ハゼクランクの基本動作から釣れない時の対処まで!|ハゼクランクおすすめ15選!

釣りにはいろんな種類がありますが、皆さんはどのような釣りを楽しんでいますか?道具も様々でロッドやリール、ルアー等揃えるのも楽しんでいることでしょう。それでもまた新しく楽しめる釣りが出てきています。この記事では、そのうちの1つであるハゼクランクについてまとめました。

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ハゼクランクって何? 

ハゼクランクとは何だろうと思われる方も多いのではないでしょうか。ハゼクランクはここ最近生まれた新しい釣りです。そんなハゼクランについてこれからご紹介していきます。この機会にハゼクランクのことを知って挑戦してみて下さい。

ハゼクランクとは

汽水域などに広く生息するマハゼを、小型のクランクベイトで狙う釣り方のことをハゼクランクといいます。 餌釣りよりもよりゲーム性が高いハゼクランクは、ルアーフィッシングの中でも手軽にできて初心者にもおすすめの釣りです。

クランクベイトが使われる理由

クランクベイトは大きなリップと高い浮力を持っているのが特徴です。そのため根掛かりしにくく、岩や木など底に沈んでいる障害物をかわしながら泳がせることができます。このような特徴から浅いポイントでも使いやすく、根掛かりを回避しながらハゼにアピールしてくれますのでクランクベイトがよく使われる理由となっています。

ハゼの生態

ハゼは、春から初夏にかけて生まれたものが徐々に成長して、夏休みのはじめには10cm前後になります。7月ごろはまだ「デキハゼ」と呼ばれる小型が多いのですが、8月もお盆を過ぎると20cm近くになります。また、ハゼは砂地が大好きで、海底におなかをつけて生活します。

腹ビレは吸盤のようになっており、時には護岸の壁にぴったり張りついていることもあります。頭部をよく見ると、身体のわりに口が大きいことが分かります。この口でエサをひと呑みにするので、大型のほうがハリに掛かりやすい傾向があります。

ハゼが釣れる時期

ハゼ釣りは夏から秋にかけてがベストシーズンだといわれています。夏場に盛んにエサをとって成長したマハゼは、秋口になると20cm程度まで成長します。水温が下がるとともに、ハゼは冬にむけて餌を盛んにとるため、さらに活性が高くなります。その為9月〜10月がサイズと数が両立できる釣りが楽しめる時期となります。

ハゼが居る場所

ハゼは基本、汽水域を好み生息しますので、潟周辺や河口域などに多く居ます。その他に河川が近い場所にある港の岸壁や堤防でもよくみられます。種類によって場所が違いますので表にしてみました。

サンゴ礁 ハタタテハゼ、ネジリンボウなど
岩礁海岸 タイドプール、ドロメ、アゴハゼ、チャガラ、キヌバリなど
内湾の砂泥底 マハゼ、ウロハゼ、ヒメハゼ、イトヒキハゼなど
干潟 トビハゼ、ムツゴロウ、ワラスボ、ハゼクチなど
汽水域 ゴマハゼ、シマハゼ、ミミズハゼ、アベハゼ、バンブルビーゴビー、ツムギハゼなど
淡水域 ドンコなど
海と川を回遊 チチブ、ヨシノボリ、シロウオ、ウキゴリ、ボウズハゼ、カワアナゴなど

ハゼに見えない魚

ここでちょっと変わった魚、ワラスボについてご紹介します。ワラスボはハゼ科の魚でありながら、ハゼに見えないような外見をしていて「エイリアンのような魚」と比喩されています。その気になるワラスボの生態と食べ方についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

ハゼクランクで釣れやすい場所と時間帯

釣れやすい時期が分かってくると、今度は釣れやすい場所と釣れやすい時間帯が分かるとより楽しめますよね。そのためにも前もって調べておくことも大事です。一緒にチェックしてみましょう。

水の中に変化がある場所

ハゼは駆け上がりと言って、水深が浅くなったり深くなったり、変化のある場所を好む傾向があります。これを見つけ出す為には、仕掛けを投げて着底するまでの時間が変化している場所を見つけ出したり、沖に投げた仕掛けを引っ張ってきたりして、その引き抵抗が変わる場所などを発見することです。

多くの場合は岸近くが浅く、流れの当たる川の中心付近は水の流れる力により掘れやすくなっており深くなっています。水深の変化を水の色で目視できる場合もあります。浅い場所は水の色が薄く、深ければ濃くなってくるという具合です。

障害物がある場所

大きなハゼが潜みやすいのは、柔らかい底質の中に所々石や岩が沈んでいるような場所です。特に大きな岩などがあるところは、根掛かりに繋がることが多いのですが、なにか硬い障害物がある周辺は良型ハゼの集まりやすい場所になっています。

釣れやすい時間帯

一般的に魚が釣れやすい時間帯は、朝マズメと夕マズメだと言われいます。朝マズメには水中の植物プランクトンが光合成の為に浮上し、それと同時にそのプランクトンを餌とする小魚も捕食活動を始め、さらにその小魚を餌とする大型魚も捕食活動を始めるため釣れやすくなっています。。

また夕マズメには夜行性の動物プランクトンが活動をはじめることから、水中では朝と同様の変化が起こるため、朝マズメ同様釣れやすくなっています。

ハゼクランクの種類と特徴

最近流行りだしたハゼクランクですが、釣り方や場所に合わせて種類もふえてきました。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ハゼクランクの特徴

ハゼの生息するボトムまで急潜行して、根掛かりを大きく軽減できるロングリップ仕様としたうえで、根掛かりを回避できる浮力は残しつつも絶妙なスローフローティングな設計になっています。早く沈んでゆっくり浮き上がることで、バイトチャンスを増大させることが出来ます。

ハゼクランクスリムタイプの特徴

ゆっくりとした大きなアクションが特徴になっており、ファットタイプとローテーションしながら使っていくと効果的となっています。水が澄んでいるときや潮が止まっているような時におすすめです。

ハゼクランクスモールサイズの特徴

ハゼの反応を変えたりするためサイズダウンしたものです。ハゼのサイズが小さなときや喰いが悪いという場合に使われます。使い方はハゼクランクと同じで、ボトムを叩く感じで使っていただければ大丈夫です。

ハゼクランクの基本の釣り方

釣り方をいろいろ知っておくと普段なかなか釣れない人でも、入れ食いのように沢山釣れ出したりしてハゼクランクもより楽しくなってきます。基本の釣り方を3つご紹介していきますので、いろいろと試してみて下さい。

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