リールには様々な種類がある!
魚を釣り上げる際には、釣竿に取り付けてライン(釣り糸)を巻き取る為に使用するリールにはたくさんの種類があります。その他リールには、普段釣竿に取り付けていないラインを収納する役割もあります。リールの種類や各リールの特徴を知って、用途に合わせたリール選びの参考にして頂けたらと思います。
リールは大きく分けて4種類
たくさん種類があるリールですが、大きく分けると汎用性の高いスピニングリール、ルアーフィッシングに適するベイトリール、シンプルな構造のフライリール、便利機能搭載の電動リールの4種類に分類する事が出来ます。4種類のリールには、形状や性能などの様々な異なる特徴があります。
それぞれの釣り方にあったリールを選ぼう
リールは大きく分類すると4種類ですが、様々な魚の釣り方に特化した専用的なリールなどもあり種類が豊富です。手始めには扱いやすいリールを、また慣れてきたら様々な魚の釣り方に合わせてリールを選択する事をおすすめします。
リールの種類|各リールの特徴
まずは、上記で紹介した4種類のリールについての特徴を紹介します。ぞれぞれのリールのメリットやデメリットについても合わせてお伝えします。
スピニングリールは初心者でも使いやすいのが魅力
スピニングリールは、様々な釣りに対応する事が出来る汎用性や扱いやすさから初心者におすすめのリールです。またメジャーなリールでもあり、その使い勝手は上級者にも人気です。
メリットは、キャストする(仕掛けを投げる)際にライントラブルなどのトラブルが起こりにくい事です。また汎用的なリールですが、汎用リールの他にも遠投用リールなどの用途に特化したリールも用意されている為、特定の釣り方を楽しみたい時にも利用出来ます。デメリットは、細いラインを扱いやすいリールの為太いラインは扱いずらい事です。
ベイトリールはワイルドに使用できる
ベイトリールは、ラインを巻き上げるパワーが強い事も特徴の1つです。また太いラインも扱いやすい為、ワイルドに大物の魚を釣り上げる際にも適するリールです。
メリットは、両軸リール(ハンドルが両方についている)である為、右巻きでも左巻きでも魚を釣り上げる事が可能です。デメリットは、スピニングリール程遠くまで飛ばすことが出来ない事です。また、キャストの仕方などの理由からバックラッシュ(ラインが絡まってしまう事)が起こる事もあります。
フライリールはリールの雛型?
貴族の遊びだったとも言われているフライフィッシングには、約500年の歴史があります。フライフィッシングには、フライリールを用います。
メリットは、他のリールとも区別しやすい伝統的な特徴のあるデザインです。またフライリール特有のシンプルな構造での釣りを楽しむ事が出来ます。デメリットは、ラインが逆転する時に音が鳴る種類のリールもある為、その際のクリック音が気になる方にとってはデメリットと言えます。
電動リールは難しい釣りも楽々アシスト
電動リールは、巻き上げに時間と体力を要する水深の深い場所を狙った釣りを行う際などにも適するリールです。電動で巻き上げてくれる為、疲労軽減と効率化が望めます。
メリットは、魚を釣り上げる際に一定の速度で巻き上げる事が可能であり不要な動作も起こりにくい為、魚が逃げてしまうリスクを軽減出来る事です。また価格やメーカーによっても様々な機能や特徴の電動リールが用意されています。
デメリットは、手巻きのリールより比較的高価である場合が多い事です。また、自分で巻き上げたい方にも不向きです。