男性もそうですが、特に女性や子供の中には生餌への抵抗がある方も多いかと思います。形はイソメそのものですが動きもないですし体液もでません。少しリアルなおもちゃだと思えば抵抗なく使うことができるでしょう。ただ臭いを付けるエキスが塗られているため触ると手につくことがあるため注意が必要です。
通し刺しがおすすめ
生きたものと同じ感覚で針につけ使用しても問題はありませんが、おすすめは通し刺しです。付け方の項目で解説したように、頭から刺し針の深いところまで体を差し込む付け方です。頭を避ける必要もなく動きがないため容易に付けることができます。
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イソメを使用した釣り
ここまで付け方や狙える魚をご紹介してきましたが、最後に相性のいい釣り方をご紹介していきます。この釣り方ひとつでも狙える魚は変わってくるので覚えておくと役に立つかと思います。
イソメと相性が良い釣り:ウキ釣り仕掛け
普段しない方でも耳にしたことがあるであろう、釣りの中でも有名な方法です。この釣り方の特徴は獲物がかかったときにウキが沈むので一目でわかるという利点があります。万能ロッドと光るウキを用いればシーバスが狙え、小さめの磯竿で棒ウキを用いればアジを狙うことができます。アジを狙うときはエサを小さめにち切り通し刺しにすると良いです。
イソメと相性が良い釣り:胴付き仕掛け
針数本の最下に錘をつけるだけの仕掛けで、特徴としては海底の魚を狙えるというところです。カサゴやメバルを始め他にも数種類の魚がかかります。シーバスロッドやバスロッドの長すぎない竿で、リールはシマノの2000~3000番、針はownerの胴突メバル3本のもの、錘は3~10号がおすすめで、付け方は通し刺しが良いです。
イソメと相性が良い釣り:サビキ仕掛け
胴付き仕掛けとつくりは似ていて、違いは針の数が多いというのと、カゴを付けその中にコマセを入れ水中にまき散らして魚を誘う点です。針には小さな疑似餌のようなものを付け魚に食いつかせるというのが一般的ですが、生餌を使うと食いつきが良くなります。磯竿に2500番スピニングリール、2~3号のナイロン道糸にスキンサビキを竿と同じくらいの長さにカットして付けるのがおすすめです。
イソメで海釣りをしよう
ここまで様々なことをご紹介してきましたが、興味を持っていただけたでしょうか?付け方や保存方法をぜひ参考にしていただけたら幸いです。
見た目が少しグロテスクで抵抗がある人も少なくないと思います。普段ルアー釣りばかりの人でもたまに生餌を使い釣りをしてみると気分転換になるかと思います。エサ釣りにはエサ釣りの奥深さもありますし、この記事を見て少しでも興味を持っていただけたら幸いです。