クマのプーさんの本名はサンダースって本当?真相や名前の由来を紹介

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クマのプーさんは、ミルン氏の息子のクリストファーのテディ・ベアから生み出されました。物語に出てくるプーさんの友人の少年クリストファーは、息子をモデルにしていたのです。物語では、人間の男の子は聡明でぬいぐるみたちのリーダーのような存在だとされています。

クリストファー・ロビンのクマのぬいぐるみを元にプーさんを作った

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このテディ・ベアは、クリストファーの一歳の誕生日プレゼントに送られました。ほかのたくさんの登場人物も、クリスマスやお誕生日に、両親や隣人からプレゼントされたぬいぐるみから生み出されました。

プーさんの仲間たちもプレゼントしたぬいぐるみがモデルとなっている

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物語が誕生してから、話が進むにつれて登場人物を増やすためにミルン氏は多種多様なぬいぐるみを購入し息子に渡します。モデルとなったぬいぐるみがないのは、フクロウとウサギの2つのキャラクターだけなので、たくさんのぬいぐるみがクリストファーの家にありました。

 

性格や声はクリストファー・ロビンの母親が作った

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クリストファーは、いつもぬいぐるみで一人遊びをしていました。彼の母親が一緒に遊ぶようになり、ぬいぐるみの一つ一つに性格を与え、違う声を出して遊ぶことで、ぬいぐるみ遊びにより生き生きとしたストーリーができあがります。ミルン氏は仕事をしながら側で観察し、母子の遊びの中で生まれたキャラクターを、そのまま絵本に綴りました。

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クマのプーさんの書籍を読んでみたい人へ全4作をご紹介!

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1926年息子のぬいぐるみ遊びから生まれたクマのプーさん。

不思議なしゃべるぬいぐるみ、息子を登場させいろいろなお話が進むこの物語は、三歳の息子の為に書かれましたが今も世界中で愛され続けています。初めて読んでみたい方に、4冊の原書を紹介していきます。

クマのプーさんの本①「クマのプーさん」

クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

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この本は、前書きと10話のプーさんの物語が紡がれています。ピグレットやイーヨー、クリストファーが登場します。シンプルで素朴な挿絵が印象的です。これが冒頭の紹介の部分で誤訳があった本であり、プーさんの本名が間違って覚えられてしまいました。

クマのプーさんの本②「プー横丁にたった家」

プー横丁にたった家 (岩波少年文庫(009))

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二作目に発表されたこの本は一作目のお話の続きとして世に出されました。この本も10篇からなる物語で構成されていて、前作よりも様々なキャラクターが登場します。前作に続き、小さな冒険が繰り広げられる本作は、シリーズの中で最も人気のある作品です。

「クリストファー・ロビンのうた」

クリストファー・ロビンのうた

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「クリストファー・ロビンのうた」は、一番初めに作られた詩集です。詩や歌、かわいい挿絵がちりばめられたこの本は、発売してまたたく間に人気に火がつきました。読み聞かせをする親も、楽しい歌のリズムに子供のころを思い出してしまう、世代を超えて楽しめる一冊です。

クマのプーさんの本④「クマのプーさんとぼく」

クマのプーさんとぼく

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この作品も、「クリストファー・ロビンのうた」と同じく詩集です。鮮やかな黄色の背景の、クリストファーとプーさん、ピグレットがジャンプしている可愛い表紙で彩られています。原書の直訳は「いまわたしたちは六歳」となっており、六歳の子供目線でつづられた可愛らしい詩がたくさん掲載されています。

くまのプーさん (ディズニー)

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30以上も超える国で翻訳され、発売されたところ記録的なヒットとなり、またたく間に人気キャラクターとなりました。1961年に放送権を獲得したウォルトディズニー・カンパニーが、初となる短編アニメーション映画「プーさんとはちみつ」を放送しました。しかしアメリカ中西部のアクセントで話すキャラクターに違和感を覚えたり、原書のイメージとは異なるといった批判がイギリスで起こりました。今でもディズニーと、イギリスのプーさんは、世界観が違う別の存在であると考えている人も多くいます。

ミッキーよりも人気

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批判を受けて、クリストファー・ロビンのセリフを吹き替えたり、原作に沿ったストーリーを作成したディズニー。アメリカでもプーさんの人気は絶大で、ディズニー原作のミッキーのキャラクターグッズの販売数を上回ることも珍しくありません。

原画のキャラクターグッズも、展示会で公開されていたり、世界中にコレクターが多く存在しています。多くはカップやお皿、絵葉書やプーさんの絵柄が付いた料理本など多岐にわたります。

 

プーさん 名言

 

 

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プーさんの原書に出てくる、心に響くプーさんのたくさんの名言を紹介していきます。とても短い言葉ですが、プーさんの友達を大事に思う心優しい性格が詰め込まれているようです。作者であるミルン氏はプーさんを通して、息子や世界中の読者に伝えたかったのかもしれません。

愛は感じればいいんだ

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友人のピグレットが、プーさんに「LOVE(愛)ってどうかくんだっけ」と尋ねたシーン。問われたプーさんは、「かくものじゃないよ、愛は感じればいいんだ」と答えました。短い言葉ですが、愛に対する作者の思いが優しく伝わってきます。

ぼくはなんて幸せ者なんだ

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優しい仲間が大好きなプーさんは、誰にもさよならを言いたくありません。「さよならをいいたくない人がいる、ぼくはこんなに幸せだ」とポジティブに取れることができるプーさん。心の底から信頼している仲間がいるからこそ、出てくる言葉です。

プーさんの言葉はとてもシンプルで、相手に伝えたいことがはっきりしています。それは愛情であったり、信頼であったりして、素晴らしい言葉ばかりです。

自分を変えてくれるものは自分を作るものだ

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この言葉は、自分というものがどのような経験によって作られてきたかを表しています。今の自分は出会った人によって変えられてきた自分であるということ。今まで出会った人はもちろん様々な出来事に、感謝をすることが大切ですね。

クマのプーさんの本名は小さなミスから広まった誤解だった

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いろいろな噂や憶測があり、世界中で長年の間誤解され続けていました。もとはと言えば、翻訳者の小さな勘違いでありましたが、「ウィニー・ザ・プー」は、息子に対する愛情と、親子の思い出が詰まったものでした。

挿絵を担当したE.H.シェパード氏の、鉛筆で描かれた原画展が世界で開催されています。モデルとなったぬいぐるみのレプリカや、制作に使用された貴重な資料も展示されています。

ただ貴重な原画を守るために、2年公開した後は、保全の為に10年ほどは見ることができないと言われています。

 

2015年にはディズニーによって実写映画化が発表、日本では「プーと大人になった僕」として公開され、多くの感動を呼んでいます。

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