Contents
チヌ針の選び方/色
針の名称を知ろう
釣り針は、5つのタイプに分かれています。「伊勢尼(いせあま)」は、太くて、フトコロが広がっていますが強度があるので掛かりやすい特徴があります。「丸セイゴ」は、針先が内側に反っているので、フトコロが狭くなっています。
「袖」は、軸が長いので外しやすく、針先が軸に平行になっているので掛かりやすい形状です。「流線」は、長い軸と丸セイゴの曲がりを合わせた形状になっていて、イソメなどの虫エサが付けやすいです。「ムツ」は、針先が極端に反っていますので、根掛かりの心配が少なく、魚に飲みこまれても滑るので、口元に掛かるようになっています。
色の選び方
釣り針は、成型後に、加工や塗装が施されて、色づけされていきます。加工したり、色を付けることは錆を防ぐことだけではなく、魚に対する役立つ機能を加えるためです。魚への役立つ機能としては、目立つ色を付けて魚を集める機能と目立たない色を付けてカモフラージュすることで、警戒心を軽減する機能があります。
日中は黒・ピンク・金
日中でチヌを釣る場合は、黒を使ってみましょう。光に反射しないので水中でエサだけをアピールできます。喰いが悪いとき、オキアミを使って釣るときはピンクを使って、コーン餌で釣るときは金などを使うことでより自然に溶け込んで見せることできます。
夜や暗い場所では金・銀
夜釣りなどでチヌを釣るときは、金、銀などの水中で目立つ色を使いましょう。金色は、キラキラと光を反射してアピールしてくれます。光に反応する魚は、多くいますので光るものをめがけてつっこんで来ることがあります。
魚が好んでいるカラーなので効果がかなり期待できます。銀色は、種類も豊富に揃っている、一般的なカラーです。金色に比べればアピール力が弱いですが、本命ターゲットではなくエサ取りが多いときなどに使用されることがあります。
チヌ針の選び方/サイズ
チヌの一般的なサイズは約30~40センチ前後となります。このサイズ釣り上げるためにも2~3号のものは必ず用意しておきましょう。
号数の選び方
号数の種類は、1~5号まであります。チヌ針の基本的なサイズは、2号、3号になります。よく言われることで釣れるサイズによって決める人がいますが、魚が小さいから小さいものを使うのではなく、食い渋っていたり食いが悪いときなどに小さいサイズのものを使うことでチヌが感じる違和感をなくすと言うイメージで考えた方がベストでしょう。基本的なサイズは、2号、3号にしていれば十分使うことができます。