伊勢海老釣り入門!初心者に知ってほしい生態やおすすめの仕掛けやエサも解説

10月辺りに伊勢海老釣りは漁解禁になります。また伊勢海老の身がしまり、甘味が増してくる旬の時期は11月~1月になっています。サイズよりも釣れる量を狙いたい時は10月、大物狙いの時は12月頃に伊勢海老釣りに訪れましょう。

伊勢海老釣りのねらい目の時間帯は夜

伊勢海老は昼は大人しい夜行性。その為昼間は岩陰などでじっとしており、中々釣り上げる事が出来ません。17時以降で暗くなってくると、獲物の貝やウニを探して動き出します。

その為、夜釣りが基本になってきます。集団行動する魚なので、1匹でも釣れた所には、他にも生息している可能性が高いです。反対に、1匹もいない場所は本当に生息していない場合が多いです。様子を見てスポットを移動しましょ

夜釣りは危険も多い

伊勢海老を釣る時は岩礁やテトラ帯が釣りスポットになりますが、足場が不安定で夜間暗い中だとどこが足場かわかりにくくなるテトラ帯での釣りは大変危険で、重大事故もたびたび起こっています。明るいうちに釣る場所の下見を行った上で、夜釣りの釣り場を決めましょう。強風や悪天候下での伊勢海老釣りは大変危険なので避けましょう。

伊勢海老釣りの抑えるべきポイント

狙う時期や時間帯、伊勢海老の潜んでいるところの見つけ方などが、伊勢海老をゲットする為の大切なポイントになります。確実に抑えておきましょう。

伊勢海老の住処はテトラポッド周辺

夜行性の伊勢海老は、昼間はあまり動かずに岩陰などの隠れられる場所が多いところによく潜んでいます。その為消波ブロックのテトラポッドが並ぶ一帯は、伊勢海老にとってお誂え向きの住処です。また、足場となるブロックも多いので、伊勢海老釣りに始めて挑戦する場所にはぴったりです。

伊勢海老はほとんど移動しない

伊勢海老は広範囲を俊敏に動き回るわけではありません。例外として、天敵に出くわした際などは、大きな尾を利用して後ろに瞬時に飛びのくといった面白い特技を持っています。繁殖期には1列に並んで列を作って動いたりなど、基本的に集団で行動しているので、1匹釣れた場所で粘れば2匹目、3匹目と釣り上げる事は可能です。

伊勢海老はウツボがいる場所に生息する

伊勢海老とウツボ。一見何の関連性もないように思えますが、彼らは生きていく上で共生関係になっているんです。伊勢海老の天敵タコは、ウツボにとっては捕食対象に当たります。

その為、伊勢海老はウツボと一緒にいると天敵を排除してもらえ、ウツボは伊勢海老に釣られたタコを捕食することが出来るので共に行動していることがあります。つまり、「ウツボ居る所に伊勢海老の影有り」と言えます。

伊勢海老の友達ウツボとはどんな魚なのか

伊勢海老と共生関係にあるウツボについて、こちらの記事で詳しく解説しています。是非こちらの記事も参考にしてみて下さい。

伊勢海老釣りの餌

対象が喰いつきやすいエサやルアーを付けられているかは釣りの成果に直結してきます。伊勢海老の喰いつきやすいエサをきちんと把握しておきましょう。

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