このスピニングリール 13 バイオマスターSW 4000XGは荒い扱いになることが予想されるヒラスズキ釣りには耐久性・防水性などが多くのポイントが望まれますがその願いを叶えながらも手の届く価格帯で思い切りファイトに使えるグレードがこちらのスピニングリール13バイオマスターSW 4000XGです。
スピニングリール 4000 フリームスLT4000D-CXH
次にご紹介するスピニングリール 4000 フリームスLT4000D-CXHも耐久性、防水性、スムーズな回転と痒い所に手が届くリールながらも一万円から二万円の範囲と手の届く価格帯で実現されているモデルで、両者いずれもかなりのハイクオリティなものにもかかわらずよい価格で提供されています。
Contents
ヒラスズキ釣りのルアーのおすすめ
ヒラスズキ釣りに適したルアーの選び方ですが、ルアーを投げ込むポイントが岩礁地帯で水深の浅いサラシの中なので、そのようなポイントでもしっかりと泳ぎ、ヒラスズキにアピールできるルアーであるかが大切なポイントとなります。
ヒラスズキルアーの選び方
水面に浮かぶタイプのルアーであるフローティングミノーと水の抵抗を受けにくく左右にふらふらと動くタイプのルアーであるシンキングペンシルをメインとしこの2つを状況に合わせて使用します。
フローティングミノーとシンキングペンシルタイプに加えて浅い水中で水しぶきを上げやすくヒラスズキを誘い出すような動きをするトップウォーターやバイブレーションも用意しておくと対応範囲が広がるでしょう。
sasuke 120剛力ブルピン GR120-105
こちらのsasuke 120剛力ブルピン GR120-105はフローティングタイプのルアーで強風にもものともしない安定した姿勢を保つ点と飛行距離の長さをかせいでくれる点は荒れたサラシの中を目指して通すことが必要なヒラスズキ釣りにはぴったりな一品です。
コルトスナイパー ロックドリフト チャートキャンディグロー
こちらのコルトスナイパー ロックドリフト チャートキャンディグローもフローティングミノータイプのルアーで、浅瀬の強風の中でも安定した姿勢と飛距離を保つルアーであるため、ヒラスズキにファイトを仕掛ける釣り人たちに人気のタイプになります。
ヒラスズキルアーについてもっと詳しく知りたい方はこちらご覧ください。
ヒラスズキは料理がおいしい
ここまではいかにヒラスズキが逞しくタフな魚であるか、釣り人たちにスリリングなファイトを仕掛けてくるかをお話しましたが、やはり気になるのは格闘の末に釣り上げたヒラスズキが果たしてどんな味なのか、ヒラスズキのもう一つの大きな魅力である食味についてお伝えします。
ヒラスズキの旬は秋から冬
一般的なスズキで知られているマルスズキの旬は夏とされていますが、一方、ヒラスズキの旬は産卵期を控えた晩秋から冬にかけての12月から2月ごろが脂ものってきておいしいと知られています。
ヒラスズキは上品な味
激しい荒波の中で泳いでいるヒラスズキは身が筋肉質でしっかりしていて歯ごたえはもちろんのこと、白身にもかかわらず脂もたっぷりとのっています。逞しく荒々しいヒラスズキの姿からは想像できないほどに繊細で上品な味はイサキやマダイに近い味わいと表現されています。
ヒラスズキは食べやすい
マルスズキと同じ白身をしたヒラスズキですが血合いが少ない分、生臭さがなく味はヒラスズキの方が格段に上です。また汽水域を泳ぐマルスズキと違い海洋を泳ぐヒラスズキは川魚にような臭みもありません。
ヒラスズキ料理のレシピ|塩焼き
