羊毛フェルトの失敗ポイント④ニードルが折れてしまう
消耗品として羊毛フェルトのためのニードルは扱われていますが、何度も何度も折れている場合は原因を見つけて対策することをオススメします。
原因:持ち方や刺し方が違う
ニードルの先端近くで短く持つのも無駄な力がかかってしまうので注意しましょう。また硬くなってるところに太いニードルで無理やり刺したり、ななめにさすのもニードルに負担がかかってしまって折れやすい原因となります。
対策:上のほうを持ちゆっくり刺す
まずはニードルの先端から離れた上のほうを持つのがコツです。そうすれば無理な力が加わることがなくなり失敗を回避できます。また、まっすぐ中心に向かって、ゆっくりニードルを抜いたら刺したりすることが大切です。
ニードルを羊毛フェルトに刺している最中に、ニードル自身をねじったり曲げるのもよくありません。
また途中で曲がってしまったら無理して使い続けずに新しいニードルに替えましょう。曲がったまま使うと折れる原因になります。
羊毛フェルトの失敗ポイント⑤パーツが取れてしまう
せっかく完成したと思ったら、パーツの付きが甘くて外れることも多いですよね。その外れた部分を修正しようとしてまたバランスが悪くなってしまう、という失敗の悪循環の原因になってしまいます。
原因:しっかりくっついていない
コツとしてはパーツの土台にくっつけたい面はニードルで硬くせずにフワフワにさせてから、くっつけていくと失敗しません。
対策:細かく刺していく
くっつけたい場所が決まったらそこを重点的に、細いニードルで細かく刺しましょう。
しっかりくっつくことが確するまでは根気よく細かく刺していくことが羊毛フェルト作品を失敗しないようにするコツです。
しっかり固定したい場合は手芸用ボンドを使う
ニードルではなかなか細かい場所など特に目や鼻、口など顔周りは難しいかもしれません。そんな時はボンドを使用するのもいいです。
目など糸ではないときなどは、つけたい場所に穴を開けてその奥にボンドをつけておく深くまで差し込むのがコツです。失敗して浅くつけてしまうと、あとからパーツが浮いてきてしまって、ホラーな仕上がりになってしまうこともあります。
ボンドは木工用ボンドよりも手芸専用のボンドがありますので、速乾性や強度のことを考えるとそちらを使うほうが失敗率も下がります。
失敗したときのやり直し方
縫いものや編み物など、ほとんどの手芸作品は一回でも失敗すると後戻りができません。しかし、羊毛フェルトはやり直しがきく手芸作品でもあります。
つけるパーツや位置を間違えてしまったり、色味を失敗してしまったときなど、修正が可能です。
ここからは、羊毛フェルトで失敗したときのための焦らないちょっとしたコツをご紹介します。