声が必要な理由①会場全体を盛り上げるため
ボディビルの大会って会場で選手が戦ったり、試合をしたりするわけではなく、肉体をポージングなどで、ただただ披露する場ですよね。掛け声がなければ、会場全体が悪い意味での緊張感に包まれます。そこで掛け声によって場を盛り上げ良い空気を作っていくのが、大切なのです。
掛け声が必要な理由②選手を鼓舞するため
ムキムキで無敵のように見えるマッチョたちも、人間ですから緊張します。大切な大会や大きな大会ですと、なおさらのことでしょう。お客さんの掛け声が、緊張した選手たちを鼓舞しているのです。
掛け声が必要な理由③選手へのいたわり
前述の掛け声にもあったように、筋肉を育てるのに眠れない夜もあるほど努力をしてきた、選手たちへのいたわりの気持ちが掛け声なのです。筋トレをさぼったり、筋肉にとって良くないものを食べても迷惑がかかるのは自分に対してだけです。日々そんな孤独な戦いをしているであろう選手へのいたわりの心が込められているのです。
掛け声が必要な理由④推している選手に注目してほしい
ボディビルに目覚めて、素晴らしいマッチョたちを鑑賞していけば、自然と推しの選手ができます。やはり推しの選手を見てほしいというのが、ファンの心。番号と印象的な掛け声を叫ぶことで、会場の視線を推しに集めることも、目的の一つでしょう。
そもそもボディビルの大会とは?
ボディビルの大会とは具体的にどんなことをしているのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。テニスやサッカーの大会のように頻繁にテレビで目にすることもなく、その内容は謎に包まれていますよね。
ボディビル大会①正式名称は「ボディビルディング」
そもそも一般的に日本ではボディビルと呼ばれることが多いですが、「ボディビルディング」(body building)が正式名称です。身体(body)を作り上げる(build)というそのまま単語を並べた言葉になりますね。