コットとは
アウトドアで使用する簡易ベッド
コットとは、キャンプなどのアウトドアシーンで簡易ベッドとして活躍するアイテムです。コットがなくてもキャンプを楽しむことが出来ます。しかし、コットがあるとさらに快適なキャンプライフを楽しむことが出来るので、ぜひ一つは持っておきたいアイテムです!
コットが快適な睡眠に役立つ2つの理由
地面からの底冷えを解消
テントに直接横になると底冷えしてしまい、どうしても体が冷えてしまいます。コットを使用すれば、地面からの距離を取って体を冷やさず眠ることが出来ます。そして、夏はコットを使用することにより地面との間に隙間が出来、通気性が良くなることから涼しく眠ることが出来ます。
寝心地を地面の状態に左右されない
地面がボコボコしていたり、砂利が多い場所で横になると下に何かを敷いても背中が痛くなってしまいリラックス出来ないことがあります。そんな時、コットを置けば地面を気にせず横になることが出来、いつも同じコンディションで眠ることが出来ます。
コットの睡眠時以外の便利な3つの使い方
荷物置きとして
地面に直接置くと衛生的にも悪く、荷物も汚れてしまう心配がありますが、コットを先に組み立てたり、用意して置けば安心して荷物が置けてキャンプの設営が出来ます。
ベンチとして
休憩する際などにベンチとして使用することも出来ます。広さもあるので、座ってから寝転んで本が読みたいという方が簡単に横になれるのもいいですね。ロータイプであれば高さが約20cm程なのでお子様でも簡単に座ることが出来て、ファミリーキャンプで利用されている方も多いのではないでしょうか。
虫対策として
キャンプではどうしても虫が多く、テントを閉めても隙間が出来てそこから虫が入ってきてしまうことがあります。シェルターをコットに取り付けることで蚊などの虫対策として使用していただくことが出来ます。こういったシェルターがあれば、テントは持たずコットだけで身軽にキャンプが出来ますし、夏はテントの中で使用することで虫対策になるのでオススメです。
コット選びの押えておくべき5つのポイント
①ローモデルorハイモデル
まず、コットはローモデルとハイモデルの2つがあります。ローモデルは地面から約20cm程の高さのものでハイモデルは地面から40cmほどのコットのことをいいます。例えば、ローモデルは地面から近い分、テントで使用しても圧迫感なく過ごすことが出来ます。ハイモデルは高さがあるのでベンチとして利用したり、コットの下に荷物が収納出来ることでスペース確保も出来ます!
②軽量性
片手で持ち運びが出来る程軽いコンパクトなコットが最近人気です。軽くて耐久性もあり、ソロキャンプやバイクでツーリングキャンプをされる方など、荷物を減らしたり軽くしたい方には軽量化されたコットを選んでいただくと快適に過ごしていただけると思います。
③設営のしやすさ
コットの足部分を組み立てて設営するタイプは設営に時間は少しかかりますがコンパクトにたたむことが出来ます。そして、リュックなどに入れて持ち運ぶことが出来るのもいいですね。コットの足部分を広げるだけで設営出来るタイプもあります。このタイプはコンパクトさには欠けてしまいますが、簡単ですぐ設営出来るので女性でも力をあまり使わずに設営出来るのが嬉しいです。
④サイズ、耐荷重
スリムなタイプや横幅に余裕があるワイドなタイプがあります。体に合わせてサイズを選ぶようにしましょう!身長のある方は大きめを選ばれた方が快適に過ごせます。そして重量制限は80kgから200kgまで幅広くあるので注意して見てみましょう!
⑤値段
2,3千円の価格から6万円程するコットもあり、価格帯はとても幅広いのですがお安いコットても十分使うことが出来ます。ただし、設営するのが大変だったりある程度お値段に比例してくる点もあるようです。初めて購入する場合など設営に慣れていない場合はバランスの取れたコットを選んでいただくのが良いと思います!
キャンプにおすすめコット20選
キャンプでの快適に過ごすアイテムとして少しずつわかってきたところで、おすすめしたいコットをいくつか項目に分けてご紹介します!どれを買おうか悩んでいる方は、使いたい目的や重要視したい点を抑えて選ぶことで自分に合ったコットが見つかりやすくなリます!
