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ワイルドに味わえる、子供もできる直火キャンプ料理3選
直火で調理する場合は焚き火や焚き火台で調理することになります。火起こしは危ないので大人がやるとして、小枝集めなどはお子さんに手伝ってもらってもいいでしょう。また、「1/fの揺らぎ効果」というリラックス効果もあるので、テントサイトでの焚き火はオススメです。
まるまる玉ねぎロースト
キャンプ料理の代表格といってもいいほど、多くのテントサイトで作られているのがまるまる玉ねぎのローストです。作り方も新聞紙やアルミホイルで包んで、焚き火に放り込むだけです。玉ねぎに限らず、色々な野菜で試してもいいでしょう。
まるまる玉ねぎローストのレシピ
【材料 玉ねぎ※その他の野菜でもOK】このレシピで重要なのは2通りの包み方です。水分の少ないサツマイモや玉ねぎなどの野菜はキッチンペーパー、新聞の順で包んだら水に浸し、アルミホイルで包んで焼きます。一方水分の多い新玉ねぎなどはそのままアルミホイルで二重に包んで焼きます。
子どもと一緒に作れるポイント
アルミホイルや新聞紙で包む工程は工作感覚で楽しめます。また、玉ねぎに限らず、サツマイモやリンゴならおやつになりますし、ジャガイモやキャベツなら、マヨネーズをかけてランチの一品になるので、ぜひ押さえておきたいレシピですね。
スモア
アメリカでキャンプの定番料理といえば「スモア」と答える人が多いでしょう。スモアはマシュマロを炙り、トロッとしたマシュマロをクッキーやコーンに入れたりディップしたりして食べる、子どもからも大人からも人気のキャンプ料理です。
スモアのレシピ
【材料 マシュマロ、グラハムクラッカー、チョコやジャム、フルーツなどのトッピング】スモアはマシュマロを竹串などにさして、焚き火で炙り、トロッとしてところで、グラハムクッキーにチョコなどど一緒に挟んで完成です。またはスキレットでディップしても美味しいです。
子どもと一緒に作れるポイント
長めの竹串や針金にマシュマロを刺せば焚き火にそこまで近づかずにスモアを作ることができます。お子さんと一緒にトッピングを選べば、スモアができた時の感動はMAXになること間違いなしです。寒い秋頃のキャン方などでは甘い甘いスモアの優しい味は体を温めてくれるでしょう。
焼きイモ
日本のソウルフードとも言われる焼き芋。紫のサツマイモを割った時の美味しそうな香りの湯気やサフランクリームのような黄色い中身は、思わずニヤケずにはいられません。焼き芋をテントサイトでお子さんと一緒に作ればキャンプのおいしく楽しい記憶になるでしょう。
焼きイモのレシピ
【材料 サツマイモ】サツマイモは「ホクホクタイプ」か「ねっとりタイプ」があり、前者は紅あずま、後者は安納芋が有名です。ここは好みで別れるので、どうせなら2種類揃えて食べ比べるのも面白いです。
子どもと一緒に作れるポイント
お子さんと一緒にやる場合は、芋をホイルで包むところや焚き火を起こすことろから手伝ってもらうといいでしょう。なお、ホイルで包む際は焚き火なら一重で大丈夫ですが、バーナーや火力が強い状態の焚き火の場合はアルミホイルを二重に包むことをオススメします。焚き火や焚き火台についての詳しい記事は以下になります。
夏に子供がよろこぶ、エンタメキャンプ料理2選
夏場はキャンプがしやすい気候で、お子さんも夏休みなので、お子さんと一緒にキャンプに行った際に「何をしようか」という話になると思います。この章ではお子さんと一緒に作れて、いい思い出になったりテンションの上がる料理をご紹介します。
流しそうめん
夏のキャンプ場では時折流しそうめんをやっているファミリーキャンパーを見かけます。コースを自分たちで作ってちゃんと流れてくるかのドキドキ感、流れてきた時に取れるかどうかのドキドキ感。ドキドキしっぱなしでテンションも上がるのが流しそうめんです。
流しそうめんのレシピ
【材料 食材:そうめん、麺つゆ】流しそうめんのコースは竹を半分に割って作ってもいいですが、竹の調達や加工の時間を考えて雨どいで代用するのもありです。直線コースだけでもいいですし、カーブをつけても面白いです。
子どもと一緒に作れるポイント
コースを作る時のお手伝いをお子さんにはしてもらいましょう。どんなコースにするのか、試してに流してみてどうか、せっかくの夏休みですから自由研究として作ってみるのもありですね。
缶蹴りで作るアイスクリーム
キャンプはとにかくいろいろやることが多いので、キャンプ料理の重要なポイントは「時短」「ながら料理」「お手軽」です。一方、アイスクリームは冷やしながら撹拌させ、かき混ぜなければならないので「つきっきり」「手間がかかる」「時間がかかる」料理です。ところが、アイスクリームが遊んでいるうちにできるとしたらいかがでしょうか。
アイスクリームのレシピ:【クリーム編】
【材料 生クリーム、牛乳、バニラエッセンス、砂糖】アイスの元になるクリームは以上の材料を混ぜ合わせます。その際、生クリームと牛乳を足して小さい缶の8分目ほどの量になるように調整します。なお、砂糖は少しにしておきましょう。また、食紅などを入れると色あざやかなアイスクリームが出来上がります。
アイスクリームのレシピ:【缶編】
【材料 大きめの缶、小さめの缶、氷、塩、ガムテープ、タオル】次は缶の方を仕込んでいきます。小さい缶の中に混ぜ合わせたクリームを入れ、しっかり蓋をしてガムテープで固定します。そして小さい缶を氷と塩を入れた大きな缶の中に入れ、蓋を閉めてガムテープで固定。そして大きな缶の周りをタオルで巻いて完成です。
子どもと一緒に作れるポイント
あとは出来上がった缶蹴りアイスクリームセットをお子さんに蹴ってもらって遊んでもらうだけです。ただし、一つ注意点として大事なのが、遊びすぎると出来上がったアイスが溶けてしまうところです。
キャンプ料理に必要な作業を子供と一緒にやってみよう!
キャンプは普段の日常とは違う特別な日です。そういう日は普段とは違い、お子さんにも役割分担してあげましょう。そうすることで責任感が生まれたり、枝の残量を見て自分で拾いに行ってくれたり、ちょっと大人になるきっかけがキャンプで見つかるかもしれません。
火おこしに使う木の枝集め
焚き火での火起こしは火傷をする危険がありますが、その燃料になる小枝集めはお子さんでもできますし、役割分担してあげることで、積極的にキャンプに参加しやすくなるので、お子さんが一歩大人になる瞬間が見れるかもしれません。
ナイフで削ってつくるマイおはし
キャンプ料理を通して、子どもが一歩大人になる
キャンプ料理は子どもも参加できるキャンプでの仕事です。楽しく一緒に料理をしたり、必要なものを集めたり、大人と一緒に作業することで、ちょっぴり大人になるところを見れるかもしれません。キャンプ料理が子どもの成長のワンシーンになることは十分にありうることなのです。