実は美味しいサメガレイ!その生態や特徴、絶品の食べ方をご紹介します!

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全長40センチから50センチぐらいの大きさがおいしいサメガレイです。切り身で売られていない場合はエラの近くの腹部を触り、しっかりと張りのあるサメガレイが新鮮なものです。触れたくない場合はエラの中を見せてもらう方法があります。エラの中の色が赤色をしていれば新鮮なものです。エラの中が茶色くなっているものは時間がたち鮮度が落ちています。

脂ののった身が魅力

見た目からは想像できませんが、サメガレイは絶品の脂ののった身が魅力です。毒性もなく、身は脂で白っぽく、身にクセや臭いはありません。火を通せば透明感が出てきます。エンガワはとろっとした食感なので脂が好きな方にはぴったりの身です。

サメガレイのおいしい食べ方①

絶品なおいしさ刺身

サメガレイのおいしい食べ方で刺身は外すことができません。絶品なサメガレイの身は新鮮なお刺身で味わいたい食べ方です。お刺身は新鮮なうちにしか食べられない贅沢な味わい方なのでサメガレイを堪能したいときはぜひそのままで一口食べたいです。

サメガレイのお寿司

普段からお寿司の中でカレイのエンガワを注文し食べる方は、サメガレイもお寿司でも楽しめます。いつもとは違うエンガワの味の違いを、違う種類のカレイとサメガレイを食べ比べるのもいいと思います。

サメガレイのおいしい食べ方②

サメガレイの焼き魚

こんがりと香ばしく焼いたサメガレイの焼き魚の味付けは塩だけを身に振り掛けて塩焼きにして焼くだけ十分おいしく食べられます。サメガレイの切り身は焼いても脂っがのっているのでお酒と相性がぴったりです。

辛いものが好きな方へおすすめの食べ方

日本では刺身にお醤油をつけて食べるのが一般的ですが、辛いものが好きな方へおすすめの食べ方があります。酢コチュジャンはいかかでしょうか。お酢にコチュジャンと砂糖を混ぜるだけで普段とは違った味を楽しめます。お刺身が苦手な方におすすめな付けたれです。

サメガレイの簡単レシピ

刺身の応用にカルパッチョ

一気に食卓が華やかになる一皿のカルパッチョは刺身の応用で簡単に作れます。作り方は簡単。刺身を用意します。そしてお好みのドレッシングを準備したら刺身をタッパーに入れてドレッシングをかけて少し冷蔵庫の中で寝かせます。その間に玉ねぎやレタス、ミニトマトなどお好みのサラダの具をお皿に載せます。準備ができたら冷蔵庫からタッパーを取り出しカレイを盛り付けます。盛り付けの上からドレッシングを足してもおいしいです。

レンジで簡単なカレイの煮つけ

カレイの煮つけをレンジ作れます。カレイの切り身に味をなじませるように包丁で切り込みをいれます。耐熱容器に生姜のチューブ大さじ1ぐらいにめんつゆ(薄めないタイプのもの)をコップ1杯に砂糖は大さじ3を混ぜます。カレイを耐熱容器に入れ、調味料はカレイが浸かるぐらいが目安です。そしてレンジのなかにいれ約3分、取り出しカレイを返して再びレンジで2分加熱します。レンジによって違うため確かめながら加熱してください。身に火が通っていれば完成です。

サメガレイは家族みんなで食べられる

おいしさは見た目とは関係無い

スーパーなど市場にはあまり出回っていないサメガレイですが、売っていたら絶対に買いたい絶品の魚です。サメガレイは高級なカレイにくらべると格安で売られていますが、安いからそこそこの味だろうと思わないでください。とっても脂がのっていて、とろけるようなおいしさの絶品魚です。サメガレイは痛むのが早いために提供しているお店が少なく、実は美味しいということを知らない方もまだまだ多いはずです。

家族みんなで食べられる

実はダイエット中でもカロリーをあまり気にすることなくサメガレイは食べられます。白身のカレイは消化が良く、カロリーも控えめだからです。家族のなかにカロリーを気にしている方がいても同じ料理を食べられるのはうれしいですね。そして赤ちゃんがいるご家庭でも、カレイはすりつぶして離乳食によく使われるので一緒のご飯を食べさせてあげられます。和食や洋食などジャンルを問わずいろいろな料理法にあうので家族の好みに合わせておいしく食べられます。

サメガレイの栄養素について

生活習慣予防にも食べたいサメガレイ

ヒラメやカレイはタンパク質を多く含み、脂肪分がすくない魚です。身体を正常にする手伝いをし、肝機能を助けるタウリンが多く含まれています。血圧上昇を抑えてコレステロールを抑え、血糖値を下げる効果があるタウリンが豊富なので、生活習慣病の予防から病気のときの食事にも使われています。ビタミンB1が豊富なので、たまった疲れを癒し、脳の働きを活発にすることで精神的に落ち着きます。

生で食べるには注意も必要

サメガレイは新鮮なうちに生で食べたいものですが、他の魚介類同様、寄生虫のアニサキスが潜んでいることがあります。アニサキスは食中毒の原因寄生虫として知られています。アニサキスは酢でも死滅しないので気を付けてください。

サメガレイについてまとめ

口に入るまで味は分からない

サメガレイは売られている姿がとても不細工なので、見た目だけではお世辞にもおいしそうな外見とは言えません。市場で売られていても、サメガレイは表面がドロドロとした粘液で覆われているため、積極的には手に取られない魚だと思います。でも実は、サメガレイの鱗で光る魚たちと同様、いやそれよりも美味しい魚なのです。

謎の魚だったサメガレイ

ここまでサメガレイの正体を知ったからには、見た目だけが気持ち悪いという理由では素通りはできませんよね。次に売られているサメガレイを見かけたら足を止めてみませんか?価格も手ごろで売られているサメガレイはとても美味で、自信を持ってみなさんにおすすめできる魚なのです。ぜひみなさまもサメガレイに挑戦してみてください!