ワンタッチタープってどんなタープ?
簡単な設営でアウトドアがより快適になります
名前通りに組み立てと設営が簡単にワンタッチで出来るタープです。基本的には支柱のフレームを広げ→屋根部分の生地を被せ→支柱の脚を伸ばす。この3段階で設置がOKです。屋外で簡単に日陰ができるので、バーベキューや運動会、キャンプなどのアウトドアがさらに快適になります。
ワンタッチタープの特徴は
初心者でも簡単に設営できる
ワンタッチタープの設営初心者の方でも、簡単に設置ができます。風に弱い面がありますが、そんな問題もペグを打つことで解消します。さらにフレーム構造で風に強いのものや、ベンチレーター機能を装備して風を逃がす仕様になっているものは万全です。
耐水圧が高い生地を使って雨に強いものや、UVカット機能で紫外線を通しにくくなっていたりするものもあります。また、インナーネットなどがフライシートの内側に付いていて、荷物を置けて便利なものまで、様々機能を持ったワンターチタープが販売されています。
ワンタッチタープのメリットは?
何と言っても設営の簡単さ
メリットの最大のものと言えば手間がかからない設営の簡単さです。慣れてくると一人でも大丈夫です。アウトドアでは、バーベキューやキャンプ、子どもの運動会や野球の試合、サッカーの試合の応援のように、日差しが強く屋根があるといいなという場面は意外に多いもの。そんな時、広げるだけで木陰のように、日差しから身を守ってくれるワンタッチタープはあると大変重宝します。ポールとロープ、そしてペグ打ちまで必要なヘキサタープやスクエアタープなどの他のタープと比べ、ワンタッチタープの設営の手軽さはとても大きなメリットとなります。
ペグ打ち不要、高さ調節可能なためコンクリートの上や斜面にも設置可能
芝生や土などキャンプ場には地面が多いですが、ペグの打てないコンクリートの地面にも設置ができます。また長さの調節が可能な4本の支柱の脚の長さを調整し斜面などにも設置ができます。他にもアウトドアで食事をする際、注意しなければならない頭上からの鳥の攻撃の対策にもメリットがあります。
ワンタッチタープのデメリットは?
収納サイズの大きさと重さ
風に弱い面があるので、ペグ打ちで固定をしなければならない場合がある点はデメリットです。さらには収納サイズが大きくなるので重たいということです。フライシートと折り畳み式フレームを合わせると重くなるので携行性が悪くデメリットになります。ただし、車で出かけるアウトドアであれば、その点も全く問題無くなります。
ワンタッチタープの選び方
使用人数と場面から選ぶ
選ぶ時に最初に考慮するのが大きさです。場面と使用人数を考え選びますが、目安としては3-4人で200×200cm位、4-5人で250×250cm位、5-6人の場合は300×300cm位がおすすめです。運動会の応援やバーベキュー、キャンプなどの使用場面によって必要となるアイテムの種類も異なると思いますが、これらのタープ内に置くテーブルや椅子の大きさの確認もお忘れなく。特に制約がない時は300×300cm位が手狭でなく便利です。
防水性能から選ぶ
基本的な役割の雨よけと日よけの性能は確認が必要です。最初に防水性能や撥水加工の性能を確認してみましょう。基本的には耐水圧1,000mm〜1,500mmのものを選んでおくと良いでしょう。耐水圧が高くなればなるほどタープ内は蒸し暑くなり、さらに価格も高くなる傾向があるので、使用シーンに合わせて選ぶこともポイントです。
UVカット加工の有無を確認する
次にフライシートにどの程度のUVカット加工がされているかを確かめます。もちろん夏場の紫外線も強いのですが、実は気持ちのいい気候の5月頃から紫外線は強くなっているのです。まさに運動会やバーベキュー、キャンプなどのシーズン真っ只中ですね。イベント終わりに日焼けで後悔しないよう、日焼け止めはもちろんですがタープもUVカット加工のものを選ぶことをおすすめします。また、忘れてならないのがオプションパーツが必要な時のラインナップですね。
ワンタッチタープの重量から
