ちぎる
羊毛フェルトは糸で縫ったりしているわけではないので、ニードルで固まり切れてなかった場合、失敗した部分をちぎってしまうのも可能です。
羊毛フェルトは範囲が狭い場合は手で少しずつ引きちぎってみてください。範囲が広い場合ははさみでいらない部分、もしくは失敗してしまった部分を切ってしまうのがおススメです。
新たにフェルトかぶせる
羊毛フェルトの特徴として繊維が多く透けにくいことが挙げられます。たとえ色を変えたとしても透けずに、気付かれないので、失敗してしまっても上から新しい羊毛フェルトを被せて再開するのもいいでしょう。
ただし、重ねていけばフェルトの量が増えていくことになるので、小さく作ろうと思っていたら巨大な作品に。ということもあるので気を付けてください。
かわいい世界!成功例もご紹介
失敗作や、失敗回避法、また失敗をやり直す方法などを見てきましたが、羊毛フェルトは、成功したときは、ほかの手芸では表現できないほどの可愛い作品がたくさん。
失敗例も面白いですが最後は成功例を見ていきましょう。オリジナルの作品を作る方もたくさんいらっしゃいます。自分の作品のお手本にするのもいいですね。
成功例①リアルな作品
羊毛がリアルに動物たちの毛並みを再現してくれるので、自分の愛猫や愛犬を再現してみるのもいいですね。
小さい小物である手芸からこそ、小さい動物たちを。リアルなサイズで作って飾るとまるでペットのようです。
成功例②キャラクターを再現
小さな針でチクチクと作業できるので細部まで表現できるのが羊毛フェルトの良いところ。コツを掴めばあのヒーロースーツも細部にまでこだわって作ることができます。
あのかわいいキャラクターが手のひらサイズで勢ぞろい。自分の好きなキャラクター達をたくさん作って飾るのも可愛らしいですね。
成功例③かわいいものを創作
丸みを帯びた仕上がりと、羊毛の柔らかさで、ほのぼのとした印象をうける羊毛フェルト。自分でオリジナルでかわいい小物を作てみるのも楽しいかもしれません。
人形や生き物だけではなく、可愛い小物入れを作ることも可能です。
他にも簡単な手芸などの小物作りを考えてる方はこちらもどうぞ。
羊毛フェルトで失敗しても楽しみながらやってみよう!
失敗しやすいとネガティブに思われがちですが、失敗の原因と対策、そして慣れてコツを掴んでいけば、かわいい小物がお手軽にできるのが羊毛フェルトの特徴です。
失敗してもやり直しがきく面や、100円均一のお店でも手に入り、針一本で、手軽に続けられるのが羊毛フェルトの人気の秘密です。
完成品を楽しむのも、また失敗した作品で落ち込むことなく、友達や家族とシェアすれば笑顔に変えられるのも、羊毛フェルトの魅力の一つではないでしょうか。