ジェロム・レ・バンナの現在!パンチ力も凄い!おすすめ動画も紹介!

RIZINを直前で辞退したバンナは、翌年2016年大晦日のRIZIN会場にてファンの前で公に謝罪すると同時に、大会出場の意向をアピールしました。榊原RIZIN実行委員長は「自費で日本へ来て、公の場でお詫びをすることを果たしてくれた。けじめをつけてくれた。」とコメントし和解に至りました。

ジェロム・レ・バンナは2017年に復帰戦をしていた!

RIZINと和解の後、2017年に「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣-」へ出場し、ロッキー・マルティネスと対戦します。結果は、残念ながら1RKO負けを喫しました。

ジェロム・レ・バンナは2019年に2017年以来の試合に出場が決定!

2018年、「ROAD FC 047」へ出場予定でしたが、負傷のため欠場となってしまいました。翌年、2019年5月18日韓国・済州島で開催の「ROAD FC 053」へ満を持して出場が決まりました。対戦相手はカンフーパンダの異名で知られるアオルコロに決まりましたが、残念ながら今回も負傷により欠場となってしまいました。

2019年3月は「HEAT44」へ参戦

2019年3月4日、名古屋で行われた「HEAT 44」で、HEATキックルール スーパーヘビー級 ワンマッチ(3分3R)にバンナが登場し、ブラジルの楠ジャイロと対戦しました。相手が強烈なパンチ力への警戒を強めるため、バンナは右ローキックで攻め続けた結果2RにTKO勝利を収めました。

ジェロム・レ・バンナのファイトスタイルとは?

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ジェロム・レ・バンナが多くのファンを魅了する理由の1つは、何と言ってもKO率の高さでしょう。KO率の高さこそが、バンナのファイトスタイルによるものです。ここではファイトスタイルや得意技、そこから由来する呼称や現在でも呼ばれているあだ名を紹介します。

パンチとローキックを主体とした

コンバーテッドサウスポーのスタイルから、左右のどちらも強烈なパンチとローキックのコンビネーションを主体にしていました。バンナと言えばパンチのイメージが強いですが、全盛期には左ハイキックで相手からダウンを奪うシーンもあり、バリエーションに富んだファイトスタイルでファンを楽しませてくれました。

黄金の左とも評された左ストレートが強烈

バンナと言えば、全身の筋肉から生み出される強烈な左ストレート、「黄金の左」が有名です。フランシスコ・フィリオをマットに沈めた「千年に一度のKO劇」も、やはりフィニッシュは「黄金の左」でした。バンナのパンチ力は、ボクシング界の著名人からも高い評価を受けるほどでした。

常にKO勝ちを狙った

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バンナの試合は、観ているファンも圧巻のKO劇を期待していますが、当然本人もKOを狙いに行くような試合運びを好んでいます。それは、通算戦績82勝のうち何と64勝がKO勝利という戦績にしっかり表れています。

ジェロム・レ・バンナの通称やあだ名とは?

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バンナは“ハイパー・バトルサイボーグ”と紹介されることが多いですが、本人は当初あまり快く思っていませんでした。一方でメディアにより定着した「K-1の番長」は本人も気に入り、「BANCHO」ロゴのTシャツを着る程でした。また、K-1初期の頃は自らを”ジェロニモ”と称している時期もありました。

ジェロム・レ・バンナのパンチ力はどのくらいだった?

ジェロム・レ・バンナのパンチ力が凄いことは周知の事実ですが、一体どれ程凄いのでしょうか。ボクシング関係者の評価や、戦績に見るパンチ力、またパンチが凄かったエピソードを紹介します。

ホリフィールドから高い評価を受けたほど

バンナのパンチ力は多くの関係者に認められていました。特に、元WBA・WBC・IBF統一世界ヘビー級王者、元WBA・WBC・IBF統一世界クルーザー級王者、そしてロサンゼルスオリンピック銅メダリストである伝説のボクサー”イベンダー・ホリフィールド”に「パンチ力だけなら世界最強」と評される程でした。

高いKO率からもパンチ力の凄さがわかる

KO勝利の数が多いことは前述しましたが、改めてどのくらい凄いのかを実績比較してみます。K-1 Official HPでの戦績をもとに算出すると、K-1全試合平均KO率は39%で、バンナのK-1における試合数104、KO勝利数64から、KO率は何と62%と極めて高いことがわかります。

ガードの上からでもダメージを与える!

マイク・タイソンの練習相手をするアダム・ワットと対戦したバンナは、キック無しのパンチの打ち合いで1RKO勝利を収めました。敗れたアダム・ワットは「ガードで防いだはずなのにKOされてしまった。物凄いパワーだった。」と、バンナのパンチ力の凄さを素直に認めたのでした。

ジェロム・レ・バンナのしびれるほどカッコいい試合を紹介!

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KO率の高さでわかる通り、ジェロム・レ・バンナの戦いは観るものを魅了する華々しさや清々しさがあります。それは勝ち負けに関わらず、”常に勝ちに行く姿勢”によるものであることがわかります。そのバンナの勝ちに行く姿勢が伝わってくる印象的な7試合を動画で紹介します。

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