ニトスキって?安くて便利なお手頃スキレットとそのレシピを紹介!

20㎝のスキレット鍋は1人~2人用の調理ができます。フタなしの19㎝スキレットとは高さが違い、フタの高さを入れると7.5㎝となるので、中に金網を入れればパエリアのようなシェアをしていただく料理から簡単なスモーク料理まで調理することができます。

ニトスキを使う前に準備をしましょう!

鋳鉄で作られているニトリのスキレットは、焼きムラができにくく冷めにくいという長所がありますが、使用前のお手入れが必要となります。きちんとしたお手入れをせずに使用するとコゲやすくなったり、サビてしまったりします。使用する前にはチョット手間でもお手入れ(シーズニング)をしましょう。

シーズニングとは

「seasoning」とは「乾燥」「慣らすこと」という意味です。使用前に鍋を焼いて油をなじませることで鍋に膜を作ってサビ防止となり、素材のよさを引き出してくれる最強の鍋となります。このひと手間をするかしないかで大きく変わりますのでひと手間でもぜひやってほしい必要な作業です。

使う前のシーズニング方法

シーズニング手順①

スキレットを洗います。スキレットに付着した防腐剤を洗剤で落とします。スポンジに洗剤をつけてしっかりと洗うか、スキレットに水を入れて沸騰させ、油が浮いてきたら水を捨てるという工程を繰り返すかをします。洗った後あと、自然乾燥させたり、放置するのではなく、しっかりと水分をふき取りましょう。

シーズニング手順②

スキレットを火にかけて水分を飛ばします。コンロで焼かれたスキレットから煙が立ってきたら煙が出なくなるまでそのまま火にかけましょう。ただし、コンロによっては「高温防止」センサーが作動してします場合があるので、「高温防止」センサーを解除するか、そばについているかしましょう。

シーズニング手順③

次に焼き切ったスキレットに油を塗ります。煙が出なくなるまで焼き切ったら火を止め、中から柄の部分、フチや裏といったスキレット全体に油を馴染ませて、鍋全体にコーティングをします。この時、鍋つかみや、菜箸などを使って塗るとよいでしょう。

シーズニング手順④

スキレットを再度焼きます。スキレット全体に油を塗ったら、再度火にかけ弱火で焼く5分ほど加熱します。この時も、スキレットから煙が出てきますので、煙が出なくなるまで加熱します。油を塗る→煙が出なくなるまで焼くの工程を3~5回ほど繰り返します。

シーズニング手順⑤

シーズニング最後の工程です。最後の工程は匂い消しの作業です。スキレットに油をひいてニンジンや玉ねぎなどの香味野菜の切れ端や皮などのクズ野菜を炒めます。しっかりと鍋に馴染むように炒めたら野菜を取り出し、油を塗り込んで冷まします。

ニトスキを使った後はきちんとお手入れをしましょう!

使用前のシーズニングが出来ていればコゲげにくく気になる匂いもないスキレットとなりますが、使い終わったあとのお手入れ次第で、シーズニングをもう一度やることになってしまいます。やり直しにならないためのお手入れ方法を覚えましょう。

NEXT 使った後のお手入れ方法