テントに限らず使い方は人それぞれですので、その人の使い方によっては気になる点も見えてきたりします。そこで、ここでは現在アメニティードームSの購入を検討している方のために、実際にアメニティードームSを購入されて使用しているキャンパーの口コミから、このテントの良いところと少し気になるところをご紹介していきたいと思います。
良い評価
キャンプツーリングなので、できる限り小さいテントが良いが、前室の使い勝手、テントの広さを追及した結果、この商品を選択。高さはないが、機能は充実していて、とても気に入りました。値段もそこそこで、買って損はしない良い商品です。(引用:Amazon)
全体的には良い評価が多く見受けられました。アメニティードームSを使用しているキャンパーは、ほどよい大きさと使い勝手の良さに加えコストパフォーマンスの高さに満足している方が多いです。
人気のテントのため先にご紹介したように多くのキャンパーがYoutubeなどで設営方法について動画を投稿しています。取扱説明書を見なくてもこれら動画で確認できるのも、初心者でも安心して購入できる理由の1つではないでしょうか。
気になる評価
ファミリーテントとしては申し分ないのですが、テントポールが折れやすいので強風時の使用は注意です。特に前室のポールは1本で支えている為、風向きが安定していない状況下等で横風に弱く、使用年数(経年劣化)に比例して本当に折れやすくなります。一時期の生産品は無償で交換していたので、実際に問題があったのでしょう。自分は交換したポールもすぐ折れました。(引用:Amazon)
一方で気になる点としては、強風下での使用時において前室のポールが破損しやすい、といった意見がいくつか見受けられます。キャンパーによって使用される環境は異なりますので、強い風が吹くハードな状況下で使用する機会がある方はこの点も参考にしてテントの剪定をする必要があります。
アメニティドームSのおすすめアイテム
スノーピークのこの高機能で小型のテントは、本体セットだけでも十分にキャンプで使えるテントですが、別売りのオプションアイテムと合わせて使用することでキャンプ場での使い勝手と快適性がさらにアップします。ここではそんなオススメのアイテムをいくつかご紹介します。
マットシートセット
アメニティードームSはボトム生地にも非常に耐水性の高いものを使用していますので、そのまま設営し使用することも可能です。しかし、アメニティードームSをより長持ちさせつつテント内での快適な居住空間を作ろうと思うと、インナーマットとグランドシートは必需品といえます。
グランドシートを敷くことによりテントボトム面の保護と耐水性のアップになりますし、インナーマットにより保温性とクッション性がアップします。アメニティードームSを購入を検討されている方には、是非インナーマットとグランドシートの使用をおすすめします。
アップライトポールセット
アメニティードームSの前室ドアパネルを跳ね上げて小さなひさしをつくるためのポールセットです。ポールとロープそれにペグもセットになっており、簡易タープとして小さなリビング空間を作り出してくれます。
もしタープがない場合でも、前室部分にひさしがあるだけで多少の雨や直射日光を防いでくれますので、椅子に腰掛けてゆっくりとくつろぐことが可能です。価格も安く購入しやすいため、アメニティードームSと同時に揃えておきたいおすすめアイテムです。
タープ
タープがあるだけでキャンプ場での快適性は格段に上がります。タープの下に小さなテーブルと椅子をセットすれば野外でのリビングスペースの出来上がりです。スノーピークのタープには雨水を弾く撥水加工はもちろん、直射日光を遮るシールド加工が施されています。
スノーピークの測定結果ではノーマルに対してシールド加工されたタープの方がタープ下での温度が2〜4度低くなっています。日差しの強い夏場のキャンプなどでは、リビングスペースの快適性が大きく変わってくるといえます。もし予算に余裕があり車の収納スペースにも問題なければ、スノーピークのタープを持っていくことをおすすめします。
シェルター
テントと同じような構造ですが、出入り口はもちろんメッシュパネルもそなえており通気性にも優れるため快適なリビング空間を作り出してくれるアイテムです。タープのような開放感はありませんが、日差しや風それに虫の侵入も防ぎながらくつろげるリビングを作れるのが特徴です。
