先にも少し触れましたが、ヴィジャボードは海外では非常に知名度の高いオカルトグッズです。そのため創作作品においても、重要なアイテムとして登場することが多々あります。
次からは、そんなヴィジャボードが登場する映画作品をピックアップしてみました。中には大ヒットを記録した有名タイトルもありますよ。
ウィジャボードが登場する映画①『呪い襲い殺す』
2014年にアメリカで公開されたホラー映画です。子供の頃、ボードで降霊遊びをしていた主人公たちが、大人になって再度降霊を行おうとすると次々と奇妙な現象が起き始めます。恐怖を感じボードを燃やしてしまったはずが、部屋に戻ると処分したはずのボードが戻ってきており…。原題はそのまま『Ouija』になっています。
ウィジャボードが登場する映画②『エクリプス』
主人公の少女・ベロニカは父親を早くに亡くし、母親も仕事で忙しく、寂しい気持ちを抱えて日々を過ごしていました。どうしても亡き父と話したかった彼女は、ボードを使って父の霊を呼び出そうとしますが、意図せず呼び出してしまったのが…。親を恋しがる少女が理不尽な恐怖と悲劇に巻き込まれる物語です。
ウィジャボードが登場する映画③『パラノーマル・アクティビティ』
大ヒットホラー映画・パラノーマルシリーズには、第一作目から必ずといっていいほどヴィジャボードが登場します。
パラノーマル・アクティビティではボードを通して悪魔のような邪悪な存在と接触しており、その際ポルターガイストや発火現象が起きています。
ウィジャボードが登場する映画④『エクソシスト』
ホラー映画界の超王道にして名シリーズであるエクソシストにも、実はヴィジャボードが登場しています。悪魔に憑りつかれてしまう少女・リーガンは、降霊術で呼び出した存在に「キャプテン・ハーディ」と名付けていましたが、実は彼女の父親の名前が由来になっているという設定があります。
ウィジャボードの進化系?「チャーリーゲーム」とは
世界にはこの他にも、誰でもゲーム感覚で霊魂と交信できる方法があります。近年、動画サイトを通して世界中で大流行になったのが、チャーリーゲームと呼ばれる新たなる降霊術です。
「チャーリー」は外国では非常によくある名前のため、個人名ではなく不特定の誰かを示す際に使用されますが、古代アステカの神を指すという説もあります。
現代版こっくりさん?「チャーリーゲーム」はメキシコ発祥
発祥はメキシコからと伝えられています。民間伝承や悪魔崇拝、ゲームが由来になっているという説もありますが、詳細なルーツは判明していません。
その不明瞭さが人々を惹きつけ、とりわけ中高生のあいだで爆発的な流行を生む要因にもなりました。
チャーリーゲームのやり方について紹介!
では次に、チャーリーゲームを行う手順を説明していきます。動画サイトにも「やってみた」というタイトルで実践例がたくさんありますので、視聴しながら真似てみるのも良いでしょう。
またこの降霊術は多数、ないし一人でも行うことができます。ポイントは、エアコンや外気の風がかからない場所で行うということです。
用意するのは「白い紙」と「鉛筆2本」のみ
用意するツールはとてもシンプルで、白い紙と鉛筆を2本。たったこれだけです。
紙は色が重要なわけではなく、何も描かれていないまっさらなものを。鉛筆はまっすぐで歪みない形のものを意識して選びましょう。長さもある程度あって、かつ同じくらいだと尚良いです。
白い紙の対角になるように「Yes」と「No」を2つ書く
まず用紙に十字を描き、四分割のマス目を描きます。そして対角線上に「YES」と「NO」を2回ずつ記入します。
4つのマス目全てを「YES」と「NO」でクロスするように埋めたら下準備は完了です。他に複雑な要素は何もありません。
鉛筆を十字に並べてチャーリーゲームの準備は完了
そして2本の鉛筆を、十字に描いたマス目の枠にそって重ねて配置します。ぐらぐらと不安定になりますが問題ありません。
風や息がかかって動いてしまわないよう充分注意してください。心配ならマスクをつけながら作業してみると良いです。
そしてチャーリーという悪魔に答えてもらう
最後に参加者全員で「チャーリー、チャーリ、あなたはどこ?」と呼びかけます。ここで鉛筆が自然と「YES」を指したら成功のサインです。あとは自由に質問してみましょう。
体験者いわく「勝手に動き出す鉛筆がかなり怖かった」とのこと。真偽は不明ですがヴィジャボードと同じく憑依例が確認されています。