魚といえば刺身か塩焼きでしょう。塩焼きと聞くとただ塩を振って焼くだけだと思いがちですがそうではないんです。少しの手間でとってもおいしい塩焼きができます。簡単そうで意外と奥が深い塩焼きの方法をご紹介します。
ヒラスズキの塩焼きの特徴
スズキのような川魚っぽい臭みや生臭さはは全くなく、ふっくらと焼き上がり身離れがよく、食感ホクホクして実に絶品です。荒波で揉まれた身はほどよく繊維質でしっとりとした舌触りを楽しむことができます。
ヒラスズキの塩焼きのレシピ
塩の振り方は実は奥深く、魚から30cmほどの高いところから、満遍なく少しずつ散らす方法がベストです。他には10%濃度の塩水を作ってその中に魚をひたすしてから焼く「立て塩」と呼ばれる方法もおすすめです。すだちやレモン、柑橘をぎゅっと絞っていただけば素朴な味にきっとやみつきになるはずです。
ヒラスズキ料理のレシピ|アクアパッツァ
ヒラスズキの味わいを余すことなくいただくのにおすすめのレシピがこちらのアクアパッツァです。代表的なイタリア料理でブイヨンなどを使用せず、魚や貝からでるだしを存分に味わえる魚介スープのような料理です。
ヒラスズキのアクアパッツァの特徴
アクアパッツァは上品な白身魚が適した料理であり、ヒラスズキのアクアパッツァの特徴はなんといってもヒラスズキのうまみを余すことなく楽しめる点です。ヒラスズキの身や骨から出る出汁と季節の貝や色とりどりの野菜、ハーブ、白ワインといった他の食材からの旨味が合わさると実にすっきりとしながらも複雑な奥深い美味しい味わいです。
ヒラスズキのアクアパッツァのレシピ
オリーブオイルを熱したところにみじん切りにしたニンニクやパセリ、少量の唐辛子を加えて香りを出したところへ下処理し塩を振ったヒラスズキ(大きな鍋なら丸ごと、入らなければ切り身でも構いません。)をいれて焼き目を付けます。
ヒラスズキに焼き目がついたらヒラスズキがつかる程度の白ワインを加え、煮立ってきたところにアサリなどの貝類、トマト、オリーブやケイパー、スパイスを加えて煮込みます。貝の口が開いてくれば出来上がりです。
ヒラスズキ料理のレシピ |ムニエル
塩焼き、アクアパッツァとご紹介してきましたが、ヒラスズキのような上品な白身魚のよさを生かす料理方法といえば、バターの香りが食欲をそそり、小麦の衣の中にうまみが閉じ込められたムニエルも欠かせません。
ヒラスズキのムニエルの特徴
ムニエルにすることで表面の小麦粉がしっかりと衣の役割を果たしてくれるのでヒラスズキのうまみが逃げ出しません。皮はパリパリ、身はホクホク、さらにはバターの香りがより食欲をそそるおいしい一品になります。
ヒラスズキのムニエルのレシピ
切り身に分けたヒラスズキの表面に軽く塩胡椒をし、薄く薄力粉をまぶします。フライパンにバターを熱しいい香りがしてきたところで皮目を下にしてヒラスズキを焼きます。皮目に焼き目がついたところで表にかえし、フライパンの蓋をして軽く蒸し焼きにしましょう。お好みでレモンやバルサミコ酢と合わせてもおいしいです。
ヒラスズキに会える水族館
新江ノ島水族館(2019年1月現在公式サイトより)、白浜水族館(2018年12月現在公式サイトより)にはヒラスズキが展示されています。いずれも命ある生き物の展示ですので必ず会えるとは限りませんが、事前に水族館にお問い合わせの上お出かけしてみるのも楽しいでしょう。
タフで繊細なヒラスズキに会いに行こう!
いかがでしたか?荒波の中を逞しく泳ぎ回る「荒磯の王者」や「サラシの化け物」のまで呼ばれるヒラスズキの魅力は伝わりましたでしょうか。釣り人たちを魅了してやまないタフな姿とそれに反して繊細で味わい深い白身の味わいをあなたも体験してみてはいかがでしょうか?