チョウザメは養殖できる?チョウザメの生態やキャビアの食べ方などご紹介

皆さん、キャビアはどんな魚の卵かご存知ですか?キャビアは「チョウザメ」というサメに似た見た目の魚の卵です。世界三大珍味の一つとして昔から美食の世界で重宝されているキャビア。実は、現在、日本国内でもチョウザメの養殖とキャビアの製造がおこなわれています!

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旅行が好きなアウトドアライターです! アウトドア記事を書いているとキャンプがしたくなってきますね。 大学休学中にスペインを一か月かけて歩いて横断したのが忘れられない思い出です。 好きな料理は牛肉の赤ワイン煮込み。作るのも食べるのも

チョウザメとは?どんな魚?

チョウザメの名前の由来

「チョウザメ」という名前の由来は、形状がサメに似ているということです。また、体表にある鱗が蝶の形をしていて、かつ全体的な形状がサメに似ていることからこのような名前が付けられています。英名は「sturgeon」。

チョウザメとサメの違いって?

チョウザメは、名前に「サメ」と付いていますが、実際のところ、生物学的にはサメと全く関係のない魚です。チョウザメはチョウザメ目に分類される古代魚の分類群に属しています。形が似ているサメが軟骨魚類に属しているのに対し、チョウザメは硬骨魚類に属しているため、系統が全く異なります。

チョウザメの生態と特徴

チョウザメの生態

日本には天然で生息していないチョウザメ。キャビアが有名なので、なんとなく名前を聞いたことはあっても、実際どのような生態なのかはあまり知られていないですよね。

チョウザメは、北半球の亜寒帯から寒帯にかけての比較的寒冷な地域に生息しています。種類によっては淡水に生息するものと海水に生息するものに分かれていて、鮭などのように産卵の時期に合わせて川に遡上するタイプのチョウザメも存在します。産卵後も再び海に戻り生活し、長いものでは数十年生きるものもいるようです。

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