いろいろ釣れちゃうテンヤ釣り入門!仕掛けからタックルまでをご紹介

一つテンヤの基本の誘いはリフト(持ち上げ)&フォール(竿を下げてテンヤを落とし込む)です。先程もあげたようにマダイは上から落ちてくる餌に反応します。そのため、リフト→フォール→リフト→フォールを繰り返し行っていきアタリを待ちましょう。そのうち徐々に仕掛けが浮き上がってくるので、仕掛けが中層まできたら再度底を取り直します。

基本的に餌がついていれば、どのタイミングでもアタリが出る釣法なので、集中して竿をコントロールしてみましょう。

巻きテンヤとは?

また一部地域では巻きテンヤという釣法も人気が出ています。これは底取りをした後に、中層まで一気に巻き上げまた一気に底まで落とす作業を繰り返すものです。

テンヤ釣りのポイント③ドラグ調整のコツ

ドラグとはラインが引っ張られた時に完全にロックせず、ラインがゆっくりと出ていくようにするブレーキ機能のことを指します。このドラグは事前に調整が必要なのですが、一つテンヤの場合は1kg前後がよいとされています。自分で調整するには竿にラインを通し、ペットボトルに1ℓ程度を入れたものを用意し、竿先にぶら下げて揺すった時にじりじりと出てくるように調整しておくのがおすすめです。

テンヤ釣りのポイント④アタリとアワセのコツ

アタリはさまざま

アタリはさまざまでコンコンと小さなものや、竿先を引きずりこむような強いアタリもあります。フォール中にアタリが出ることが多く、着底していないのにラインが止まったりした場合は分かりにくい場合もありますがアタリの可能性があるので竿先やラインに注意するようにしてください。

どうやって合わせる?

そしてアタリがあったらすぐにアワセましょう。掛かったマダイは逃げようとしますが、すぐにリールを巻いてしまうとバラシてしまう可能性あるので、竿を立ててこらえます。ドラグ調整しているので慌てずに、止まったらリールを巻いて走り出したら巻くのをやめて竿を立てる作業を繰り返します。そうしているうちにマダイが疲れてくるので、巻き上げましょう。

アタリ!でも竿が上にあるときは?

もしリフトの途中にアタリがきて竿先がすでに上にある場合は急いでリールを巻いて合わせましょう。これを巻きアワセと言いますが、できればはじめからアワセに対応できるくらいの高さを残してリフトすると、アワセが楽になります。

まとめ

手軽に釣りを楽しめるテンヤ釣り。釣りをこれからはじめたいと考えている人も、もっとライトに楽しみたい人も、揃える道具が少なく済み、釣果をあげることができるテンヤ釣りはとても魅力的ですよね。ぜひ家族やお友達を誘って気軽にトライしてみて下さい。