北海道で釣れるこまいとは?美味しい食べ方5選!珍味を釣り方から捌き方まで解説!

こまいの釣り方について紹介していきます。港や防波堤など色々なところでこまいは釣れます。また、群れで行動するため大量に釣れる場合もあります。釣れる時間帯は、こませが夜行性ですので、夜になります。ですので、釣りに行く場合は夕まずめ〜夜に行くことをお勧めします。冬に釣る場合はとても寒いので防寒対策をしっかりしましょう。

穴釣りでの釣り方

こまいは穴釣りで釣る方法がメインとなります。ドリルで湖や河川に穴を開け、そこから仕掛けを海中に落としていきます。竿はワカサギ穴釣り用の短い竿で問題ありません。仕掛けは市販されている穴釣り用仕掛けを使えばとても簡単です。餌は主にイソメを使って釣ります。氷が薄い場合は割れる危険もあるため注意しましょう。

港での釣り方

港内ではサビキ釣りで釣る方法もあります。夕方から夜に釣りますので、こまいに目立つように仕掛けは蓄光タイプを選びます。市販で売られているアジ用のサビキ仕掛けを使えば問題ありません。後は、竿で大きくしゃくりながらこまいが釣れるのを待ちます。群れがまわってくれば大漁も期待できます。

防波堤での釣り方

投げ釣りで釣る方法が一般的です。タックルは20号ほどの重りを投げられるものがお勧めです。道糸はPEラインだと凍ってしまう恐れがあるためナイロンが良いです。市販でも投げ釣り用の仕掛けが売ってますので、手軽に釣るのであれば仕掛けをお店で買われることをお勧めします。エサはイソメで、ハリスに夜行パイプなどをつけると効果的です。

こまいの漁法

こまいを捕まえるための漁法は大きく3種類あります。釣りなどではなく網を張って一度に大量のこまいを捕まえます。獲れたこまいは干物や魚肉の練り製品の材料となり、比較的小さいこまいが干物の材料にされます。ここでは、こまいの漁法はどのように行われているか詳しく紹介していきます。

氷下待網漁

湖の上などに張った氷の一部に穴を開けて網を仕掛ける漁法です。チェーンソーで氷に穴を開け網を仕掛けます。翌日網を巻き上げていきます。大変な作業なので、2人以上で量を行います。近年、地球温暖化の影響で氷が張るのが遅くなっており、氷下待網漁のできる回数が減ってきています。それに伴い、こまいの漁獲量も減っているのも事実です。

底建網漁

魚の回遊するルートに網を仕掛けて魚を獲る漁法です。氷下待網漁とは違い、氷の張っていない海で船に乗り行います。底建網漁は垣網で魚を誘導し、網で作られたタマリという部分に魚を集めて獲ります。この漁法ではこまいだけでなくホッケやニシン、カレイなども一緒に獲れる場合もあります。

底引き網漁

袋状の網を水中に入れ、船で引っ張りながら魚を獲っていきます。2本の引網がついた網を海底まで落とし、船を移動させながら網を引っ張ります。この漁法では底建網漁と同じくこまいだけでなく、海底付近にいる魚はなんでも獲ることができます。魚が網にかかってくると非常に重くなるため、底引き網漁にはそれなりの大きさの船が必要になります。

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