蓮コラ【閲覧注意】集合体恐怖症やブツブツに恐怖を感じる理由

彼らは脳内で恐怖を抑えるセロトニンの量を決定づける遺伝子が3型存在することを発見し、そのうちS型と呼ばれるものが最もセロトニンの働きに関与していると発表しました。

S型傾向が強いほど恐怖を感じやすくなると言い、同時にその保有傾向が日本人に最も多いとする研究結果も導き出しています。

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なんと欧米人より50パーセントも高い割合だとされ、日本人全体では、およそ97パーセントもの人がS型遺伝子を持つ怖がりな傾向を持つとの見解も示されています。

蓮コラが大丈夫、むしろ好き!な人はデザイナーに向いている?

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集合体恐怖症の諸症状に悩む人の多くは、動植物だけでなく無機質な建築物にまで恐怖を覚えてしまうと言われています。

一方で蓮コラを見ても全く動じない、むしろ好んで類似の対象を見てしまうという人にとって、特殊に見える傾向も立派なメリットになる可能性もゼロではありません。

蓮コラ好きはデザイナー向き?

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「世の中には蓮コラが好きだという人もいるのだろうか…?」ネット上ではそんな疑問を投げかける投稿を目にすることがあります。

対する答えの中には、むしろ好みを生業に繋げ、デザイナーなどを目指してはどうか?というポジティブなアドバイスがあり、蓮コラ好きが決して敬遠されるべき特殊な存在ではないことも確認できます。

蓮コラ作品多数?!世界的画家草間彌生の作品とは

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つづいては、蓮コラが世に認識されるはるか前から、無数の点(ドット)に魅せられた草間彌生作品の特徴などについて触れたいと思います。

蓮コラが苦手な方や集合体恐怖症克服を試みたい方も、アートとしての草間作品に触れてみてはいかがでしょうか。

蓮コラに通じるものがある?草間彌生の作品

水玉といえば草間彌生と言われるほど、その作品群に多用されれているのが黒い斑点です。

日本では全く見向きもされなかった作画スタイルが1960年代当時のポップカルチャーを刺激したことで、高い評価を得た草間氏。御年90歳になった現在も世界中で個展を開くなど精力的に活躍しています。

実は古くから存在!集合体恐怖症におすすめできない日本の伝統文様

日本の文化を今に伝えるもので、現在ほどオシャレの幅が広くなかった時代にも庶民の心を掴んでいたであろう、伝統的な文様の数々。

実は古くから親しまれてきた和柄の中にも、集合体恐怖症の人びとを震え上がらせる恐怖の柄が存在しています。

鮫小紋(さめこもん)

細かな点で埋め尽くされた「鮫小紋」の模様は、良く見ると円弧を描いているという凝った描き方がなされています。

まさに鮫の肌を連想させることから名づけられていますが、集合体恐怖症の人にとってはツラい模様であることに違いはありません。

鹿の子(かのこ)

小鹿の背中にある斑点を模しているという「鹿の子」は、見る人が見れば鮫小紋に輪をかけてグロテスクな伝統文様だと言えます。

実際には高価な着物に採用される絞りの技法に用いられると言いますが、こちらのパターンによって、鹿にも嫌悪感を覚えてしまう可能性は否めません。

青海波(せいがいは)

波の様子を表した「青海波」も規則的に並んだパターンのためインパクトは強い傾向です。

最近では和柄を集めた折り紙などもあるため、ふとした瞬間に目に入ってくる可能性のある蓮コラ的伝統文様だと言えます。

豆絞り(まめしぼり)

手ぬぐいなどで見かける「豆絞り」も一部の人には酷な柄だと言えます。草間彌生氏のアートにも通じるジャパニーズドットは、微妙に不規則に並んだ点が脳を刺激する独特の雰囲気がポイントです。

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