ショウサイフグをさばくには免許が必要?美味しい料理5選から釣り方もご紹介

ショウサイフグは鍋の具材としても申しぶんありません。色々な野菜や豆腐と煮ながら食べると絶品です。また、トラフグと比べても比較的安く手に入るため、気軽にフグ鍋を楽しむ事ができます。ショウサイフグの鍋レシピを紹介します。

ショウサイフグの鍋レシピ

ミガキのショウサイフグのヒレを全て取り除きます。三枚におろし、身は三等分に切っておきます。鍋の中に水を入れ、ショウサイフグの中骨と昆布を入れ火にかけながら出汁を取っていきます。出汁が取れたら取出し、フグの切り身とお好みの野菜を入れ煮たら完成です。ショウサイフグの身は程よい弾力があり、フグの旨味も感じられます。

フグの白子の白焼

ショウサイフグの白子に毒はなく安心して食べる事ができます。白子ならではのとても濃い味が魅力的です。白子料理の一つに白子の白焼きがあらます。ショウサイフグの白子が手に入った際には、是非料理してみて下さい。お酒のつまみにもお勧めです。

フグの白子の白焼レシピ

フグの白子は下処理を行います。下処理方法はネットで事前に調べましょう。アルミホイルで縦5cm×横10cm×高さ1.5cmくらいの箱を作ります。三等分した白子の切口を上にして並べます。別のアルミホイルで蓋をして(白子に触れないように)グリルの中火で約7分間焼いていきます。蓋をとりバーナーで焼き目をつけ塩、ネギをかけます。

ショウサイフグをさばくには注意が必要

ショウサイフグをさばく際には注意が必要です。なぜなら卵巣や内臓には毒を持っており、食べないのはもちろん、さばく際に傷つけてしまっては危険なためです。フグ調理師免許を持っていない場合ショウサイフグを自分でさばくのは危険を伴いますことを充分に理解しましょう。

ショウサイフグの毒性

卵巣と肝臓は猛毒、皮と腸は強毒、筋肉は弱毒を持っています。毒はテトロドトキシンといい、青酸カリの約1000倍もの毒性があります。食べてから20分〜3時間程で発症し唇や舌、指の痺れからはじまり手足が動かなくなり頭痛も出てきます。さらに進行すると言語障害もおこり、最終的には呼吸困難などになり呼吸が停止し死に至ります。

ショウサイフグを捌くのには免許が必要

ショウサイフグは他のフグと同様に、捌くには各都道府県が定める免許が必要となります。免許を持っていないで捌くとフグ中毒になる可能性がありとても危険です。釣ったフグなどを自分で捌いて自分で食べる場合は法律違反にはなりませんが、自己責任で食べるようにしましょう。

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