アイナメにそっくりなクジメって?その生態から釣り方、食べ方をご紹介

クジメの釣り方 ③方法

クジメはエサを使って釣る

アイナメは、唇が厚くて口が大きいのでルアー釣りに適していますが、クジメは口先が細く口も小さいのでルアーが引っかからないのでルアー釣りには適していません。そこで、クジメはイソメ類をエサに防波堤や磯からブラクリ釣りで狙う方法がおすすめです。深さ5メートルもないような浅いところ、藻場になっているところを狙いましょう。

クジメ釣りにおすすめなエサ

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アオイソメは海釣りにおけるエサの1つで青虫と呼ばれることもあります。こういった青虫が苦手な方には、イソメタイプのワーム(疑似餌)がおすすめです。見た目は青虫ですが、生き物と違って動き回らないのでフックの針に通しやすく針に刺しても体液が手に付かないので手が臭くなることもないです。長期保存も可能です。

クジメ釣りにおすすなフック

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クジメは、比較的浅い藻場や堤防付近に潜んでいるのでチョイ投げで釣る方法がおすすめです。堤防やテトラポットの間に仕掛けを落とし、手に竿を持ちクジメがかかるのを待ちます。その際に、大きめのフックはテトラポットに針掛りしてしますのでクジメ釣りには、この「ブラクリ」を使用するのがおすすめです。

クジメの釣り方 ③タックル

タックルの準備

釣る方法、エサ、フックの準備が整ったらタックルの準備をしましょう。チョイ投げ釣りの際、ロッドはシーバスロッドの7~8フィート程のものを使い、スピニングリールは2500番台のもの、ラインはナイロンの2~3号のものがおすすめです。

クジメのさばき方

クジメが釣れたらさばいて調理してみましょう。ここでは、クジメのさばき方をご紹介していきます。

クジメのさばき方 ①クジメのウロコ取り

ウロコは小さくてザラザラしていますので包丁の背を使ってウロコ取りをするとは思いますが、結構根気のいる作業になりますので金ブラシなどでゴシゴシやるのがおすすめです。クジメの皮は結構固めですので力強く行っても大丈夫です。ヒレ周りは残りやすいので丁寧に行いましょう。

クジメのさばき方 ②頭と内蔵をとり下処理

ヒレのところから頭にかけて包丁を入れ頭を落とします。続いてお腹を開き、内蔵を取り出すと血合いがあるのでブラシなどで取り出した後、きれいな水で洗い流します。洗い流したらきれいに拭き取れば下処理完了です。

クジメのさばき方 ③三枚おろし

一夜干しやお刺身、焼き魚にする時などは三枚におろしていきます。背びれに沿って包丁をいれ、お腹から切り目をいれて先に二枚おろしにします。切り目入れたところから同様に包丁をいれて行き、三枚におろしていきます。

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