1度は釣りたい超高級魚「クエ」|特徴や釣り方から絶品料理までご紹介|

釣り人の間では、イシダイ以上に幻の魚と言われていて、10年も通っても1本も釣ることができないと言われるほど難しい魚になっています。秋~冬にかけてがシーズンですが、ほぼ1年中狙うことができるので、磯釣り、船からの沖釣りやジギングで狙えます。強烈な引きをみせる魚なので、大物釣りのターゲットとしての人気が高い釣りになります。

磯釣り

クエの磯釣りは、最高峰のターゲットであることで最高難度の釣りと言えるでしょう。初心者には、少しハードルが高いかも知れません。大型魚のクエになると体ごと引き込まれることも予想されますので、足場がしっかりとした安定した安全な場所を選んで釣りを始めてください。

沖釣り①

初心者に特におすすめなのが船の沖釣りになります。良く水揚げされている実績のあるクエ釣りのポイントまで連れて行ってくれます。磯釣りとは違い、釣ることだけに集中できるので初心者に向いています。狙う場所が、荒い岩礁帯なので、のんびりしていると根掛かり(海底の障害物に針やオモリが引っかかること)してしまいます。

沖釣り②

タナは底から約3~5mが目安になります。エサのムロアジが暴れる前にアタリがありますが、ここで焦って合わせてはいけません。しっかりと食い込ませてから、ロッドが絞り込まれるまで待つのがコツになります。

クエの仕掛け

クエを狙うには、皆さんが想定しているよりもかなり丈夫なタックルが必要になってきます。磯釣りや船からの沖釣り専用のタックルと仕掛けについて、それぞれのタイプに合わせて説明していきます。

磯釣り①タックル

磯のクエ釣りに要求される竿はとにかく丈夫であることです。手元部分は、太く引き上げる力が強い一方で、竿先はクエの当たりをとらえるほどの柔軟性が必要になります。一般的な磯竿や投げ竿ではまったく歯が立たないのでクエ専用の竿をつかいます。

磯釣り②仕掛け

仕掛けは、専用のものを使いましょう。イシダイ用よりもさらに強力なタックルを使用して、撒き餌をして、活きたムロアジなどをエサにします。釣れる時間帯は、昼間でも釣れますが、夕方から夜にかけてが一番の狙いどきです。

沖釣り①タックル

磯釣りに比べるとはるかに水揚げ率が高い船の沖釣りが多くなってきています。クエの強い引きに対応できるタックルと仕掛けが必要になります。竿は、クエの力に負けない強靭なものが必要になります。

沖釣り②仕掛け

リールも竿と同様で、急激な引きにも十分対応できるものを選びましょう。仕掛けは専用のものを使うほうが無難です。船では、ドウヅキ1本バリの泳がせ仕掛けで、活きイカなどをエサにしてください。

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