クマのプーさんのお話には、たくさんの可愛い仲間が登場しています。仲間たちはそれぞれ個性的でユーモアな性格の持ち主で毎日楽しいことばかりです。そんな彼らの名前にも、由来や別名があることはご存知でしょうか。
ピグレットの別名は「ヘンリー・プーテル」
ピンク色のかわいいぶたのキャラクターであるピグレットは、度々表紙に出たりするなど登場人物の中でも特に人気です。心優しいプーさんとは大の仲良しです。大きな耳の持ち主であるピグレットの本名は「ヘンリー・プーテル」と言います。
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イーヨーは鳴き声から名付けられた
性格がマイペースで、おっとりとしたロバのキャラクターのイーヨーは、ネガティブな発言もありますが仲間たちからは信頼されています。イーヨーという名前の由来は、ロバの鳴き声からつけられました。イギリスでは「イーヨーイーヨー」と聞こえるんだとか。
ティガーはスペル間違いから生まれた
元気いっぱいのトラのキャラクター、ティガーはバネのあるしっぽでぴょんぴょんと移動します。お調子者でおっちょこちょいな性格をしているティガーは、自分の名前のスペルを「TIGGER」と間違えて覚えてしまっています。それでみんなからティガーと呼ばれるようになりました。
クマのプーさんにはモデルがいる?名前以外にもある制作秘話
人気となったディズニーキャラクター、クマのプーさん。モデルとなるぬいぐるみが存在しています。このあまりにも有名になった童謡集は、どのようにして世界に生み出されたのでしょうか。
作者の息子であるクリストファー・ロビンを主人公とした物語
クマのプーさんは、ミルン氏の息子のクリストファーのテディ・ベアから生み出されました。物語に出てくるプーさんの友人の少年クリストファーは、息子をモデルにしていたのです。物語では、人間の男の子は聡明でぬいぐるみたちのリーダーのような存在だとされています。
クリストファー・ロビンのクマのぬいぐるみを元にプーさんを作った
このテディ・ベアは、クリストファーの一歳の誕生日プレゼントに送られました。ほかのたくさんの登場人物も、クリスマスやお誕生日に、両親や隣人からプレゼントされたぬいぐるみから生み出されました。
プーさんの仲間たちもプレゼントしたぬいぐるみがモデルとなっている
物語が誕生してから、話が進むにつれて登場人物を増やすためにミルン氏は多種多様なぬいぐるみを購入し息子に渡します。モデルとなったぬいぐるみがないのは、フクロウとウサギの2つのキャラクターだけなので、たくさんのぬいぐるみがクリストファーの家にありました。