カラチャイ湖はソ連が隠蔽した世界一汚染された湖!ウラル核惨事の真実も

カラチャイ湖以外の放射能汚染地域

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世界で一番放射能に汚染された死の湖と言われるカラチャイ湖ですが、この地以外にも放射能で汚染が広がっている地域はたくさん存在します。軍事的な核利用はもちろん、平和目的の核利用でも、環境やその土地に住む様々な命に対して、悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

チェルノブイリ

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1986年4月26日におこったその事故は、人類史上最悪の原発事故となりました。高レベルな放射能により、遠隔操作の機会が破壊されてしまったこと、放射能の危険を知らされていない作業員が無防備に炉内に入ったことから、最も多くの人的被害を出した原発事故と言われています。

キルギス メイリュー・シュー

アジアで最も放射能に汚染されていると言われるキルギスの「メイリュー・シュー」。中央アジアのキルギス共和国に存在するこの町を囲むように、低品位ウランの廃棄場が存在しています。この国ではレアメタル、金の他に原子力発電に必要不可欠なウランが採掘されていました。ウラン発掘後の産業廃棄物が大気や地下水、人間を汚染しています。

福島

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東日本大震災によって引き起こされた福島第一原子力発電事故は、津波によってすべての電源が消失し、メルトダウン(炉心融解)となるレベル7の深刻な事故となりました。東電による長年にわたる「原発安全神話」は完全に崩れ去り、今もなお自宅に近寄ることもできない住民が多く存在します。

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カラチャイ湖は未だ汚染が続く世界一危険な場所

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人間により生み出された死の湖は、いまなお汚染が続いています。大量の放射能によって人々や土地、水が汚染され今なお有効な解決方法は見出されていません。それでもまだ、核兵器開発を続け放射性廃棄物を生み出し続けることに何の意義があるのでしょうか。

 

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