カーサイドタープとは
設置する場所は車体の横面や後方面です。快適な居住空間を創るのがカーサイドタープの役目です。広がった場所と車内の場所を合わせると、居住空間はかなり広いです。固定するとき車体を使用してポールの代わりにします。またフレームを利用してタープを張るのは通常のテントに近い感覚です。
最近はワンタッチタイプも登場していて、設営にかかる時間を大幅に短縮できて人気です。似ていますがカーサイドオーニングはというと別物で、巻き上げ方式タープとなっていて、装備されたルーフから横面に広げていく形になっています。
カーサイドタープの魅力
カーサイドタープのわかりやすい魅力の一番は、とにかく設営や愛車との連結が簡単なことです。ということは撤収も楽々ということです。また基本的にカーサイドタープは折りたたんで使う方式なので、収納がコンパクトで持ち運びも手軽なのが魅力です。
オートキャンプなどで車中泊をするときに、車内空間だけでは狭く不便でも、車の外側に違った快適空間がつくれるカーサイドタープは好印象なものとなっています。食事や休憩するときも、余裕を持って有効空間を利用できるので快適です。
カーサイドタープの特徴は
普段のテントの設営と比べて格段に手間がかからないのが特徴です。撤収も簡単なので急な天候の変化にも対応がすぐできると大好評です。家族や少人数の仲間でキャンプに気軽に出かけるなどの使い方に適しています。
カーサイドタープのメリットは?
メリットの一つは車体と地面とを固定するのにフレームを使ってタープを張るため、風に強いというメリットがあります。オーニングタイプは高価になりますが、リーズナブルなカーサイドタープです。河原など本来のタープを設営しづらい場所でも、手軽に雨風を遮ったり日除けをしたりと快適な居住空間ができます。
タープを車に固定するので、片方側分のポールが必要ない分、短時間で設営や撤収ができるのも人気の一旦です。短時間で設営や撤収ができるのは、天気の変化にも素早い対応ができるということなので、その点も高得点となっています。
カーサイドタープのデメリットと言えば
設営を一旦すると車の移動が困難になる点がデメリットです。キャンプ場などに宿泊する時は買い出しや入浴を先にするなどの一考が必要です。次に車体連結が基本的なカーサイドタープは少人数での使用が基本です。また防虫性能や防寒性能はあまり期待できません。
カーサイドタープの選び方は
サイズを中心に選ぶ時は
もちろんですが車体サイズに合わせるのが基本です。ワゴン用、SUV用にミニバン用があります。車体側の側面で設置しますが、サイズを間違えると広げた時に風雨を防げず、日除けにもならないので快適に使えないので注意が必要です。
使い方を中心に選ぶ時は
使用するシーン対応した色々なカーサイドタープがあります。どんな使用方法かで選択肢は異なります。設営が簡単にできるタイプは、素早く設置、素早く撤収の日帰りキャンプ向きで、車中泊やオートキャンプには固定式タイプが適しています。
カーサイドタープの種類いろいろ
開放式タイプのオーニングより風雨や強い日差しからの防御力が高いカーサイドタープは、アウトドアメーカーからも多彩に出ています。タープの種類や連結、車種や連結などいろいろな見方から連結方法を紹介します。
タープの種類① レクタタープ
連結がさせやすいシンプルな形が多く、使える形のカーサイドタープが多いです。長方形や正方形に、サイズも大きいものから小さなものまで様々です。愛車の大きさに合わせて選ぶことができ、色の組み合わせを楽しむことができます。
タープの種類② ヘキサタープ
やや変則的な形となっていますが、アレンジの仕方次第でヘキサタープもカーサイドタープとして利用することができます。柔軟性が魅力で日差しの向きが変化しても、素早く対応ができるのはヘキサタープの魅力です。
タープの種類③ ポール付きタープ
通常カーサイドタープをいう名前のものになります。ポールを利用するので安定感があり、車体にマッチングさせた設置が簡単にできます。日差しに加え、外からの視線も遮るので、海辺などの着替えが必要な場面でも重宝します。
タープの種類④ 後ろ付け専用タープ
後方の車体への連結専用タープは、アメリカの老舗アウトドアブランド「スランバージャック」が販売する「ロードハウスタープ」です。左右のルーフキャリアやルーフレールなどにバックルで固定して使う武骨で雰囲気溢れるタープです。
カーサイドタープに合わせる車おすすめ
車の種類① ジムニー
軽車両の中では一番人気とも言えるのがジムニーです。カーサイドタープ設営用の取り付け金具を本体の天井部分にカスタムメイドします。この秀逸なアイディアはジムニーから直接タープが水平に張れ、さらにアウトドアを気軽に楽しめる様になります。