鮎釣りについて知ろう!仕掛けや道具の選び方をご紹介!

鮎釣り(友釣り)は、おとりエサとして生きた鮎(養殖)を使用します。この釣りは、野鮎が縄張りを持ち守るという習性を利用して縄張りに侵入してきたオトリを追い払おうと体当たりをしてきたタイミングでアワセを入れ引っ掛けて釣る釣法です。オトリの善し悪しが釣果に大きく影響しますので、その選び方は大切です。

釣りのおとりエサの選び方

まず、泳いでいるオトリを上から見て体の色が黒っぽい魚に目をつけ、特に鼻先部分を見て傷ついてないものを選びます。長い期間、水槽で飼われている魚は、その壁に鼻を打って傷つき白く変色していたり、血で赤く滲んでいたりしています。このようなものは長く売れ残っていたり痩せていて元気がなかったりしているので注意しましょう。

鮎釣りにはおとり缶があると便利!

オトリを購入したらおとり缶に入れて釣り場に持って行くと便利です。ただオトリの数や運搬する時間によりオトリ缶に入れる水量は変える必要があります。養殖もの2尾ぐらいだったら水は少なめで、20Lオトリ缶なら1/3程度の水を入れると良いです。1時間以上かかる釣り場に行く場合は水を満タンにして、エア-ポンプを使用し魚が酸欠状態にならないようにしましょう。

鮎の釣り方をご紹介

「鮎を釣るなら石を釣れ」の言葉のとおり、鮎は石やその周りを縄張りにする習性を持っています。河川の石の前後や両側、その周辺におとりが自然体で泳いでいくよう誘導していき、目印を真正面に見てアタリを待ちます。

下の動画を参考にして釣り方の基本的なことを理解しましょう。

鮎の釣り方

おとり鮎の動きを見ると、竿で引っぱられている方向とは逆方向に泳ごうとします。流水をうまく利用して、水中糸自体にかかる抵抗によりオトリを泳がせながら操作します。上流の方向に泳がせたければ、水中糸をたるませます。水の流れの抵抗が大きくなるように竿操作すれば、上流に行きます。このような竿操作で泳ぎ方が変わっていきます。

鮎の釣り方のコツ

鮎釣りのコツとしてまず大切なことは、オトリは長く使っていると当然弱るので、釣れない時で10~15分毎を目安にしてオトリを変えて、その体力回復を図りましょう。さらにコツとして押さえておきたいことは、おとりに使う鮎のセッテイングです。初心者が最も苦労するところです。手を水でよく冷やしてからオトリを握ってください。

その方法は、まず親指と人差し指で鮎の目を隠すように握ります。少しだけ力を入れるのは小指だけにして、何よりも優しく握ることが大切です。前方には親指と人差し指、後方には小指があるので、前後どちらも行けない状態をつくります。そしてハナカンを素早く通して、掛けバリの位置を確認して、サカバリを皮をすくうように打つようにしましょう。

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