マハ―ポーシャとは?オウム真理教直営の激安パソコンショップの現在とは

ゲームを通して数学を学ぼうという一見何の変哲もない物ですが、登場人物が古代エジプトの神官、中国王朝の初代皇帝、弥勒菩薩などオウム真理教を思わせる特徴がありました。

実際にマハーポーシャを使っていた人たちはいたの?

都市伝説と思われてしまいそうなエピソードの数々があるマハーポーシャですが、実際に利用していたユーザーの声は今でも見聞きする事が出来ます。

秋葉原やパソコンに詳しい人であれば、利用していて当然といった風潮がありました。

マハーポーシャ利用者の声①めちゃくちゃ安かった

他の追随を許さない安さで人気を集めていたマハーポーシャですが、その安さの秘密は「修行」という名目で働いていた信者たちの人件費が一切掛からなかったからだと言われています。

通常、店舗を運営する上で削減する事の難しい費用を0に抑える事で、格安の商品を販売する事が出来ていたのです。

マハーポーシャ利用者の声②店員は白い服を来ていた

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オウム真理教と聞けば多くの人が白装束を想像すると思いますが、信者たちは「サマナ服」と呼ばれる白い服の着用を義務付けられていました。

とりわけ、教団の中で位が低い信者たちは白のサマナ服ときめられていたので、修行の一環として働いていたと考えられます。

マハーポーシャ利用者の声③サポートは悪い

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製品購入後のサポートに対応する信者たちのほとんどはパソコンに関しての知識が浅かったようで、パソコンの知識に精通しているユーザーたちに満足のいくサポートは受けられなかったようです。

マハーポーシャ利用者の声④愛用者は意外と多い

一部不満を持つユーザーが居たものの、当時では最新の性能を持つパソコンを販売していた事、またそのパソコンやパーツが激安で手に入っていた事は事実です。

異様な呼び込みや店内の様子であったにも関わらず、特に疑問を持つことなくマハーポーシャを利用していた人々は少なくありませんでした。

「マハーポーシャ」を経営するオウム真理教とは?

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地下鉄サリン事件から20年余り過ぎた現在も多くの人の記憶に残っいるであろう事件の概要と共に、オウム真理教が水面下で行っていた資金繰りについてご紹介します。

オウム真理教は地下鉄サリン事件を起こしている

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地下鉄サリン事件とは平成7年に東京で起こった同時多発テロ事件です。運行中の電車内で神経ガスが撒かれ、6000人以上の負傷者を出した日本史に残る大事件でした。

国の転覆を目的とし、一般市民に対して化学兵器を用いた事件は世界的にも類がなく、世界中を震撼させました。

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