ロウニンアジは温暖なインド洋から太平洋の海域に広く生息し、サンゴ礁や岩礁などを好みます。日本では沖縄、奄美、小笠原諸島などの冬でも暖かい海域に生息しています。時には黒潮に乗って関東沿岸まで回遊してくることもありますが、冬の寒さに耐えれず死滅します。ただ稀に工場などの温排水が流れ込む水域で越冬することも確認されています。
ロウニンアジ(GT)の大きさ重さはどのくらい?
ロウニンアジは若魚は4~5キロぐらいのものが多いですが、これが成魚になり成長していくと全長180センチ、重さ80キロ以上になるものもいます。一般的なサイズは30キロ前後で、50キロオーバーは釣り人の誰もが夢に見るサイズです。
ロウニンアジ(GT)鳥を食べる魚の謎
学術研究が進んでいないため謎が多いロウニンアジ。繁殖行動や産卵場所のほかにも、体色が白っぽいものから黒色のものまで個体差が大きい理由や、なぜ鳥を襲うのか?などさまざまあります。今後研究が進み謎が解明される日が来るのか楽しみですね。
ロウニンアジ(GT)釣りに挑戦
その圧倒的なパワーと威風堂々とした風格、そして南国の海というロケーション。経験したことがない想像を絶する引きを一度体験すると、忘れることはできません。魚と人、お互いが体力の続くまでファイトする。お金がかかるチャーター船だけではなく、ロウニンアジは陸からでも狙えるのも魅力のひとつです。
日本でのロウニンアジ釣りベストシーズンは?
ロウニンアジは場所により年間を通して釣ることができますが、暖かい水温を好むため4~10月がベストのシーズンです。ですが、温暖化による近年の海水温の上昇や気象、海流の変化などの影響が考えられますので、情報の確認が必要です。
ロウニンアジ(GT)をチャーター船で狙う釣り方とコツ
ロウニンアジ釣りは船をチャーターして狙うのが一般的です。専門のチャーター船は船長をはじめ乗組員全員が経験豊富でしっかりバックアップしてくれます。そのため初心者でも安心してロウニンアジ釣りを楽しむことができるのです。