ハングマンズノットってなに!?
まず、この結び方の名前の由来ですが、ハングは吊るすと言う意味あいで、ハングマンは絞首刑執行人と言った感じです。つまり絞首刑に使われていた結び方なのです。
この結び方は、引っ張られれば引っ張られるほど締まっていく特性があるので、このような使われ方をしたのかもしれません。そして、この特性は釣りの世界にもマッチングした訳です。
ハングマンズノットの構造を理解しよう!
簡単に説明するとラインで輪を作り、そのラインを数回ラインに巻きつけて締めて行きます。この結び方の特徴として、引っ張られるほどに締まってい行き、また本体のラインがまっすぐになっているので、ラインの強度を十分に活かせるところです。そのため、強度が強いのと結び目がほどけないので、釣りには非常に適した結び方と言えるでしょう。
ハングマンズノットの強度は?
まず、結び目部分の強度ですが、荷重が加わると締まって行くので、非常にほどけにくくなっています。さらに、結び目部分での、本体ラインへの影響がほとんどなく、まっすぐなので、ラインの強度を低下させることなく十分に活かせます。この両方の面から言っても、この結び方の強度は全く問題ないほどにあると言えます。
ハングマンズノットの結び方の手順!画像付き
画像を見ながら手順を確認しましょう。ラインをアイに通して小さな輪を作ります。輪を崩さないよにラインに4から5回巻き付けます。巻き付けたら先ほどの輪にラインを通して結んで行きます。簡単に説明するとこのような感じです。画像を見ながら確認してみてください。後でご紹介する動画も合わせて確認して頂ければ分かりやすいと思います。
ポイントを押さえておきましょう。
それほど難しくはないので、画像を見ていただくだけでも手順は分かるでしょう。ポイントとしてはラインに巻きつける回数は4から5回が良いでしょう。あまり少ないとほどけやすかったり、強度の低下に繋がりますので注意してください。また、締め上げる時に結び目を湿らせた方が、結束時の摩擦熱による劣化も防げるので、おすすめします。
動画でわかる!ハングマンズノットの結び方!
画像でも分かるかと思いますが、動画でさらに確認して完璧なものにして行きましょう。両方を確認していただいて、結び方が分かったら、あとは何度も練習することをおすすめします。
実際の釣りの時には、さまざまな状況が考えられます。どんな状況でも、焦らず確実に結べるようになっておくことがなによりも大切なことだからです。
ハングマンズノットを動画で!
動画の最初にくるくる回していますが、初心者の方は、まずは確実にやり方を覚えることに専念してください。慣れれば、こんなに速く結ぶことが出来ると言う見本です。この動画では、ロープを使って教えてくれていますが、釣りで使用するラインの素材によってもやりやすさも違ってきますので、いろいろな種類のラインでも練習しましょう。