ダツは刺さるって本当!?危険だけどおいしいダツ情報まとめ

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ダツは光に反応します。海に入る際は、光に反応するアクセサリー類は必ず外しましょう。夜釣りの際も、海面に向かってライトの光を照らさないことです。海面に光をてらし、光がダツの目に入ってしまわないしようにしましょう。ダツを見かけたら絶対に刺激をしないことです。

ダツの釣り期と釣り方

ダツの釣り期とは?

ダツは一年中釣れる魚です。あえてダツの旬の時期といえば、寒くなる時期から初夏にかけてです。特に夏の夜釣りではよく見かけられる魚です。ダツを専門的に釣る人が少ない為、市場にもあまり出回ることは少ないです。

ダツは通年釣れる魚

ダツは通年釣れる魚です。特に水面から水面直下を狙うようにしましょう。潮の流れのあるような場所やヨレ、障害物などの変化のある場所を好む魚なので、そのような場所をポイントとして丁寧に攻めてみると良いでしょう。

ルアーでダツを釣ろう!

ダツは小魚を捕食するフィッシュイーターなので、ルアーフィッシングがお勧めです。基本的にダツは表層にいる魚なので、メタルジグやフローティングミノーを使用することをお勧めします。ただ、ダツを専門に釣る人は少なく、サヨリやシーバスの外道として釣れることが多いようです。

釣りあげる時は十分に注意

油断は禁物

ダツはサメや猛毒を持つ魚に匹敵すると言われる魚です。釣りあげる際には十分な注意が必要です。誤ってダツの口が目に刺さってしまい失明なんてことや、ダツのギザギザした歯でうっかり指を怪我するなんてこともあります。素手で触ったりすることはやめましょう。持ち帰るときには口ばしは切除したほうが良いです。

ダツは嫌われ者?

外道にされがちのダツ

ダツを専門で釣る人はほとんどいないというくらい、ダツは外道とされています。メジナ釣りやシーバス釣りでよく掛かることが多いです、調理の仕方も一般的に出回っているわけではなく危険な魚とされているので好んで釣る人は少ないようです。

ダツはおいしい?

そんな危険な魚おいしいの?

ダツは小骨が多く処理がしづらいという理由であまり好まれてはいません。しかし、脂分が少ない為さっぱりしている淡白な魚です。特に、小骨の多い部分を避けてれば、刺身として特においしく食べることができます。

ダツのさばき方

まず、鱗取り器で、鱗を綺麗にとります。鱗が取れたら、頭を落とします。胸ヒレの根元に包丁を入れ、まっすぐ頭を落とします。その後、お尻に包丁を入れ開き内臓を取り出します。内臓が取れたら包丁の先で血合いを傷つけ血合いを綺麗に流します。血合いを流したら、3枚におろしさく取りをしましょう。

ダツをおいしく食べるレシピを紹介

塩焼き

魚料理の定番の、作り方もシンプルな塩焼きは魚のうまみを楽しめる料理です。小ぶりなものではなく、少し大きめのダツは3枚おろしにした後、塩を振りかけて両面を焼けば完成です。身が薄い為、食べる部分は少ないというのが残念です。

唐揚げ

塩焼きと同様に3枚おろしにした後に、塩・胡椒などで味付けをします。(ガーリックパウダーなどでの味付けも一味違った風味がでておいしいです。)片栗粉をまぶして油で揚げれば完成です。この際に、揚げすぎには注意しましょう。脂分が少ないので、揚げすぎるとパサパサになってしまいます。

カルパッチョ

ダツは淡白な魚なので、刺身としても十分おいしいのです。しかし、刺身だけでは物足りないという場合はカルパッチョもお勧めです。薄くスライスしたダツに塩・胡椒・オリーブ油・レモンをかければ簡単にカルパッチョの出来上がりです。白ワインのお供にいかがでしょうか。

フライ

白身の魚定番の大葉と梅肉を巻いたフライもおいしいです。3枚おろしにしたダツに大葉・梅肉をのせ、ダツで巻きます。小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて油で揚げましょう。お弁当のおかずとしてもお勧めです。また、梅肉の代わりにチーズを巻いてもおいしくいただけます。

煮つけ

ダツは煮つけとしてもおいしく食べれます。ダツは淡白なので味の濃い煮つけなどにも適しています。ダツの切り身にお酒、しょうゆ、みりん、砂糖に薄切りのしょうがを加えて、じっくり煮ましょう。甘目が好きな方は砂糖を多めに入れてもいいでしょう。好みに合わせて味つけをしましょう。

お寿司

白身魚のダツはお寿司としてもお勧めです。さっぱりとしている魚なので酢飯との相性も抜群です。あまり流通している魚ではないのでなかなかお目にかかることはできませんが、関東では春先から初夏にかけて少ないながらも入荷します。もし、見かけたら一度食べてみるのもいいでしょう。

安全にダツを釣って食べてみよう

いかがでしたでしょうか。危険と言われるダツですが、ダツ釣りのルールさえ守れば安全に楽しく釣れる魚です。ダツが釣れてがっかりではなく、釣れた際には是非とも一度は食してみてください。見た目からは想像できない味わいを得られるはずです。