テンカラ釣りを始めよう!特徴からタックル、仕掛けまでをご紹介!

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一方「ストッキングタイプ」は、着脱に多少手間がかかりますが、その分靴としてのフィット感が「ブーツタイプ」よりも優れているのが特徴です。靴としてフィット感が優れているので、長時間プレイしても足が疲れづらいです。ウェーダーは、釣りのスタイルや好みで選ぶかもしくは、両方所有するのもいいと思います。

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フィッシングベスト

フィッシングベストは近年、ファッションアイテムとしても注目されています。テンカラ釣りは非常に動きのある釣り方なので、フィッシングベストを着用する方が間違いなく便利でしょう。ポケットの数や、収納できる容量も大事ですが、自分の好みのデザインで選んでみてはいかがでしょうか。好みのデザインならば着用しているだけでもテンションが上がって、より釣りを楽しめると思います。

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玉網

玉網とは、釣った魚をすくい上げるときに使う丸い網のことをいいます。玉網は準備しなくてもテンカラ釣りを楽しむことができますが、サイズが大きめの魚を取り込むためには必要になってきます。本格的にテンカラ釣りを始めるなら、間違いなく必要になってくるでしょう。

レインコート、マウンテンパーカー

山の中では、天候の移り変わりが非常に激しくなります。雨でずぶ濡れになってしまっては、釣りを継続するのも困難になってきてしまいます。撥水、防水の上着を1枚携帯しておけば、天候が崩れてきても安心です。フィッシングベストに収納しておけば、持ち運びも問題ありません。

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テンカラ釣りのキャスティング

キャスティングとは、狙ったポイントに毛鉤を投入することを指します。テンカラ釣りにおいては、このキャスティングがマスターできれば形になるので、まずはキャスティングの腕を磨いていきましょう。キャスティングにはおおまかに分けて2段階あります。まず竿を振り上げ、竿の先を後方に運びます。これをバックキャストと呼びます。次にその振り上げた竿を前方へ運んで、狙ったポイントへ毛鉤を着水させます。これをフォワードキャストと呼びます。

最初は、毛鉤を遠くに飛ばそうとすると力んでしまいがちなのですが、竿のしなりで飛ばすのがコツです。しなりで飛ばす感覚さえ身につけば、力いっぱい振らずとも飛ぶようになります。キャスティングのコツは他にもいろいろありますが、まずは竿のしなりで飛ばす感覚が身につくまで練習してみるとよいでしょう。

テンカラ釣りの場所の選定

川釣りは大きく分けて、「本流」「渓流」「源流」にわかれます。本流は、中間あたりの水深が深いような大きな川です。源流とは、簡単にいうと山の奥の方です。渓流は本流と源流の間といった感じでしょうか。一般的に、渓流釣りは渓流か、源流の手前くらいでプレイすることが多いかと思います。テンカラ釣りの場所選びは、まずはお住まいの近くでやれそうな場所に行ってみる、でいいと思います。

段々慣れてきて、遠くに遠征に出掛けるようになると、またこれはこれで楽しみが増えていいですね。どんな場所に足を運ぶにしても、多少下調べをして臨むとスムーズにプレイできます。

テンカラ釣りのシーズン

いつの時期に釣るのか。場所選びと並んで大事な選択です。渓流釣りのシーズンは早いところだと2月頃から解禁するみたいですが、これは地域によって違います。だいたい3月頃になれば、多くの渓流が解禁してくる頃ではないでしょうか。基本的には暖かくなってきて、初夏あたりが渓流釣りのメインシーズンになります。地域によって気候や標高も変わるので、多少状況が変わってきます。

テンカラ釣りのルール、マナーについて

テンカラ釣りを楽しむにあたって、ルールやマナーを必ず守りましょう。せっかくの楽しいひとときも、トラブルを起こしてしまえば台無しになってしまいます。気持ちよく釣りをするためにも、最低限のルール、マナーは頭に入れておきましょう。

車の駐車

車の駐車スペースにも配慮が必要です。先行者や、近隣住民の方の邪魔にならない場所に駐車するよう心掛けましょう。駐車スペースを確認するなど、できる範囲で事前に情報を収集しておくとよいと思います。

渓流魚

渓流魚は人の手によって放流された魚が大半です。本州の河川湖沼には内水面漁業協同組合があり、業務の一環として放流事業を行っている場所があるため、漁協が発行する遊魚券と言うものを購入しなければなりません。ほかにも小ぶりの魚はリリースしたり、釣りのできる期間や道具の制限がそれぞれの場所で定められているので、事前に調べて知っておくとよいでしょう。

先行者優先

渓流釣りでは、沢に先に入った人が優先になります。これは暗黙のルールのようなものなので、変なトラブルを回避するためにも気を配って釣りを始めましょう。

釣り上がる

これも渓流釣りの暗黙のルールのようなものです。基本的に下流側から上流側へ釣り上がる、という動きをする必要があります。こちらもトラブルになりかねないので、頭に入れておきましょう。

キャスティング

テンカラ釣りのキャスティングは、自分の後ろと上方向にある程度スペースを確保しなければなりません。最初はどうしても、確保すべきスペースがどのくらいなのかイメージがつきづらいので気をつけましょう。特に周りに人がいないか確認して、安全に気を配ることが重要です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。テンカラの道具や、仕掛けも調べればさまざまな情報が入手できますが、テンカラ釣りは他に比べて、気軽に始めやすい釣りだと思います。やりこんでいけば、その奥深さにのめり込んでしまうでしょう。