これは抑えておきたい!有名ブランドのオススメコット4選
①Helinox(ヘリノックス) コットワン コンバーチブル
サイズ:68×190×16cm(幅×奥行き×高さ)【収納時】54×16×16cm
重量:2.19kg(スタッフバッグ込みの場合2.32kg)
耐荷重:145kg
軽量で丈夫なアルミポールを使用しており、楽に設営出来るのがポイント。耐久性も優れているバランスの良いロータイプのコットです。別売りの【コットレッグ】を取り付けることで、ハイタイプになるので2つの高さのコットを楽しめます。
②コールマン(Coleman) トレイルヘッドコット
サイズ:約190×87×40(h)cm【収納時】14×18×93cm
重量:9kg
耐荷重:80kg ベンチ使用時70kg×2
コールマンのトレイルヘッドコットは横幅が広いのが特徴です!寝返りがうてたり、スマートフォンなどが置けたりと少しの余裕ができるのが快適さに繋がりそうですね!足部分がアルミではなくスチール製のため9kgと重さはありますが、その分機能性や耐久性はバッチリです。重さより、快適に眠りたい方におすすめです。
③LOGOS(ロゴス) アッセムコンパクトベッド
サイズ: 185×61.5×12.5cm【収納時】43×4.5×20cm
重量:2kg
耐荷重:120kg
素早く設営と撤収が出来る新構造がすごい!押すだけでフレームがロック、解除出来ます。脚部分はアルミフレームを使用し、軽量かつコンパクトに収納出来るのが魅力で、シートの張りがしっかり身体をホールドしてくれ疲れを取ってくれます。
④snow peak(スノーピーク) コットハイテンション
サイズ:2000×650×300mm【収納時】1250×280×280mm
重量:6kg
一度は聞いたことのあるスノーピークのコットは地面から30cmの高さで、生地がしっかりしており体重がかかるとテンションがかかり快適に眠ることが出来ます。組立も難しくなく、簡単に設営出来ます!お値段は4万円程ですが、その分満足出来るコットと言えそうです。
軽量でコンパクトさが魅力!3キロ以下のおすすめコット4選
①Helinox(ヘリノックス) ライトコット
サイズ: 60×185×13cm(幅×奥行き×高さ) 【収納時】53×13×13cm
重量:1.2kg(スタッフバック込みの場合1.26kg)
耐荷重:120kg
ケースの重さも入れてわずか1.26gという最軽量を実現したモデル。【コットワン コンバーチブル】より少し小さいサイズになります。収納した場合もとてもコンパクトで、片手で持ち運びが出来ます!
②DOD(ディーオーディー) バッグインベッド
サイズ: W1830×D720×H155mm 【収納時】W510×D130×H160mm
重量:2.4kg
耐荷重:120kg
2018年2月にドッペルギャンガーからDODに名前が変わったアウトドアブランド。DODのコンパクトで軽量な折りたたみ式のコットはリュックに背負って持ち運ぶことが出来るのもポイントです。各ポールにショックコードが内蔵されていることで、設営と撤収が簡単に出来るように設計されています。
③THERMAREST(サーマレスト) ULTRALITE COT
サイズ:R 61×183cm、L 66×196cm 【収納時サイズ】R 41×13cm、L 43×13cm
重量:R 1195g L 1361g
耐荷重:R 147.5kg L 147.5g
従来の楕円から三日月型の脚に変更されたコットです!地面からの冷気を抑えてくれ、サーマキャプチャーという同時に体から出る熱を反射するラミネートを使用しているため断熱性が高いコットです。慣れれば組立も問題なく出来るのでコンパクトながら組立も難しくないのが良いですね。
④キャプテンスタッグ アルミコンパクトキャンピングベッド
サイズ:約60×長さ186×高さ24cm
重量:2.8kg
耐荷重:約80kg
アルミフレームの軽量なコットが特徴です!キャプテンスタッグは価格設定がお安く購入しやすいので、ファミリーキャンプなどでたくさん必要な場合に購入しやすいのが嬉しいです。
購入しやすい!1万円以内で買えるおすすめコット4選
①DOD ウルトラクールキャンピングベッド
サイズ:L1900×W770×H190mm 【収納時】約L800×W200×H40mm
重量:4.7kg
耐荷重:100kg
7千円以内で購入が出来るのが嬉しいですね!メッシュ素材のため通気性に優れており、特に夏のキャンプを涼しく過ごせるのが嬉しいコットです。組立式でコンパクトに収納が出来、片手で持つことが出来ます。
②North Eagle アルミGIベッド
サイズ:1900×660×420cm 【収納時サイズ】約94×20×10cm