オフセットフックのおすすめや種類をチェック!オフセットフックはどうやって使う?

Z形の部分が疑似餌の先端に引っ掛かったら、針先をグッと方向転換します。今度は疑似餌の中間部分に、針先を貫通させます。すると、疑似餌の先端は「Z」形の部分で、疑似餌の中間部分は針先で、それぞれ固定されることになります。これで疑似餌をしっかり固定できるので、障害物に当たっても根掛かりしなくなるのです。

オフセットフックの使い方② 結び方

ノーシンカーリグを作る場合

ノーシンカーリグとは、とてもシンプルな仕掛けです。その名の通りオモリを一切使いません。そのため、オモリと一体型ではないオフセット系のハリと、非常に相性のいい仕掛けです。先ほど解説したやり方でハリに疑似餌をセットすれば、ハリと糸の結び方は何でも構いません。

ハリと糸を結ぶ方法は、たとえばループノットでもよいでしょう。オフセット系のハリには糸を通す穴があるので、この結び方を使えます。まずは糸を緩く堅結びにして、糸の先端をハリの穴に通し、先ほど作った堅結びの穴に通します。あとは通した糸を反対側の糸に巻き付けて、締め込めば完成です。

テキサスリグを作る場合

オフセット系のハリには、テキサスリグも向いています。この仕掛けは、水底を探るための仕掛けです。水底で疑似餌を積極的に動かすため、下手すると根掛かりが頻発してしまいます。その弱点を、オフセット系のハリを使うことでカバーするのです。仕掛け自体は単純で、糸にあらかじめオモリを通しておいてから、疑似餌を刺したハリを結びます。

ハリと糸の結び方は、結びやすいやり方で構いません。たとえば、ハングマンズノットでもよいでしょう。ハリの穴に糸を通したら、通した糸の先端を反対側に巻き付けます。巻き付けながら締め込んでいけば、ハングマンズノットの完成です。

オフセットフックの使い方③ 釣り方

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