ゼロから始めるテンカラ釣り入門!道具から釣り方まで初心者必見

テンカラ釣りは道具が少なくて済むとはいえ、網や魚籠など持って歩かねばならないものも少なくありません。また向かう渓流が険しい山奥の場合には木々にひっかかるようなザックは選ばず、シンプルな見た目のものを選ぶとよいでしょう。

ダイワのシステマ渓流 20F

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ダイワの渓流に特化した、魚籠とロッドケースを組み合わせた分離型のリュックです。ロッドケースの長さは54㎝でデイパックの表面には25㎝の玉網が入れられるようになっています。

雨具

山は天候が変わりやすいのでコンパクトに畳めるレインウェアを持って行くとよいでしょう。また、ウェーダーを着用している場合ショート丈のレインウェアもあるので服装に合わせて選んでいきましょう。

阪神素地の透湿ショートレインジャケット FX-726

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阪神素地のショートレインジャケットです。防水透湿性のがある素材を使用し、フロント胸部には止水ファスナーを使用し雨の侵入を防ぎます。

テンカラ釣りに持っていくべきものは?  

テンカラ釣りに必要な道具をいくつか紹介していきます。

予備の「毛鉤」「ハリス」「ライン」

慣れる前はキャストに失敗して木々に絡まったり根がかりしてしまうことがあります。予備の道具を持って行くようにしましょう。テンカラ用の仕掛け巻きを2~3個持って行くのもよいでしょう。

ラインカッター

テンカラ釣り用のラインは太めなのでカットする道具を持って行きましょう。釣り用のラインカッターだけでなくステンレス爪切りでも十分です。

デュエルのラインカッター

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デュエルのラインカッターです。錆びにくいステンレス製です。

ランディングネット

仕掛けとして毛鉤はシンプルなので外れることも多いです。ランディングネットでしっかり魚をキャッチしましょう。

GRAINのランディングネット

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GRAINのランディングネットのSサイズです。使いやすいカーブタイプで、30㎝ほどの渓流魚が対象となっています。

フロータント

フロータントとは浮力材のことで、水面直下に流したい毛鉤が水を含んで沈み切ってしまう時やフライフィッシングのように毛鉤を使いたいときなどに使用します。

ティムコのシマザキ ドライシェイクスプレー 50cc

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ティムコのフロータントです。スプレータイプなので非常に使いやすいです。

テンカラ釣りのシーズンは? 

地域によって違いはありますが、季節によって魚の動きが変わってくるので対応を変えていくとよいでしょう。

桜の時期

渓流釣りが解禁されて暖かくなる時期ですが、山に降り積もった雪が溶けだして川が濁る時期でもあるので標高の高い場所では魚は取りづらくなります。標高の引くい小さな渓流など、雪解け水の影響を受けないエリアを探しましょう。

梅雨の時期

雪解けの時期をすぎるとテンカラ釣りの盛りになります。梅雨の時期は雨音に釣り人の動く音がかき消され、晴れた日よりも釣れやすくなったりします。ですが、増水によって川が渡れなくなったり落雷の恐れがあるので十分に気を付けて釣りをおこないましょう。

盛夏の時期

気温が上昇する真夏では冷水環境を好む渓流の魚の活性は著しく低下するので、朝早い時間帯など涼しい時間帯や源流域と標高の高いエリアがよいでしょう。

秋の時期

渓流釣りの終盤の時期です。産卵間近の魚は活性が上がっているので、その年の締めとして最後のチャンスに挑みましょう。

禁漁期間に注意

渓流魚の産卵期間は禁漁となっています。地域によってことなるので渓流釣り解禁速報をきちんと把握してテンカラ釣りを楽しみましょう。

シンプルだけど奥深い、テンカラ釣りを始めよう!

必要な道具はとてもシンプルなテンカラ釣り。ですが実際は最新の技術を用いず、釣り人のテクニック一つを武器にしておこなう奥深い釣行となっています。はじめの一歩はとても簡単ですが、さらにその先にテンカラ釣りの真髄が隠れている。そんなところがテンカラ釣りにはまる人が増える理由なのでしょう。

海釣りをするけれど渓流釣りはあまりしたことがない方には、渓流ルアー釣りで山の雰囲気を確かめてから行うのもよいですね。渓流におすすめのルアーについての記事があるので、そちらもご覧になってください。

イワナの特徴や生態に関する記事はこちら

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渓流ルアーについての記事はこちら。