ローリングベイトの特徴
ほかのルアーとは違うローリングと独特の泳ぎで、魚にアピールできるのがローリングベイトの特徴です。通年で使えるペンシル状のルアーで、ボディの背中にラインのアイがあり、そのすぐ後ろに突起がついています。釣れるポイントを探りたい時のサーチルアーとしても最適です。
ローリングベイトとは
タックルハウスが、2003年に発売を開始したローリングベイトは、新しいコンセプトで、さまざまなニーズに対応することができるアイテムを展開しています。シーバス(スズキ)釣りに対応するルアーは、定番アイテムとしてもよく知られておりロングセラーの商品です。
ウォブリングとローリングの泳ぎの違いとは
ルアー本体が、左右に傾いてひねるように回る泳ぎがローリングで、ウォブリングはぐらぐらと左右に揺れるような泳ぎをします。ウォブリングは大きな波動を出して魚に強くアピールするのに対して、ローリングは大人しめな自然な波動を出して魚を誘います。
ローリングベイトははなぜ釣れる?
ローリングアクションと呼ばれる、ルアー本体のお腹の部分と背中の部分が素早く左右反転する動きをすることによって、色の明滅効果が生まれ魚が食いつきます。独自の形状と突起で水を受け流しながら、水平のスイム姿勢を崩さないのも魅力のルアーです。
ローリングベイトのラインナップ
さまざまな種類の全13アイテムがラインナップされており、シーバス釣りには、長さが77mmのアイテムが定番サイズといわれています。ここからは、ローリングベイトの基本的なサイズになる、66mmから88mmのアイテムの特徴や対応魚種などについてご紹介します。
ローリングベイト77
シーバスをはじめ、サバなどの青物釣りにも最適なアイテムで、長さは77mm、重量は15gあり、漁港や堤防などでの釣りにもおすすめです。重量が11gの「ライトウェイト」というアイテムもあり、港湾での水深のある場所をゆっくりと探りたい時に活躍します。
ローリングベイト88
シバースはもちろんのことヒラメにも対応するアイテムで、長さが88mm、重量が24gなので、水深がある場所や流れが強い場所でもコントロールがしやすいのが特徴です。重量が18gの「ライトウェイト」のアイテムは、水深が浅い場所をじっくりと探りたい時にも使えます。
ローリングベイト66
長さは66mm、重量は12gあり、シーバスやウグイなどにも対応するアイテムで、マイクロベイトの時期や、河川やベイエリア、遠浅のポイントなどで安定した釣果を得たいときにはおすすめです。
ローリングベイト55
メバルやカサゴをはじめ、港湾のシーバスにも攻略できる、長さは55mm、重量は8gのアイテムです。冬から春先にかけてのマイクロベイトとして使えるので、中小型のシーバスを狙いたい時にも最適です。
ローリングベイト48
ローリングベイトならではのローリングアクションは持ち合わせたままで、長さは48mm、重量4.5gに軽量化されたライトゲーム用のアイテムです。メバルやカマス、メッキ、アジなどに対応しています。
ローリングベイト99
長さは99mm、重量が30gあり、激流の河川や荒れた海にも対抗できる重量で、ブリやカツオなどの大型魚に対応できます。ローリングベイトのルアーの中では一番大きいサイズなので、飛距離もトップクラスです。
ローリングベイトSSS
じっくりとポイントを攻めたい時や、さらにゆっくりとアピールをさせたい時のための、77mmと88mmのライトウェイトモデルをもっと軽量化させたアイテムです。小魚や甲殻類に似せたベイトとして使えます。
ローリングベイトのカラー
しっかりと魚をおびき寄せられるよう、27種類の多彩なカラーバリエーションが展開しています。ルアーのボディに内蔵されたホノグラムが反射して相乗効果を発揮する、「プレートプラス」というモデルもあります。
ローリングベイトの基本カラー
イワシやアジ、アカエビ、アユなどの実在するベイトに見せかけたカラーのものが基本のカラーになります。まずはそのカラーから集めていき、ゴールドオレンジなどの鮮やかなカラーをプラスしていくのもおすすめです。
魚種や状況に合わせたカラー選び
狙った魚がベイトにしているものに似たカラーのルアーを使うなど、場所や状況に応じたものを選ぶことが重要です。そのためには、ルアーのカラーは1色では足りないので、数種類のルアーを持っておくようにしましょう。