フレームには耐久性を得るためスチール使用のモデルが多くでています。最近は携帯性を高める理由でアルミニウム合金をフレームに採用したものがあります。荷物が多いアウトドアでは道具は軽いものがよく、こちらのアルミ合金フレームのものがおすすめです。
屋外では急に強い風が吹くこともあります。そんな時細いフレームだと風の力で曲がってしまうことがあります。丈夫なフレームは重量も増してしまいますが、アルミ合金の素材であれば軽さと耐久性のバランスに優れており、かつサビにも強いためおすすめです。
使用場所から選ぶ
選ぶ際の大事なポイントに使う場所はどこかというのがあります。簡単に設営できるワンタッチタープですが、軽量のものでもそれなりの重さです。車が入れない場所での徒歩での運搬は不向きです。また風のある場所ではベンチレーター付きのもので風を流すようにします。
ワンタッチタープのオプションパーツ
ワンタッチタープの選び方のオプションパーツについてですが、元々タープは屋根だけの構造なので、横面からの雨や風と日差しには弱くなっています。そこで使用場所的にサイドに取り付けるオプションパーツも見過ごせないアイテムとなります。タープの四方向を囲むとより快適な空間ができます。
ワンタッチタープ メッシュ
メッシュ素材のスクリーンを四方面に取り付けるものがあります。こうすると通気性を残したままタープを蚊帳のように使用できます。夏場のキャンプなど虫が気になる季節には重宝です。付属のものと別売りのものがあるのでチェックしましょう。
ワンタッチタープ サイドシート
サイドパネルともいいワンタッチタープの欠点といってもいい斜めからの日差しをカットしてくれます。こういったオプションパーツがあると、急な場合の雨風に対応が楽になります。ワンタッチタープを選ぶ時、オプションパーツがあると活躍の場が広がります。
ワンタッチタープの組み立て方
支柱のフレームを広げて脚を伸ばすだけ
これまでワンタッチタープのメリットでもご紹介した通り、設営方法は非常に簡単です。まずは支柱のフレームを広げ、そのまま支柱の脚を伸ばす、たったこれだけで簡単に設営ができてしまいます。これなら慣れれ一人でもできますし、女性でも問題なく設営することができます。簡単すぎて、説明書を見なくても出来てしまいそうなほどです。そのため、ワンタッチタープにはベテランや初心者などはあまり関係がありません。基本的に4本の支柱は、各脚の長さ調節で斜面などにも設営ができてとても便利なものとなっています。こちらの動画を見ても、どれだけ組み立てが簡単かよくわかりますね。
ワンタッチタープは固定しよう
ペグや重りで固定する方が安心
風に弱い構造なので、強風や突風で飛ばされると危険なので固定して使用することをおすすめします。固定にはペグを打ち安定させます。ペグを打てないコンクリート地面などの場合は、水や砂を詰めた重りを取り付けます。風が抜けるベンチレーションをフライシートに装備したモデルであれば、風を受け流すことができるためおすすめです。
ワンタッチタープのおすすめ15選
①コールマン パーティーシェードDX/300
一人でも問題なく設営できるタープテントです。丸みを帯びた形の開口部は開放感もあり日陰の面も多くとれる一挙両得です。通常の屋根ではフレーム部分に溜まる雨水が、このシェードは四隅から排水され溜まりません。サイズ:約幅3×奥行3×高さ2.2m、収納時:約幅28×高さ89cm、重量:15.5kg、4人~6人用
②FIELDOOR タープテント
軽量タープテントでアルミ製フレームを採用しています。設置も撤収も楽々で大好評の声が多いタイプです。脚部分とシートを重ねてペグが打てるので安定感は抜群でかなりの風にも耐性があります。サイズ:約幅2×奥行2×高さ1.35~2.37m、収納時:約幅22×奥行22×高さ92cm、重量:約7.4kg、2人~3人用
③カンタンタープ260 キャンプカスタム
シンプルなフレーム構造で一人で楽に組み立てられます。トラス構造でフレームの強度を増していて、軽量化で収納もコンパクトになっています。雨でも晴れでも使えると高評価です。サイズ:幅260×奥行き260×高さ240cm、収納時:幅20×奥行き20×高さ98cm、重量:約11kg、素材:フレーム:スチール、天幕:ポリエステル