何事も自分で決めて行動することができる、そんな大自然ならではの開放感を心行くまで満喫するためにも、どんな過ごし方を選ぶのかによって、それに応じた道具が必要になります。
最低限必要な道具
テント、シュラフ(寝袋)、グランドシート(床敷き)、ガスコンロ(火器類)、コッヘル(食器類)、オーバーやセーター(衣類)、ヘッドライトやランタン(照明器具)、食料や水とチョコレートなどのお菓子(食事類)、カッパや傘(雨具)。これらの必要となる道具だけでも、少なくとも10キログラム以上を考える必要があります。
バックパックキャンプで気になる収納事情
必要なものがすべて揃っている安心感
バックパックに、きっちりと収められた道具を順番に取り出して、予定の時間が来るよりも先に、目的の行動を起こす。そんな自分への挑戦も、お気に入りのバックパックを使ったキャンプであれば、楽しみながらできるに違いありません。
使い方も、収め方も、工夫次第で無限の可能性
実際、沢山の道具を持ち運ぶのは大変な話です。そして、持って行く以上に大変なのは、持ち帰ることです。忘れ物はもちろんのこと、使った道具とゴミは、すべて持ち帰るのがマナーです。次に来た時にも、美しい自然の姿を楽しむことができるように、汚さずに持ち帰ることができる、収納力に余裕を持ったバックパックがおすすめです。
バックパックキャンプで求められるバックパックの大きさ
一般的に、バックパックの大きさは容量で表示されます。2リットルのペットボトルを思い浮かべてみてください。一泊分の炊事に必要な水を運ぶとすれば、4リットルほどの容量を見込むことになるでしょう。そのため、バックパックキャンプで使われるバックパックの場合、だいたい40リットルから、55リットルくらいの大きさが必要になります。
頼りがいのある大きな背中にたくさんの夢をつめこんで
大きな容量を持つバックパックであれば、家族の荷物を運ぶこともできます。子供たちを連れて、生涯忘れられない思い出づくりに出かけることも難しくありません。地図を眺めながら、次の目的地を目指して行動する意欲的な姿を見せることができるでしょう。