エビ撒き釣りに挑戦しよう!仕掛けと釣り方のコツを大公開

シラサエビのほとんどは琵琶湖産です。琵琶湖のエビときいて「あれ?」と思いませんか?琵琶湖に生息しているということは淡水に活きるエビなんですよね。でも、ありがたいことに海水に入れてもしばらくの間は生き続けられるのです。そういう点でもエサとして流通するようになったのでしょう。他の産地としては中国で捕獲されたシラサエビも最近では出回っています。

エビ撒き釣りのエサ②ヌマエビ

ではもうひとつよく使われるヌマエビをご紹介します。どちらもよく釣れるに変わりありません。別名はブツエビともよばれます。大体この二つがエビ撒き釣りのメインとなるエサのエビです。ですが、ヌマエビは余り流通しておらずエサ屋さも取り扱っていないところもあります。価格も1.5倍くらいするので少し高価です。

シラサエビとは違う?

ですが、シラサエビとの決定的な違いがあります。それは泳ぎ方です。シラサエビは横に向かって泳ぐので、気絶させたりして狙ったポイントに出来るだけ長い間キープします。一方でヌマエビは底に向かって泳ぐので、岩礁タイプの隠れている魚にはもってこいのエサなのです。

長所と短所を理解し、狙う魚によって使い分けてくださいね。ちなみにヌマエビは熱帯魚などを飼っている方はすでにご存知かと思いますが、水槽を綺麗にしてくれるお掃除やさんです。なので熱帯魚ショップなどで買うと1尾100円くらいするのでお気をつけください。ではエビの知識もついたところで、タックルの準備です。

エビ撒き釣りのおすすめタックル

さぁ!道具を揃えましょう。なんといってもまず竿ですが、長さは4.5~5くらいのものを準備します。やや軟調で大物がかかっても折れないしなりのいいものを選びます。リールは引っ張られて糸が切れないようにドラグ力のあるものにします。ウキは感度のいい棒タイプのもの用意しましょう。そのほかに、エビ撒き釣り独自の道具が必要です。今回はそちらをメインでご紹介します。

おすすめクーラー:エサクーラー角 ES-4 4.0L 活きエビバッカン

なんといってもエサのエビを持ち込まないことには始まりません。エビクーラーには、普通のクーラーボックスのようなハードタイプのものと発泡スチロールタイプのものがあります。

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発泡スチロールタイプで、とても軽く、値段も安価です。初心者が始める場合にはとてもおすすめです。普通の発泡スチロールに保冷財をいれて持っていくよりも圧倒的に冷えています。なにか専用の仕様になっているのでしょう。えびを元気に釣り場まで持ち込みましょう!

おすすめエアポンプ:ハピソン(Hapyson) 乾電池式エアーポンプ YH-708B

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エビを確保できました。そうすると釣り場まで運ぶ間と、釣りをしている間、どちらも元気に過ごしてもらわなくてはなりません。基本的に温度が上のクーラーボックスで十分ですが、酸素をおくり元気な状態でキープしたほうが安心です。上のクーラーボックスもこのエアポンプもそれほど高価ではないので初めに揃えておくことをお薦めします。慣れない間は備えをしっかりして釣りに集中できるようにしましょう。

おすすめすくいネット:第一精工 エビ網小

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それでは、エビを扱うときに手で握ったりして容器を移し変えたり、ごちゃごちゃ触ってしまうと、小さなエビはすぐに弱ります。それを防ぐために、すくいネットを用意しておくといいですよ。このネットを使うことで、エビをまとめてすくえますし、触っているときに手の温度が伝わることもありません。なにより手が汚れないので、触った後にいちいち拭いたりする必要もなくなるのです。

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