人気魚メバル!旬の時期から釣り方、仕掛けまでを大公開

メバルの生息地は、主に湾構内のテトラポット設置地帯や沿岸部の藻草地帯などに多いです。沿岸部周辺の岩礁地帯等にもメバルは多く生息しており、甲殻類といった餌が多い地域に居る傾向にあります。水温が20度を超える場所は苦手で、海流や潮の流れが早めの、比較的水温が低めの場所を好みます。

メバルを狙う時のポイント

メバルを狙うのならば、夜行性のため暗く移動しにくいので漁港や防波堤等の明かりのある場所で、足場がわかりやすくしっかりしている場所が良いです。岩手県の釜石市の釜石港付近や三重県志摩市の浜島海浜公園付近など、リアス式海岸で入り組んでおり海藻も多いので、メバルが好んで生息しています。

メバルの釣りの旬と食べる時の旬

本来旬というのは野菜や果物、魚の最も美味しい時期、10日間の事を指しますが、最近は技術が進み旬の時期も長くなり、季節関係なくスーパーなどで手に入るようになりました。メバルの旬は一体いつになるのでしょうか。

メバルは1年を通して釣れる

メバルはイワシやサバのように、海を泳ぎまわってエサや産卵場所を探し回る、いわゆる回遊魚ではありません。種類によっては回遊する物もいますが、基本的には岩陰や藻に隠れつつ、餌を待っています。水温などによって活性が鈍い時はありますが1年を通して釣ることができる魚です。

ベストシーズンは春と秋!

上でもふれましたが、12月前後は産卵シーズンになります。特にメスは産卵に備えて体に栄養を蓄えるために餌を沢山たべるようになります。この時期は特にたくさんの餌を探し求めているので釣りやすい、ベストシーズンになっています。そして稚魚を出産し終えた4~5月もまたベストシーズンで子育てを終えたメスたちが体を元に戻そうと必死で餌を食べる時期になっています。

メバルをおいしく食べる旬は早春

メバルは目が大きく張り出していることから「メバル(眼張)」と呼ばれるようになったと言われていますが、1月ごろから旬を迎えるため「目春」からメバルと呼ばれるようになった、という説もあります。メバルは体の中で卵から稚魚に孵化させ、稚魚の状態で出産する「卵胎生」という特徴があります。

卵を産んだあとのメスは卵に体の全栄養を回してしまっているためあまり味は美味しくなりません。ですので、受精してから卵を産むまでの1か月間にあたる11月~12月くらいにかけて一番美味しいシーズンとなります。

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