ダツは刺さるって本当!?危険だけどおいしいダツ情報まとめ

色なん特徴があるダツですが、変わった特徴といえば骨が青いということです。調理をするときに骨が青いなんて、毒があるのでは?とも思われがちです。ダツ目の魚の骨には胆汁色素のビリベルジンが含まれているためなのです。毒ではなく新鮮な証拠なので安心してください。

ダツの生息地域や分布

ダツってどこにいるの?

ダツは全世界の熱帯・温帯域の比較的浅い海域に生息しています。日本では、北は北海道の日本海沿岸や南は九州まで沖縄、東シナ海太平洋沿岸など広い範囲で捕獲されます。日本以外では、汽水域や淡水域に生息する種類もいます。

沖縄では恐れられている魚

沖縄の漁師は注意している魚

沖縄ではリュキュウダツという種類がいるほど、親しまれている種類の魚です。しかし、日本国内でダツによる被害は特に沖縄が多いと言われ、漁師の間では最も恐れられている魚でもあります。沖縄での漁は、浅瀬で夜間に行われることが多いことからダツ被害が多いのです。沖縄の漁師にはサメよりも注意が必要と言われています。

ダツは危険!

光に反応

通常人間を襲う魚ではないとされるダツですが、実はとっても危険です。なんといっても、光に向かって突進してくるという性質。ダツは小魚を追って捕食する魚です。小魚の鱗が月明かりに照らされてキラキラと光る光に反応します

突進してくるスピードは60㎞/l

ダツは獲物の小魚を見つけると猛スピードで突進してきます。そのスピードはなんと、時速60㎞/lにも達します。人間が運転する車並みのスピードで動き回ることができるのです。ダツは尖った口ばしに、細い体を持つため水の抵抗を受けにくいため水の中でも素早く動けるのです。

ダツが刺さる?

ダツが刺さるって本当?

ダツが生息している海域でのライトを使用した夜釣り、ナイトダイビングはとても危険です。ダツは鱗の光に反応すると言われていますが、人工の光にも十分反応します。厄介なことに、獲物を刺した後に身をよじら獲物を弱らせるという性質もある為、刺されるとより深く刺さってしまうのです。実際に死亡事故も起きているので注意が必要です。

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