また、テントとドッキングすれば就寝空間とつながったリビング空間という快適な居住エリアを作ることが可能です。もちろんスノーピークのシェルターならアメニティードームSと同様、簡単に設営できるのは言うまでもありません。
シュラフ(寝袋)
キャンプ場のロケーションによっては夏場でも夜間のテント内は冷え込むことがあります。やはり夏のキャンプでもシュラフは必需品といえます。ご紹介しているのはスノーピークのSSシングルというエントリーモデルですが、シュラフ内にスマートフォンなどを収納できるポケットがあるなどとても便利なアイテムです。
もちろん収納ケースもついておりたたんで収納ケースにいれればクッションとしても使用できます。使用の下限温度は5度となっていますので秋冬のキャンプには厳しいですが、春夏の気候のいいシーズンに気軽にキャンプを始めたい方にはオススメのシュラフです。
焚き火台
テントサイトでの焚き火はワイルドですし、キャンプに来ているという感じがあって出来ればキャンプ場でやってみたいことの1つです。しかしながらテントサイトでの直火を禁止しているキャンプ場が増えてきているのも残念ながら事実です。こんなときにおすすめなのがスノーピークの焚き火台です。
これを使えばキャンプサイトでの焚き火を楽しめますし、焚き火を囲んで温かいコーヒーなどを飲みながら仲間と語らっていると夜が更けるのも忘れることでしょう。ご紹介してきたアイテムを含めスノーピークの商品の購入をお考えでしたら以下の記事も参考にしてみてください。
スノーピークの商品をお得に買うための情報はこちら
アメニティードームSのお手入れ
設営が簡単でキャンプシーズンには海や山へと大活躍をしてくれるアメニティードームSですが、この高機能で小型のテントに限らず、キャンプが終わったあとのお手入れを怠るとテントの寿命を短くしてしてしまい長く愛用することができなくなってしまいます。ここではキャンプが終わった後のお手入れ方法についてご紹介します。
キャンプ場でのお手入れ
キャンプが終わり帰宅する前にテントの撤収時にキャンプ場でやっておきたいお手入れが天日干しです。雨の降った後はもちろん晴れた日のキャンプでも地面と常に接して押さえつけられているボトム面やグランドシートはしっとりと湿っているはずです。
そのまますぐにたたんで収納してしまうとカビがや臭いの元になるので収納前に天日干しをしましょう。ボトムはテントを横倒しにしてボトム面を太陽の方に向けます。グランドシートは木の枝にロープを張ったり車に上に乗せて乾かしてあげてください。出来ればフライシートやタープも同じ方法で乾かしてあげたほうがベターです。
帰宅後のお手入れ
雨の日などのキャンプでフライシートの撥水性が少し悪くなってきたなと思ったら、一度収納袋から出して広げ撥水スプレーを吹き付けてあげてください。また金属のポール類は接合部分にミシン油などを塗ってあげるとよいです。その際には、ポールの中を通っているゴムのロープに付着しないように気をつけます。
アメニティードームSの応急修理
もし、キャンプ場でフライシートなどの生地が破れてしまったら、現地での応急処置として養生テープをはって仮補修するのがおすすめです。コンビニなどでも入手できる養生テープにはポリエチレン繊維がつかわれており、繊維に沿って手でも簡単に切ることができます。
また、ガムテープに比べて接着力が弱いので後で剥がす際に、後が残ったり生地を傷めたりする心配がありません。もちろんあくまでも応急修理なので、帰宅後はすぐにメーカーに修理を依頼するようにしましょう。
アメニティドームSをうまく活用しよう
購入しやすい価格帯でありながらも丈夫で設営がしやすいこの高機能で小型のテントは、ベテランキャンパーはもちろんエントリーモデルとしてこれからキャンプを始めてみようと考えている初心者にもピッタリのテントといえます。ご紹介したタープやシェルターなどオプションアイテムが豊富なのもスノーピーク商品の特徴です。
アメニティードームSとオプションアイテムを組み合わせて、自分にあったキャンプスタイルでアウトドアを楽しんでください。もし、テントやタープだけでなく料理に使えるスノーピークのアイテムなども検討されているのであれば、下記の記事も参考にしてみてください。